球界トピックス
8月17日
右投手でも代えるなとスイッチ再挑戦? |
初回、下柳からしぶとく三遊間を破る |
稀代のチャンスメーカーぶりを発揮 |
東京ドーム:巨人6勝14敗1分
T 000000010 1
G 20010003× 6
勝:久保5勝4敗
負:下柳7勝4敗
本:ニックン24
ニックン、史上最悪の先制弾! 悪夢の13打席連続犠打世界新阻止!
前夜、名手・川相が理不尽な途中交代を命じられ、屈辱的な大惨敗で対阪神18年ぶりの負け越しが決定した巨人。茂雄の怒涛の嫌がらせ攻勢にお通夜の様な雰囲気のナインを見てとった若大将・原監督は流石にまずいと察知し、茂雄の圧力の間隙をぬって、名手・川相を2番セカンドでスタメン起用する事に成功した。これに対して、球界随一の川相派・掛布雅之氏は「意味のないホームラン,意味のないヒットははかなりあると思うんですけど、意味のないバントと言うのはない訳です(ただし、宮本(ヤクルト)のシーズン犠打新記録時のバントは除く)。チームが勝つ為に常に意味のあるバントをしてきた。これが511個でしょ。これは凄いですよ」と大絶賛。更に、中畑清氏も「3番4番とクリーンアップを打った人は特に2番バッターの川相が送った後の打席って、異常な集中力が出てくるんですよ。プラスアルファの…。無駄に出来ないと言うそういうプレッシャーがあるんですよ」と大絶賛。川相のスタメン出場により、試合前から意気上がる巨人の先発・久保は初回、先頭の首位打者・ゼブラ今岡を川相の所へ打たせる頭脳的投球で退け、まず一死。続くシャア少佐には外野陣の極端なシフトの逆をつかれて、二塁打とされるも、キュラソ星人を空振り三振,この日は4番に入った代打の神様・八木もレフトフライに打ち取り、このピンチを脱出。その裏、巨人は阪神先発・下柳に対して、連続打席犠打世界新記録阻止の世界記録(?)を更新中のニックンは川相の犠打記録を心待ちにしているファンを無惨に裏切るかの様に無茶振りでレフトスタンドへ先制24号ソロを叩き込み、犠打世界新記録阻止世界記録(?)を11打席と更新。14打席連続犠打不可能の場面となった名手・川相だが、しつこくファールで粘った末に三遊間を破るヒットで出塁。更に、一死後、ペタジーニが死球,破戒僧・清原のヒットで満塁とした所でレイサムは最悪のショートゴロゲッツー…と思いきや、川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないと必死の形相で全力疾走を見せたレイサムの足が間一髪早く、この間に川相が返って2点目をゲット。続く2回、一死から打席に入った久保はここで凡退しては、またも川相に犠打不可能の場面で回ってしまうと一塁線を破る執念の二塁打で出るも、連続打席犠打世界新記録阻止の世界記録(?)を更新中のニックンは久保の必死の一打を無惨に打ち砕くかの様に無茶振りでセカンドへの凡ゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、犠打世界新記録阻止世界記録(?)を12打席と更新。15打席連続犠打不可能の場面となった名手・川相は積極果敢に打って出るも、サード・アリアスの好守に阻まれ、無念の凡退。4回には先頭の清水がセンター前ヒットで出塁。村田がヘッポコバントの末のバスターでファーストゴロに倒れ、走者が入れ替わった所で久保がきっちり送って二死二塁。ここで怒涛の犠打世界新記録阻止でインケツパワーを充電させたニックンはセンター前にタイムリーを放ち、下柳をKO。ここで代わった2番手・金沢に対して、15打席連続犠打不可能の場面となった名手・川相は出ればバント出来る機会を12回も連続して踏みにじりながら、出ようが出まいがバント出来ないと言う状況になった所でヒットを放つと言う嫌がらせの様な結果を残し続けるニックンの打撃にガックリきたか、センターフライに倒れる無念の凡退で、この回、1点止まり。3−0の儘、迎えた7回、阪神3番手としてマウンドに上がった石毛は先頭打者・ニックンのあまりのインケツぶりでかつての同僚・川相の記録が阻止され続ける事に心を痛めたか、ボール先行の投球でカウントを1−3まで持ち込むも、四球を選ぼうなどと言う気のまるで感じられないニックンは結局、無茶振りでライトへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、犠打世界新記録阻止世界記録(?)を13打席と更新。またもや犠打不可能の場面となり、ショックの川相に追い打ちをかける様に、茂雄が圧力をかけたのか、ここで代打・川中が送られると言う嫌がらせ采配が爆裂。しかし、川中はボテボテのセカンドゴロとあえなく凡退すると、士気を削がれた江藤も倒れて、三者凡退と川相不在の弊害を大露呈。もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に落胆の色を隠せない久保は直後の8回、先頭のゼブラ今岡にライト前に弾き返されると、一死後、キュラソ星人にはライト線への二塁打を浴びて、二、三塁のピンチ。しかし、川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされて、投球の幅を大きく狭められている影響か、代打の神様・八木に対して、暴投を犯し、ゼブラ今岡の生還を許す有様。その裏、巨人は一死から阪神5番手・リガンに対して、破戒僧・清原がレフト前へ弾き返すと、リガンの牽制悪送球で代走・鈴木が二進。代打・マッスル千代の富士がサードへのファールフライに倒れた後、清水が敬遠されて、一、二塁となった所で村田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を破る2点タイムリー二塁打となると、代打・ヒットマン後藤も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトオーバーのタイムリー二塁打となり、6点目。なおも二死二塁の場面だったが、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、ヒットマン後藤は二塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈。土壇場9回、巨人2番手・サンタナは川相不在の不安感からアップアップの苦しい投球を展開しながらも、5点ビハインドで諦めムードの阪神打線の打ち損じに救われ、辛くも逃げ切りに成功。名手・川相の攻守に渡る活躍により、勝つべくして勝った巨人はこれで久々に阪神3連戦で勝ち越し。しかし、理不尽に川相が下げられた際に一気に士気がどん底に落ち込む事が懸念材料なのは言うまでもない。たまたま勝ったからいいものの、これで星を落とす様な事になると、内紛が起こりかねないと言っても過言ではない。この儘、Aクラスを確保しようとする為にも、残り全試合で名手・川相のスタメンフル出場となる事を祈るばかりだ。
ナゴヤドーム:中日12勝8敗 |
広島:広島11勝7敗 |
大阪ドーム:近鉄9勝11敗1分 |
GS神戸:オリックス5勝14敗1分 |
千葉マリン:ロッテ6勝13敗 |