球界トピックス

11月5日 アジア選手権:台湾5−4韓国


 名手・川相、中日キャンプで猛アピール! テスト合格へ秒読み体勢!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、一時は半強制的に引退させられたが、巨人との決別を選んでまで執念の現役復帰を果たした名手・川相が沖縄・北谷町での中日秋季キャンプに参加。広島を戦力外となった筒井と共に周囲とは違うユニフォームに身を包んだ川相は年齢を全く感じさせない素晴らしい動きで猛アピール。これに対して、「ここに参加した事を大事にしたい」と目を細めていた落合監督は練習後、川相を監督室に呼び出し「まあまあの動きだったぞ」と声をかけたとの事。井手編成担当も「そんなにたくさんテストする選手ではないし、明日(6日)には(合否を)お伝え出来ると思います」と語っており、いよいよ中日・川相の誕生は秒読み体勢に入ったと言っていいだろう。川相も「みんなが気を使わない様に僕から声をかけて、早くチームに貢献したい」と、既に、気持ちは中日の一員。「巨人戦になったら燃えるかもね」と、非道極まりない巨人フロントへのリベンジに意欲を見せた。

アジア選手権:札幌ドーム:日本1勝0敗
日本  040000405 13
中国  000000100  1
日:○上原(G)−安藤(T)−小林雅(M)
中:●李晨浩−徐錚−張建曜−蘇長龍−黄方維
本:江暁宇
 
