球界トピックス

9月28日


広島:広島12勝15敗
G  000000005  5
C  101100000  3
勝:ベイリー1勝0敗
負:長谷川2勝9敗
S:サンタナ2勝1敗5S
本:緒方28、キムタク13、新井15、斉藤11
 
茂雄、川相の現役復帰阻止へ新たなる陰謀! カリメロ、失意の7回KO!
川相不在を如実に感じさせる無様な試合運びが続き、名手・川相の現役復帰待望論は強まる一方の今日この頃。しかし、これに対して、茂雄は現役復帰を阻止すべく、川相引退記念テレカの発売を決定させる陰謀を企てていた。現役復帰阻止だけでも許し難い所業である上、今世紀最大の悲劇である悪夢の引退劇を「記念」などと銘打つ暴挙に巨人ナインは怒り心頭。しかし巨人先発・カリメロは川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされた事で投球の幅を大きく狭められ、初回、いきなり緒方に28号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。更に、3回にはキムタクに13号ソロ,続く4回には新井に15号ソロと3発を被弾し、失意のKO。一方、広島先発・長谷川に対して、川相不在で繋がりに欠ける巨人打線は8回まで残塁の山を築く相変わらずの大拙攻を展開。しかし、土壇場9回、キムタクのエラーをきっかけに無死一、二塁のチャンスを掴むと、斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ11号3ランを叩き込み、一気に同点。この後、ガッツな貴公子・仁志の幸運な内野安打で長谷川をKOすると、2番手・沢崎から小田のライト前ヒット,レイサムの四球で無死満塁のチャンス。ここで代わった3番手・菊地原から代打・江藤がレフト前へ実に22イニングぶりとなるタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。なおも満塁のチャンスに4番手・天野から怒涛のチャンスブレイカー・ニックンがショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。慌てたシーツの本塁への送球がショートバウンドとなった事で辛くもゲッツーは免れた所でマッスル千代の富士が押し出し四球を選んで、労せずして5点目をゲット。ここで途中出場の鈴木の打球はサードゴロ。栗原が本塁へ送球して、三塁走者・江藤が封殺されるも、なおも満塁のチャンスは続行…と思いきや、二塁走者・福井は栗原が三塁ベースを踏んだと勝手に勘違いして、二、三塁間で走りを緩めてしまう大チョンボ。これを見た石原がすかさず三塁へ転送し、福井はタッチアウトでゲッツーとなる何ともお粗末な展開で川相不在が故のツメの甘さを大露呈。その裏、サンタナは川相不在の不安感を抱え、走者を出しながらも何とか凌ぎきって、ゲームセット。2番手・ベイリーはようやく来日初勝利となった。しかし、相手のミスと一発に頼るしかない結果オーライの試合運びは相変わらずで、2度と川相に頼れない絶望的な状況で迎える来季への課題は山積みだ。この絶体絶命の危機を脱する為にも名手・川相の現役復帰が待たれる所だ
 左:川相不在の不安感から3発を浴び、失意のKOとなったカリメロ

福岡ドーム:ダイエー14勝12敗1分
Bu 041000230 10
H  030000010  4
勝:パウエル14勝12敗
負:寺原7勝5敗
本:吉岡18
 
寺原、2回KOで3連敗! またも足踏みで地元胴上げは絶望的!
最下位オリックスに2日連続でサヨナラホームランを浴びる衝撃的展開で足踏みをしながらも、ついに3年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけたダイエー。マジック対象である西武はデーゲームで日本ハムと対戦。来季から本拠地を札幌へ移す日本ハムは東京ドームでの最終戦とあって、何とか白星で締め括りたいと8回まで3−1とリード。ところが、粘る西武は土壇場9回、マクレーンが起死回生の同点26号2ラン。更に、日本ハム中継ぎ陣の制球難につけ込み、押し出し四球で決勝点をゲットした。むしろ、望ましい展開の自力胴上げを目指す事となったダイエーは先発・寺原が初回を3人で仕留めると、続く2回も簡単に二死と順調な立ち上がり。しかし、ここからヒットと四球で一、二塁のピンチを迎えると、阿部真にタイムリー二塁打を許し、先制点を献上。更に、的山,星野と連続四球を与えて、押し出しで2点目。続く水口に対して、カウント0−2となった所でベンチを出た王さんを水田にスイッチしようとするも、直前に尾花投手コーチがマウンドに行っていた為、最低一人は投げきらなければならないとあって、交代は受け入れられず。続投となった寺原は水口に2点タイムリーを浴び、王さんの悪い予感は見事に的中する形でこの回4失点。4点のビハインドくらいでは諦めないダイエー・スーパーダブルチャンス打線(若大将・原監督命名)はその裏、柴原,井口のタイムリーで1点差と詰め寄るも、この後、中継ぎ陣が崩壊。3回に1点を失うと、7回には2点,8回には3点を許して、10点目を献上。流石のダイエー打線も残り2イニングでは7点差を跳ね返せず、後半戦初の3連敗。福岡ドームの試合は10月7日までなく、地元での胴上げはほぼ絶望的となった。

横浜:横浜10勝18敗
S  200200004  8
YB 010010000  2
勝:石堂3勝0敗 負:田崎4勝3敗
本:寿司職人ラミレス36,37、T.ウッズ37,38、金村弟20

千葉マリン:ロッテ19勝5敗1分
BW 201200000  5
M  25120200× 12
勝:小林宏9勝10敗 今村0勝1敗
本:オーティズ31、小坂3、井上純6、フクーラ17,18、サブロー9

東京ドーム:日本ハム13勝15敗
L  100000003  4
F  000100200  3
勝:潮崎1勝3敗 負:ミラバル16勝11敗 S:森7勝3敗2S
本:マクレーン26