球界トピックス

10月9日


 霊感投手・落合、FA権行使せずに残留! 巨人の金満補強を阻止!
驚異の予知能力には定評があり、霊感投手としての能力の高さは松坂(西武),高井(ヤクルト)らと比べても、抜きに出ている霊感投手・落合がFA権を行使せずに残留する意向を表明。今季、FA権を獲得し、去就が注目されていた落合に対して、茂雄の嫌がらせ工作により、名手・川相が悉く幽閉された影響から不安感一杯の投手陣が壊滅状態で低迷を極めた巨人が来季も同じ轍を踏まない様に落合の「霊感パワー」に期待を寄せ、例によって、金に糸目を付けずに獲得を目論んでいる事を察知した中日球団は8日、交渉の場を設けて、残留を要請。総額4億円(推定)の3年契約を提示された事で、受諾する意思を固めた模様で「甘えてはいけないが、有難い話。ようやく手に入れた権利で正直迷ったが、固まった。残留と見て貰っていい」とコメントを残した。フロントの大失態により、名手・川相を敵に回し、得意の金満補強を仕掛ける間もなく、落合獲得に失敗した巨人次なるターゲットとして、高村(近鉄)がFA権を行使する事を期待していると言う。川相を失った過ちを微塵も気にする事なく、相変わらずの金満補強に勤しむ巨人フロントに対して、この日、右肘,左足首の検査でアメリカから帰国した造反五人衆最後の一角・桑田は「ジャイアンツは最近、ゴタゴタしていて、見るのも聞くのも悲しい」と、沈痛な表情を浮かべた。

横浜:横浜10勝18敗
C  100000002  3
YB 001001000  2
勝:天野2勝4敗 負:デニー1勝8敗7S S:佐々岡8勝8敗5S

神宮:ヤクルト14勝14敗
D  001001000  2
S  00025000×  7
勝:石川11勝11敗 負:山本昌9勝7敗
本:寿司職人ラミレス39、宮本7


 中根、涙の引退試合! デニー、恒例の大炎上でラストゲーム飾れず!
今季最終戦となったこの日は今季限りでユニフォームを脱ぐ中根の引退試合となった。3番ライトでスタメン起用された中根は1点を先制された直後の1回裏、一死一塁の場面で打席に入り、レフトフライに倒れると、その儘、ベンチへ退いた。しかし、何とか中根のラストゲームを飾りたい横浜は3回にエラー絡みで同点とすると、6回には鈴木なおのりのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。投げては先発・加藤が2回以降は追加点を与えない力投を見せると、7回は秦,8回は福盛が1回ずつピシャリと抑える好投。しかし、土壇場9回、山下監督はまたも懲りもせずに火消し役ならぬ火付け役のデニーを投入。横浜ファンが悲鳴を上げる中、デニーは期待を裏切らずに4安打を集中され、逆転を許す有様。なおも無死満塁のピンチだったが、5番手・富岡はキムタクをセンターライナーに打ち取ると、二塁走者・末永,三塁走者・朝山が大きく飛び出し、14年ぶりのトリプルプレーを完成。しかし、これが盛り上がる事もなく、その裏、広島抑えの佐々岡の前にあえなく三者凡退に終わり、ゲームセット。試合後に行われた引退セレモニーで中根は、ナインに胴上げされ、ファンの大きな歓声に応えながら、グラウンドを去った。来季からは球団スカウトに就任する予定だ。