球界トピックス
10月22日
名手・川相、中日・沖縄秋季キャンプに初日から参加決定!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、理不尽な引退を迫られながらも、巨人との決別を選んでまで現役復帰した名手・川相。前日、ラブコールを貰った落合新監督率いる中日に対して、電話で連絡をとったが、この際「形式や期間は決まっていない様だが『5日に合わせて来て貰う形になる』と言われた」と、11月5日から行われる沖縄秋季キャンプに初日から参加する事が決まっていた事を明らかにした。入団テスト自体は形式的なものになると思われるが「キャンプ最終日までいるつもりでいますよ」と、新天地でのプレーに意欲満々だ。
甲子園:阪神1勝2敗
H 1000000000 1
T 0001000001× 2
勝:吉野1勝0敗
負:篠原1勝1敗
本:キュラソ星人1
死闘10回、藤本、サヨナラ犠飛! キュラソ星人、同点バックスクリーン弾!
地元・福岡ドームで理想的な展開で連勝を飾り、一気に王手をかけるべく敵地・甲子園に乗り込んできたダイエー。前夜の雨で水を差されながらもなお、勢いは止まらないスーパーダブルチャンス打線(若大将・原辰徳命名)は初回、阪神先発・ムーアに対して、一死から川崎,井口の連打で一、二塁とすると、続く松中もライト前にタイムリーを放つ電光石火の攻撃で早々と先制点をゲット。しかし、ムーアはこの儘、ガタガタと崩れる事はなく、なおも続く一、三塁のピンチをJ.マッケンジー,バルデスと抑えて、切り抜けると、2回からはダイエー打線を翻弄し、凡打の山を築かせる好投を展開。このムーアを何とか援護したい阪神はダイエー先発・和田の前に3回までに打ったヒットは投手のムーアによる1本だけと野手陣は完璧に抑えられていたが、4回、一死から当たっていなかったキュラソ星人がバックスクリーン右へ会心の一発を叩き込み、ついに同点。その後、和田,ムーアの好投が続き、6回までチャンスらしいチャンスもない儘、試合は終盤へ突入。迎えた7回、ダイエーは一死からバルデスが四球,村松が死球で歩きくと、鳥越がきっちり送って、二、三塁。ここで王さんは好投の和田を引っ込め、左殺しの切り札・大道を代打に投入するも、大道はセカンドゴロに倒れて、二者残塁。その裏、和田が退いた事で流れを引き寄せたい阪神だったが、2番手・岡本の前にキュラソ星人,代打の神様・八木,アリアスと三者三振に倒れる有様。阪神は8回から吉野,ダイエーは9回途中から篠原を投入する必死の継投策で、ついに試合は延長戦にもつれ込んだ。10回裏、阪神は一死からアリアスが歩くと、悠久の若虎・桧山が一、二塁間を破って、一、三塁と絶好のサヨナラのチャンス。ここでダイエーは矢野を敬遠し、満塁策を選択。これに燃えた藤本は犠飛としては十二分の大きなセンターフライを放つと、三塁走者・アリアスがタッチアップで悠々と生還し、サヨナラ勝ち。ダイエーの王手を阻止し、待望のシリーズ初勝利をあげた阪神。前夜の雨天中止により、エース・井川を3度先発させる事も可能となり、一気にシリーズの流れを傾ける事が出来るか!?