球界トピックス

10月10日


 ローズ、2年契約を希望! 5億ラインの攻防で巨人介入阻止なるか!?
今季、2度目のシーズン50号を放つなど、通算本塁打の助っ人最高記録を更新中の主砲・ローズだが代理人に2年契約を希望する形で交渉を進めている事を明らかにした。帰国直前に球団フロントと会ったローズは「自分が近鉄でやりたい気持ちは互いに分かり合えていると思う。あとはビジネス。結果がどうなるか分からないが、出来るだけ早く決まって欲しい」と語った。3億6000万円(推定)+出来高と高額年俸を誇るローズだが、今季の成績を考えると、年俸5億円前後を要求されかねず、近鉄球団はアップアップ。しかも、金銭的理由により、交渉が決裂する可能性を察知した巨人が得意の金満攻勢でおこぼれに預かろうと虎視眈々と狙っているだけに、とても安穏とはしていられない。しかし、永井球団社長は「彼はホンマの大阪人。こちらの(年俸を抑えたい)気持ちを理解してくれていると思います」と、情に訴えてローズ側の妥協を求める様な弱腰のコメント。むしろ、「ホンマの大阪人」ならば、尚更、金銭的問題に妥協はしない様にも思えるのだが、今後の交渉が注目される。

甲子園:阪神19勝9敗
C  100020000  3
T  40110005× 11
勝:井川20勝5敗 負:横山0勝2敗
本:栗原1

千葉マリン:ロッテ13勝14敗
F  100100000  2
M  14031020× 11
勝:清水直15勝10敗 負:正田5勝15敗
本:ガッツ31、フクーラ20,21


 新助っ人・マウンスと2年契約で合意!
この日、ホッジスに代わる先発ローテ候補の新助っ人として、レンジャーズのトニー・マウンス投手(28=188cm,86kg  左投左打)と年俸4000万円(推定)+出来高の2年契約で合意に達した事を発表。速球は140kmそこそこながらも、カーブとスライダーを武器に制球力で勝負する技巧派左腕のマウンスは今季初めてメジャーに昇格し、11試合全てに先発登板し、1勝5敗 防御率7.11の成績。若松監督と伊東投手コーチもビデオで見て、獲得にOKを出したとの事だ。マウンスは球団広報を通じて「とても興奮しており、日本でプレーするのが待ち切れない。経済的にもとても良いチャンスだし、日本の野球や文化も楽しみ、投手としても成長したい」と語った。