川相不在で怒涛の拙攻三昧大炸裂! 結果オーライ野球でタナボタの辛勝!
アテネ五輪の出場権を懸けるアジア選手権の決勝リーグが札幌ドームでいよいよ開幕。茂雄の陰謀により、名手・川相が理不尽にもメンバーから外され、ベストとは程遠い日本代表ナイトメアチームの初戦の相手は予選リーグ1位で決勝リーグに上がってきた中国。マリナーズのテッド・ハイド環太平洋スカウト部長に「100試合したら99試合は日本が勝つ」と言わしめる程の格下相手であっても、100勝は軽く出来そうな戦力を持ちながら、70勝するのに四苦八苦し続けていた「ヘッポコ采配のエンサイクロペディア」こと茂雄が指揮官の上、日本が世界に誇る職人・川相を欠いては「勝てる筈の99試合」が80試合にも70試合にも減りそうで、とても余裕などかましていられる状況ではなかった。当の茂雄も勝てる自信が持てないのか、韓国戦での先発が予想されていた上原をこんな所で先発起用してしまう余裕のなさ。そんな重苦しいムードに包まれた日本は初回、先頭のエセネオエセ松井(西武)が死球で出塁。ここで最も川相に近い男・宮本(ヤクルト)はバントかと思いきや、「繋ぎの野球」などと、とってつけた様なスローガンを掲げながら、所詮、完全無策一発依存の野放し野球しか出来ない茂雄は強攻策を指示。宮本の打球はライト前にポトリと落ちる幸運なヒットとなり、結果オーライのチャンスを掴むも、続くガッツ(日本ハム)はショートフライに倒れて、まず一死。そして、は「捕手として負担がかかりますし、楽な打順を打たせますよ、エヘヘヘ〜」などと言われていたにも拘わらず、何故か4番を打たされているJ.マッケンジー(ダイエー)もサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点と早くも川相不在の弊害を大露呈。しかし、続く2回、一死から田村亮子が解説席に来ている事で気を吐く松田さん(オリックス)がライト前に弾き返すと、来季は名手・川相の職人技で送られた走者を返す役割となる事が濃厚な福留(中日)川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と敗るタイムリー二塁打となり、松田さんが先制のホームイン。続くベンちゃん(西武)のセンターフライで福留が三進した所でサードを任され「ショートしか出来ない」と言うのは茂雄が川相を聖域から追放する為の大義名分でしかなかった事が白日の元に晒された怒涛のチャンスブレイカー・ニックン(巨人)が無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮…と思いきや、これを劉建忠が大きく弾き(何故か記録はヒット)、福留が生還。更に、エセオネエセ松井が振り逃げで出塁と、相次ぐ中国の守乱によるタナボタ攻勢が続いた所で宮本がライト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、この回、一挙、4点をゲット。台湾,韓国と3チームが2勝1敗で得失点差勝負になる可能性も高いとあって、中国戦では大量点差で勝っておきたい日本だが、守乱に助けられでもしないと得点に結びつける事すら出来ない川相不在の打線は案の定、怒涛の拙攻三昧を展開し始める。3回には一死からマッスル千代の富士,松田さんの連打と福留の四球で満塁とし、中国先発・李晨浩をKOするも、2番手・徐錚に対して、ベンちゃんはサードへの凡フライ。怒涛のチャンスブレイカー・ニックンも空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、三者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には一死から宮本が三塁線へ絶妙なセーフティバントを決めるも、ガッツ,J.マッケンジーと倒れて、宮本は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回にはマッスル千代の富士がライト前に弾き返すも、川相不在では強引にでも先の塁を狙うしかないと焦ったか、松田さんのピッチャーライナーで大きく飛び出し、帰塁出来ずにゲッツーを食らう最悪の展開。続く福留もサードへのファールフライに倒れて、結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回も怒涛のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回、先頭の宮本がレフト前へこの日4本目のヒットを放つも、ガッツはファースト右への凡ゴロ。しかし、ファースト・陳哲からのトスを受け、ベースカバーに入ったピッチャー・徐錚が一塁ベースを踏み外す大チョンボ。更に、J.マッケンジーが四球で満塁とまたもタナボタで満塁のチャンスをゲット。ここで代わった張建曜に対して、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。角度が上がらず、打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線を襲うタイムリー二塁打となり、2点を追加。更に、一死後、福留のセカンドゴロの間に1点を加えると、ベンちゃんの三塁線へゴロがボテボテ過ぎた事が幸いするラッキーなタイムリー内野安打となり、8点目。ここで茂雄はベンちゃんに代わって、来季は名手・川相の芸術的なバントで送られる事が濃厚な井端(中日)を代走に投入するもこれが大失敗。なまじ脚力がある為に川相不在では強引にでも先の塁を狙うしかないと焦った井端はあっさり牽制に引っかかって、挟殺される大チョンボをかまし、茂雄が動くとロクな事が起きない事を見事に立証した。その裏、ここまで格下相手とは言え、川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされ、立ち上がりからペース配分無視の全力投球を続けていた事で疲労困憊の上原江暁宇に左中間スタンドへソロアーチを叩き込まれて、ついに1点を献上。直後の8回、日本は怒涛のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでどん詰まりのファーストフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、まず一死。この後、エセネオエセ松井,ガッツが四球を選んで、二死一、二塁とするも、J.マッケンジーはセカンドフライに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回に相手の悪送球等、またもや守乱に助けられる形で5点を追加。結果的には13−1と言うワンサイドゲームで勝ったものの、内容は圧勝どころか辛勝と言った有様戦略のせの字もない完全無策野球で相手のミスに乗じる事を期待するしかない無様な試合展開に台湾,韓国の首脳陣が勝機十分とほくそ笑んだ事は言うまでもないだろう叶うものならば、今からでも名手・川相を呼び寄せて欲しいと思わずにはいられないナイン達は一様に重苦しい足取りで球場を後にした。

 伊良部クラゲに続き、下柳もFA宣言! 横浜が獲得に興味!
鈴木一朗(マリナーズ)を震え上がらせ、国外逃亡を決意させた死神ボールを武器に18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した下柳がFA宣言した事が明らかになった。この日、甲子園球場内の球団事務所で竹田常務,黒田編成部長と交渉を行った下柳は条件提示を受けない儘「色々な球団の評価を聞いてみたい」とFA権を行使する意向を伝え、その場で手続きを終えた。伊良部クラゲに続いて、2人目のFA宣言。今季は2人で23勝をあげており、共に逃げられる事になると、連覇を狙うチームとしては大きな痛手となる事は間違いない。野崎球団社長は「権利なのでFA権の行使はやむを得ないが、2人には抜けられては困る」と、引き留めに全力を傾ける意向を示した。一方、下柳のFA宣言を伝え聞いた横浜・山中球団専務は「興味がある。近いうちに話が出来れば」,同じく笹川チーム運営部長も「(年齢による衰えは)人によるからひと括りに出来ない。パワーピッチャーだったが、今季はテクニックを身に付けた。ウチに足りない選手だし、今後、調整したい」と語っており、獲得に乗り出す事になりそうだ。