球界トピックス

11月7日 アジア選手権:台湾3−1中国


アジア選手権:札幌ドーム:日本3勝0敗
日本  001001000  2
韓国  000000000  0
日:○和田(H)−黒田(C)−岩瀬(D)−小林雅(M)
韓:●李丞鎬−林昌勇−曹圭帝−趙容浚
 川相不在で怒涛の拙攻三昧大炸裂! 結果オーライ野球でタナボタの本戦進出!
茂雄の陰謀により、名手・川相が理不尽にもメンバーから外され、怒涛の拙攻三昧を続ける日本代表ナイトメアチームだが、中国戦,台湾戦と悉く相手の守乱に助けられる格好でタナボタの2連勝。この日の韓国戦でたとえ負ける事があっても、12失点までならアテネ五輪進出が確定すると言う普通なら楽観的な状況ながらも、「ヘッポコ采配のエンサイクロペディア」こと茂雄が指揮官の上、日本が世界に誇る職人・川相を欠いているとあっては、惨敗する可能性が拭いきれず、試合前から重苦しいムードに包まれた日本は韓国先発・李丞鎬の前に初回、あっさり三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には「捕手として負担がかかりますし、楽な打順を打たせますよ、エヘヘヘ〜」などと言われていたにも拘わらず、何故か4番を打たされているJ.マッケンジー(ダイエー)がショートゴロに倒れて、まず一死。この後、来季は名手・川相の職人技で送られた走者を返す役割となる事が決定した福留(中日),来季は名手・川相の芸術的なバントで60回近く送られる事が予想される井端(中日)が四球を選んで二死一、二塁のチャンスを掴むも、ガッツ(日本ハム)はショートへの凡フライに倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く3回、サードを任され「ショートしか出来ない」と言うのは茂雄が川相を聖域から追放する為の大義名分でしかなかった事が白日の元に晒された怒涛のチャンスブレイカー・ニックン(巨人)川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにいつもの無茶振り以上に激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトオーバーの二塁打となると、エセネオエセ松井(西武)が送って、一死三塁となった所で川相の芸術的なテクニックに心酔し、目標としている宮本(ヤクルト)がレフト前にタイムリーを浴びせて、ようやく1点を先制。一気に畳みかけたい所だったが、マッスル千代の富士(巨人),J.マッケンジーといずれも凡ゴロに倒れて、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く4回には二死から井端がサードへの内野安打を放つも、ガッツは空振り三振に倒れて、井端は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回にはニックンが相変わらずの無茶振りでライトオーバーの二塁打を放つも、エセネオエセ松井,宮本とライトフライに倒れると、マッスル千代の富士も空振り三振を喫して、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、日本先発・和田(ダイエー)は川相不在のヘッポコバックはアテに出来ないとばかりに強引に三振を奪いに行くペース配分無視の全力投球モードを展開。2回には一死二塁,4回には二死満塁のピンチを迎えながらも、5回までに9三振を奪う力投で無失点投球を続けていた。この和田を何とか援護したい日本は6回、先頭のJ.マッケンジーがライト前に弾き返すと、続く福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトオーバーの二塁打となり、J.マッケンジーが2点目のホームイン。なおも無死二塁のチャンスだったが、後続3人は簡単に打ち取られ、結局、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、川相不在を補うべく飛ばし過ぎた影響で既に限界寸前の和田は一死からヒット,四球を許して、失意のKO。しかし、ここで代わった黒田(広島)が朴栽弘,鄭成勲と何とか抑えて、辛くもこのピンチを脱出。7回以降、日本はインケツパワーを放出しきったニックンが無茶振りで立て続けにインケツぶりを発揮するなど、ノーヒットに抑え込まれる有様だったが、来季は名手・川相の堅実無比な守備力に支えられてマウンドに上がる事になる岩瀬(中日)−小林雅(ロッテ)の死力を尽くした継投で何とか完封リレーを達成し、逃げ切りに成功。この日も川相不在を象徴するかの様な拙攻三昧を展開しながら、投手陣の踏ん張りで辛くも勝利を拾う事に成功。結果的に相手の守乱で拾った2つの白星が大きくモノを言い、何とか3連勝でアジア予選を切り抜けた日本はアテネ五輪への進出を決めた。しかし、依然としてアテネ五輪でメダルを逸する危険は残されており、五輪本戦でこそ名手・川相をメンバーに入れるべきだと言う声は上がる一方だ。尚、この大会の表彰選手として、最も川相に近い男・宮本がMVP,霊感投手・松坂(西武)が最優秀投手に選ばれた