球界トピックス

9月21日 YB−D(横浜)、S−C(神宮)、M−BW(千葉マリン):雨天中止


東京ドーム:巨人8勝17敗1分
T  030000200  5
G  10401103× 10
勝:カリメロ7勝6敗
負:福原2勝2敗
S:河原
本:ペタジーニ34、斉藤10、破戒僧・清原24、アリアス37
 川相不在のドーム最終戦! 完全無策一発依存野球で薄氷の勝利!
名手・川相が理不尽にも現役引退へ追い込まれ、文字通り、2度と川相に頼れない状況の儘、Bクラスでシーズンを終える危機に瀕している巨人。この日の先発は今世紀最大の悲劇と言われたあの悪夢の川相引退試合で失意のKOとなったカリメロ。初回に破戒僧・清原の天井直撃犠飛で先制点を貰うも、引退した選手より守備力の下回る現役選手で構成されたヘッポコ内野陣を背負わされた不安感から、直後の2回、矢野のタイムリー二塁打,福原のスクイズ等であっと言う間に3点を献上。所詮、川相不在では一発に賭ける以外、如何ともしがたい巨人は3回、ペタジーニの34号2ラン,斉藤の10号2ランと完全無策の一発攻勢で逆転に成功。5回にも1点を追加すると、6回には破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに24号ソロを叩き込み、7点目。しかし、4点のリードを貰っても、川相不在ではいつ逆転されるとも知れないと言う不安感が拭えないカリメロは7回、アリアスに37号2ランを叩き込まれる有様。それでも8回に3点を奪って、何とか逃げ切った巨人ナインはドーム最終戦と言う事で試合後にベンチから出てファンに挨拶したものの、理不尽にもドーム最終戦を待たずして引退させられた川相がこの場にいない事で、悪逆非道極まりない茂雄の嫌がらせ政策を改めて痛感し、何とも陰鬱な表情で球場を後にした。貯金生活を取り戻したとは言え、依然として5位である事に変わりはなく、勝てども一向に士気の上がってこない壊滅的な状況。この絶体絶命の危機を脱する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。ところで、「進退伺を出すつもりはない」と言っていた若大将・原監督だが、どうやら進退伺ではなく辞表を提出する意向である事が判明。この期に及んで「阪神戦3連敗したら話は別」とイカレ発言をかましたナベツネや、補強政策に関して全権を握ろうと画策している三山代表、名手・川相を引退へ追い込んだ茂雄らフロントに抱いた強い不信感は拭い去れない状態まで来ていると言う。球団側は解任の可能性を示唆しておきながら、いざ辞められそうになると慌てふためき慰留工作を図ろうとしており、その一方で「何故、この時期に続投と言えないのか?」と言う報道陣の質問に対して、三山代表はシカトぶっこいて逃げ去るなど、その方向性には全く一貫性が感じられず、若大将・原監督の不信感を煽るばかり。若大将・原監督はこの日「(辞める気満々だが)今(=シーズンが終わるまで)はやるとしか言えない」と煙に巻いたが、その辞意は固いと見られている。
 左:川相不在で失意の5失点KOとなったカリメロ

福岡ドーム:ダイエー15勝9敗2分
F  001000000  1
H  02202000×  6
勝:内藤6勝4敗 負:正田5勝13敗
本:バルデス26、J.マッケンジー31

西武吹き抜けドーム:西武12勝15敗
Bu 000130000  4
L  011100000  3
勝:パウエル13勝12敗 負:弓長7勝7敗 S:吉田3勝3敗8S
本:大島6、ベンちゃん28