球界トピックス

10月14日


 伊原新監督、正式に就任発表! 悪法・プレーオフ、逆利用宣言!
数々のワースト記録を樹立し、屈辱の2年連続最下位を独走したオリックスが、この日、今季限りで西武の監督を辞任した伊原春樹氏(54)の監督就任を正式に発表。契約金3000万円,年俸5000万円(いずれも推定)の2年契約で背番号は「73」。記者会見に臨んだ伊原監督は「阪急,オリックスと強い時代を見てきたので(ここ数年の不振は)心配していた。投打のバランスが崩れていたが、投手陣の故障者が戻ってくればいいチームになる。最下位からチームを立て直すのは面白い。プレーオフに参加出来る位置に持っていきたい」と、来季から導入される世紀の悪法・プレーオフを逆利用し、3位に滑り込んだ上でちゃっかり日本シリーズ進出権を掠め取ろうと言う方針を示した。コーチ陣は近日中に発表される模様で、伊原監督は21日からの秋季練習から指揮官として合流する予定だ。

 粛清人事炸裂! 左門豊作、ついに戦力外通告!
名手・川相を放出してしまうと言う球団史上に残る大失態を犯した巨人だが、この日、左門豊作に対して、戦力外通告した事を明らかにした。長年悩まされてきた捕手不足を解消すべく、2000年オフに大野倫との交換トレードでダイエーから移籍してきた左門だが、間の悪い事にこの年のドラフトで1位指名された阿部が1年目から正捕手として活躍。捕手としては、完全に居場所を無くした左門は左の代打の切り札として、しがみついていたものの、若大将・原監督の積極的な若手起用に押され、今季は僅かに3試合の出場に留まり、無安打に終わっている。左門本人は他球団での現役続行を希望しており、チンピラ三山代表は移籍先の模索には協力する姿勢を見せている。