球界トピックス

11月17日


 エセネオエセ松井、国外亡命を決意! 受け入れ先の激しい争奪戦必至!
西武からFA宣言し、去就が注目されていたエセネオエセ松井が、この日、都内のホテルで会見を行い、国外亡命を決意したと表明。アジア選手権に出場した事により、アテネ五輪本戦に出場するべく国内残留に心が傾いた事もあった様だが「素直な気持ちで考え、自分に悔いを残したくなかった。亡命して新たな目標にチャレンジしたい」と、亡命を選択した理由を語ったが、水島の呪いから脱却したかった可能性も高いと見られている。名手・川相の必要性を訴えるべく命を懸けて国外亡命した今夜の松井さんの受け入れ先であるヤンキースを初め、メッツ,ドジャース,オリオールズ,レッドソックス,マリナーズ等、数球団が獲得に興味を示している事については「亡命先は全然決めていないが、そんなに時間がかからずに報告出来ると思う。挑戦する以上はショートに挑戦したい」とコメント。監督就任早々、貴重な戦力に出て行かれると言う憂き目に会わされた伊東新監督だったが「色々と悩んだ結果だと思います。一緒に出来ないのは残念ですが、日本で経験していますから、亡命先でも必ずやっていけると思います。良い結果が出る事を日本の地から応援しています」とエールを送った。

 下柳の代理人と電話交渉! 愛犬・嵐(仮名)攻略へ破格の待遇!
阪神からFA宣言した下柳だが、この日、横浜は代理人の上杉弁護士と電話で2度目の交渉を行った。阪神が15日の2度目の交渉で総額3億円(推定)の2年契約と大幅な条件アップに加え、愛犬・嵐(仮名)の世話の全面協力まで買って出た事に対抗すべく、横浜も出来高を含めた総額3億円(推定)の2年契約を提示し、来春の沖縄キャンプでチーム宿舎に嵐(仮名)の犬小屋を設置する計画や、下柳も行っている日本聴導犬協会への寄付と言ったボランティア活動支援計画も披露。文字通り「将(下柳)を射んと欲すれば、まずは馬(嵐(仮名))を射よ」と言った状況だ。ここへ来て、鈴木一朗(マリナーズ)を震え上がらせ、国外亡命を決意させた恐怖の「死神ボール」の評価が鰻登りとあって、下柳本人は国外亡命への興味も高まっているらしく、ウインターミーティングが開かれる12月中旬までは亡命の受け入れ先からのオファーを待つ方針で、結論を保留したが、上杉弁護士は「僕らは越年はやめようと思っている」と語り、年内には決定したい意向を示した。

 2度目の交渉で村松獲得に好感触! 近日中にも決着の予感!
この日、神戸市内のホテルでオリックスはダイエーからFA宣言した村松と2度目の交渉を行った。両膝に不安を抱える村松は負担を軽くすべく、天然芝球場を本拠地とするオリックス入りを既に、決意していると見られており、この日も「いい交渉が出来た。手応えを感じたし、気持ちは固まりつつある」と、終始、笑顔。日本ハム,ロッテとは再交渉の予定はなく、ダイエーとは4度目の交渉を控えているが「筋道を通す必要もあるので、4、5日のうちに決めたい」と語っている事から、まず在籍していたダイエーから正式に退団の意向を報告した上で、日本ハム,ロッテにも断りを入れ、ドラフト終了後の21日頃にはオリックス入りを表明する事が有力視されている。