球界トピックス

10月1日


 稀代のユーティリティープレイヤー・五十嵐、今季限りでの引退表明!
稀代のユーティリティープレイヤー・五十嵐が今季限りでユニフォームを脱ぐ事が明らかになった。この日、藤井寺球場で取材を受けた五十嵐は「悔いはない。こんなに長くやれるとは思わなかった」と、さっぱりした表情で語った。既に、球団との話し合いも済んでおり、3日に千葉マリンで行われる古巣ロッテとの最終戦が引退試合となる模様だ。1990年に日本石油からドラフト3位で入団し、ロッテ−オリックス−近鉄と渡り歩いた五十嵐はどこでも守れて、どこでも打てるオールラウンドプレイヤーとして活躍。2000年に史上2人目となる全ポジション経験者となると、昨年には史上6人目となる全打順本塁打をマーク。この2つの記録を共に制覇したのは、プロ野球史上、五十嵐ただ一人だ。13年間のプロ生活で残した通算記録は868試合で421安打,打率.234,26本,170打点(1日現在)。今季は開幕からファーム暮らしでまだ一軍出場がなかった。

広島:広島16勝12敗
D  010000111  4
C  00011300×  5
勝:黒田12勝8敗 負:山本昌9勝6敗 S:佐々岡8勝8敗41S
本:オチョア19、立浪13、谷繁16

千葉マリン:ロッテ9勝18敗
H  000000001  1
M  03000002×  5
勝:渡辺俊8勝3敗 負:星野0勝1敗
本:サブロー10

GS神戸:オリックス6勝21敗1分
L  004000002  6
BW 010000000  1
勝:後藤光10勝7敗 負:牧野2勝6敗
本:塩谷8、エセネオエセ松井3


 村田、新人王獲りへ赤信号! 右尺骨骨折で今季絶望!
28日のヤクルト戦で右手に死球を食らっていた村田だが、この日、横浜市内の病院で診察を受けたところ「右尺骨骨折で全治2ヶ月」と診断された。当初は骨には異常なしとの診断を受けていたが、痛みが引かず再検査を受けた結果がこれだ。9月に入ってからアーチを量産していた村田は木佐貫(巨人),永川(広島)の新人王マッチレースに割って入る勢いで30本塁打も夢ではない状態だったが、今季絶望の診断に愕然。秋季キャンプの不参加もほぼ決定的となった。