球界トピックス

9月2日



岡山県知事から表彰を受ける川相

両親から花束を授与され、照れ笑い

川相の凱旋に地元ファンも大喝采

倉敷MS:巨人12勝12敗
D  000000000  0
G  10000020×  3
勝:木佐貫9勝4敗
負:平井7勝6敗
 
名手・川相、失意の岡山凱旋! 茂雄、悪逆非道の嫌がらせ三昧!
31日、名手・川相が理不尽に途中交代を強いられ、屈辱的大惨敗を喫した巨人。この日は名手・川相の縁の地・岡山の倉敷マスカットスタジアムでの試合であり、岡山の野球ファンは通算犠打世界記録を引っさげた郷土の至宝・川相の凱旋を心待ちにしていたが、川相及び川相ファンへの嫌がらせに執拗な執念を燃やす茂雄がむざむざスタメン起用を許す筈もなかった。結局、ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,2番の聖域にはセカンドで川中,サードには斉藤が入り、名手・川相はベンチに追いやられる人外魔境オーダーがまたもや炸裂。試合前の川相の犠打世界記録達成セレモニーは大いに盛り上がったものの、スタメンに名前がないとあっては、巨人ナインは勿論の事、期待を無惨に打ち砕かれた観衆もすっかり意気消沈で、試合が始まると球場全体は一転して重苦しいムードに包まれた。そんな中、巨人の先発・木佐貫は初回、先頭のボンジュール大西をサードゴロに打ち取るも、イーバーバウンドのこの打球を斉藤がお手玉するヘッポコエラーいきなり川相不在を痛感させられ、不安感一杯の木佐貫は二死後、立浪にライト前へ弾き返され、一、三塁のピンチ。最早、川相不在のバックなど、アテには出来ないと開き直った木佐貫は怒りの形相で谷繁を空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人は中日先発・平井に対して、チャンスブレイカーであるにも拘わらず、チャンスメーカーの1番を任されているニックンが無茶振りでショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。しかし、続く川中がライト前に弾き返して、すかさず二盗。二死後、ペタジーニがライト前へタイムリーを放ち、川中が先制のホームイン。一気に畳みかけたい所だったが、破戒僧・清原はショートゴロに倒れて、ペタジーニは一塁に釘付けと早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には一死から斉藤,村田の連打で一、三塁とするも、木佐貫は空振り三振。そして、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンも無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。3回には一死からマッスル千代の富士がライト線へ痛打。しかし、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦って、二塁を狙い、あえなく憤死。続くペタジーニがライト前ヒットを放つ何ともチグハグな展開の後、破戒僧・清原は空振り三振に倒れて、ペタジーニは一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回の守りから、体調不良を訴えた破戒僧・清原が退き、斉藤がファースト,川中がサードへ回った事で、いよいよ名手・川相がセカンドの守備に登場か…と思いきや、出てきたのはガッツな貴公子・仁志徹底して岡山のファンを裏切り続ける悪逆非道な幽閉策に、何とも陰鬱な雰囲気となった巨人はその裏、レイサム,斉藤と倒れて、あっと言う間に二死。ここで川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を決意した今夜の松井さんから唯一、亡命記者会見前に連絡を貰ったチームメート・村田が松井さんの決死の覚悟を踏みにじる茂雄のやり口に怒りをぶつけ、ライト前に弾き返すも、木佐貫はセカンドゴロに倒れて、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には、篠塚コーチから来季のレギュラーを確約され、すっかりたるみきっているニックンが無茶振りでセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あっと言う間に二死。ここでマッスル千代の富士がライト前に弾き返し、平井をKOするも、代わった山北の前にペタジーニはレフトフライに倒れて、マッスル千代の富士は一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回には先頭のガッツな貴公子・仁志が三遊間を破るも、レイサム,斉藤,村田と倒れて、仁志は一塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には中日3番手・バルデスに対して、一死からニックンが四球で出塁。ここで、ついに名手・川相がピンチバンターで登場か…と思いきや、川中がその儘、打席へ。しかも、川中に送られたサインはバント。ここまでして川相ファンの期待を踏みにじる茂雄のやり口に、バントさせるくらいなら川相を出せと言う大ブーイングの嵐の中、川中は2度目のバントで辛くも成功させ、ニックンは二塁へ。ここで代わった4番手・久本に対して、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトの頭上を遙かに越えるタイムリーとなり、2点目を追加。更に、ペタジーニも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、あわやバックスクリーンに飛び込もうかと言うセンターフェンス最上部直撃のタイムリー二塁打となり、マッスル千代の富士が3点目のホームイン。一気に畳みかけたい所だったが、代打・清水はファーストゴロに終わり、代走・鈴木は二塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回に入り、代打を出された仁志に代わって、ようやくセカンドの守備に名手・川相が登場。待ち焦がれた郷土の英雄の登場に観衆は大きな拍手で迎えたものの、残す攻撃はあと1回と言う状況で終わったばかりの打順に入れられた事で川相に打席が回る可能性は絶望的とあっては、手放しで喜んでもいられず、何とも複雑な表情を浮かべるばかり。案の定、川相には打順は回らず、守備機会すらもなかったものの、川相が入った事により一気に引き締まった内野陣をバックに疲労と不安の色が一気に消え去った木佐貫は残り2回をピシャリと抑え込み、プロ入り2度目の完封で復活の9勝目をマーク。最後の最後で川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、毎年行われる訳ではない岡山での巨人戦で、世界記録達成間もないと言う絶妙のタイミングでの凱旋となった郷土の星・川相の活躍を待ち望んでいたファンを(自分達では如何ともしがたい茂雄の陰謀とは言え)裏切る格好となった事に、後ろめたい気持ちで一杯のナインは一様に沈痛な面持ちで球場を後にした。地元・岡山で川相フィーバーの再燃に乗りかかる形で一気に士気を高めたい所だったが、完全に裏目に出る展開で、勝ったにも拘わらず、ぶっちぎり最下位の横浜を遙かに下回るどん底のチーム状態に若大将・原監督も頭を抱えるしかなかった。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ


広島:広島7勝13敗
T  010120300  7
C  100100002  4
勝:伊良部クラゲ13勝6敗 負:高橋9勝6敗 S:安藤4勝1敗5S
本:アリアス29,30、朝山1

長野:ヤクルト16勝6敗
YB 002000100  3
S  00110103×  6
勝:五十嵐亮4勝3敗 負:田崎2勝2敗 S:高津2勝2敗27S
本:T.ウッズ31、金村弟18,19、寿司職人ラミレス31、石井タクロー6

GS神戸:オリックス5勝16敗1分
M  113010100  7
BW 160000001× 8
勝:小倉3勝10敗2S 負:藤田0勝1敗
本:松田さん13、サブロー4、山崎17、フェルナンデス23

大阪ドーム:近鉄13勝12敗
L  000020000  2
Bu 01000020×  3
勝:パウエル12勝11敗 負:霊感投手・松坂15勝6敗 S:吉田3勝2敗7S