球界トピックス

10月6日


 名手・川相、執念の現役続行! 自由契約でついに巨人と決別!
理不尽極まりない引退劇,若大将・原監督を辞任に追い込む嫌がらせ政策,引退の条件に挙げていたコーチ就任に関しての不誠実な対応…、フロントのあまりの仕打ちに怒りを爆発させ、現役復帰を懸けて、コーチ就任要請を固辞していた名手・川相通算犠打世界記録更新を是が非でも阻止したい茂雄はチンピラ三山代表を使って、執拗な説得を図ったものの、川相の決意は固く、最早、翻意させる事は無理と判断。残る選択肢は巨人残留か、他球団移籍と言う状況に至った事で、巨人で契約した上で飼い殺し、犠打記録更新を阻止する構想も練っていた茂雄だが、素人目にも茂雄の仕業である事がミエミエな政策である事から、回避せざるをえなくなり、結局、この日、チンピラ三山代表を通して、電話にて自由契約とする事を通告した。巨人で現役を続ける事ではなく、プロとして現役を続ける事に固執する川相は「現役でやりたいと言う未練が断ち切れない。他球団でも結構です」と、他球団へ移籍する覚悟はとっくに出来ていた。安泰の将来を捨ててでも、ボロボロになるまで選手人生を貫く道を選んだ名手・川相。拭えぬ不信感を胸に抱き、21年も着続けた巨人のユニフォームとの決別を図った覚悟の重さは計り知れない「巨人のユニフォームを脱ぐのは寂しいが、そうなる覚悟で話を出した。後戻りは出来ない。お金の問題じゃない。話を貰えれば、関東以外でも拘らない」と、11球団どこへでも移籍する用意がある事を明かしており、早くも阪神,ロッテが興味を示している。最も敵に回してはいけない男に三行半を叩き付けられ、ついに敵対する羽目になった上、この日は岸川打撃コーチも辞任を表明。一軍コーチは文字通り総辞職となり、川相にも「こういう状況では選手が可哀想」と言われてしまうなど、巨人の前途は多難だ。来季、少しでも優勝に近付きたいならば、川相がパ・リーグへ移籍する事を祈るしかあるまい。

横浜:横浜9勝17敗1分
D  002020110  6
YB 000002120  5
勝:岡本4勝6敗 負:後藤0勝3敗 S:大塚1勝3敗17S
本:森野6、古木22