球界トピックス
11月14日
村松、4年5億でオリックス入りを決意! 天然芝球場が決め手に!
ダイエーからFA宣言した村松が移籍先をオリックスに定めた事が明らかになった。村松はダイエー,オリックス,ロッテ,日本ハムの4球団と交渉。条件的には総額5億円(推定)の4年契約を提示したオリックスに対して、日本ハムがそれを上回る総額6億円(推定)の4年契約を提示していたが、美和子夫人の実家が神戸である事に加えて、両足首に不安を抱える中、フランチャイズのグリーンスタジアム神戸が天然芝である事が決め手となり、オリックス入りを決意した模様だ。必死の引き留め政策を図るダイエーとは18日に4度目の交渉を控えているが、ここで正式に退団を申し入れる事になりそうだ。これまでは主力に逃げられる一方だったオリックスが初めてFA選手を獲得。伊原新監督の掲げる「3位に滑り込み、短期決戦プレーオフで優勝を掠め取る」と言う目標に、まずは一歩近付いた。
アグバヤニの獲得を正式発表! 新庄獲りからは撤退決定!
この日、ロッテは秋季キャンプに参加し、入団テストを受けていた元メッツのベニー・アグバヤニ外野手(31=183cm,100kg 右投右打)を正式に獲得したと発表した。年俸6000万円(推定)の1年契約で背番号は未定。
かつては巨人も獲得を目論んでいた時期もあったアグバヤニはメッツ時代にバレンタイン監督の指揮下にあった。気心も知れ、実力も把握しているバレンタイン監督はテストで柵越えを連発するアグバヤニの打棒に目を細め、「彼が故障もなくいい状態で嬉しい。レギュラーとしてチームに貢献出来るだろう」とテスト合格を決定。アグバヤニの獲得により、外野の一角で埋まった事で、同じくメッツ時代のバレンタイン監督の教え子でもある新庄の獲得からは撤退する方針となった。これに伴い、新庄の日本ハム入りが決定的になったと見られている。
谷中・斉藤←→牧野,葛城イクロー、2対2の交換トレードが合意!
阪神・谷中真二投手,斉藤秀光内野手とオリックス・牧野塁投手,葛城イクロー外野手と言う2対2の交換トレードが合意に達した事が明らかになった。当初、オリックス側は牧野と嘉勢を交換要員としていたが、星野オーナー付シニアディレクターが倉敷商の後輩である葛城イクローの獲得を希望した事で急遽、嘉勢と入れ替えられた。谷中と牧野は年齢も成績もトントンだが、今季、僅か4試合の出場に終わった斉藤と、元オリックス監督の仰木さんから(単に名前が似てるからと)国外亡命を図った鈴木一朗の穴を埋める後継者として任命された葛城イクローを交換出来たという点で阪神の一方得なトレードと言う見方が強い。岡田監督は「駒が足りないポジションはなく、今回で補強は終わり」と語り、あとは仕上げのドラフトを待つばかりだ。