球界トピックス

8月8日
C−T(広島)、YB−D(横浜)、BW−Bu(GS神戸):雨天中止
第84回全国高校野球選手権:今治西6−0日大東北



初球をいとも簡単に決める職人技が炸裂

ついに犠打世界記録へ王手をかける

見事に仕事をこなし、笑みを漏らす川相

目の前で敬遠され、川相の怒りが爆発

打球は左中間を破る走者一掃の二塁打

虎視眈々と先の塁を狙う川相

東京ドーム:巨人10勝9敗
S  000010310  5
G  10040001×  6
勝:チョコ4勝2敗3S
負:五十嵐亮2勝3敗
S:サンタナ2勝1敗2S
本:ニックン23、度会1、土橋5
 
名手・川相、2番スタメンで本領発揮! 職人技炸裂で世界記録へ王手!
前夜、カリメロを球団史上初の40歳完投勝利に導く名手・川相の絶大な存在感により、借金を完済した巨人。途中出場ながら、川相が「4番サード」に入った事により、激昂した茂雄は予想通り、強烈な圧力をかけてきた模様だが、ここに来て、若大将・原監督は真っ向から楯突く事を決意し、名手・川相をポジションこそサードながら、2番の聖域にスタメン起用。これにより、試合前から意気上がる巨人に対して、ヤクルト先発・石川は先頭のニックンを出してしまった段階で世界記録へリーチをかける川相の職人技炸裂が確定し、試合を決められてしまうと言う大ピンチにいきなり見舞われる事となった。ここで、あまりのプレッシャーに腕が縮こまった石川の棒球をニックンは無茶振りでレフトスタンドへ川相のバントを封じてしまう結果となる23号ソロを叩き込む相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。走者なしで打席を迎えた川相は得意の右打ちで巧みにおっつけるも、セカンド土橋の好プレーに阻まれるハードラックで、結局、この回、1点止まり。一方、投げる試合投げる試合、川相不在のバックを強いられ、それでも好投しながら、川相不在の打線に全く援護を貰えず、未だに白星のない巨人先発・林は川相率いる強力内野陣をバックに投げると言う待望の展開に意気揚々と投げ込み、3回までヤクルト打線に付け入る隙を与えない好投を展開。その裏、川相の前に走者を出してはとんでもない事になると言うプレッシャーに耐えかねた石川の棒球をニックンが無茶振りでライト前に弾き返して、無死一塁。この絶好の場面で打席には名手・川相。悪夢の2打席連続失敗以来の企図となるバントだったが、そんな事で怖じ気づく様な川相ではなく、いともあっさりと打球を殺す芸術技を決めて、ついに世界記録へリーチ球場全体をヒートアップさせる川相のバントが決まった事で士気の高まる巨人ベンチだったが、マッスル千代の富士,ペタジーニのヒット性の打球を川相に最も近い男と定評のある巧手・宮本に悉く阻まれ、惜しくも得点ならず。しかし、川相効果による巨人の勢いはこんな事では衰えず、続く4回、江藤の四球,清水の内野安打で無死一、二塁。ここで江藤は何を血迷ったか三盗を仕掛けて憤死するも、ガッツな貴公子・仁志がレフトオーバーの二塁打を放ち、二、三塁となった所で、阿部がライト前へ2点タイムリー。更に、林が送って、一塁が空いた所で若松監督は気でもふれたのか、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンを敬遠して、名手・川相との勝負を選択する発狂采配を展開。信じがたい采配に動揺を隠せないヤクルトバッテリーなど、最早、敵ではない名手・川相は左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、この回、大量4点。川相効果に完全に翻弄されているヤクルトは川相率いる強力内野陣を突破する事は困難を極めると察知最早、一発に賭けるしかないとばかりに5回に度会が1号ソロ,7回には土橋が5号ソロを放って、2点をゲット。ここで若大将・原監督が林から久保にスイッチした事でで活路を見出したヤクルトは二死満塁のチャンスを掴むと、偽エリクソンが右中間にポトリと落ちる2点タイムリーを放ち、1点差。何とか突き放したい巨人はその裏、世界屈指のチャンスメーカー・川相から始まる好打順。しかし、ここまで若大将・原監督の造反体制に手こずっていた茂雄がこれ以上、川相に見せ場を作らせる訳にはいかないとばかりに、ついに嫌がらせ攻勢を炸裂! よりにもよって、大活躍の名手・川相を引っ込めて、川中を代打に送る悪逆非道の嫌がらせを敢行したのだ。案の定、川中は簡単にどん詰まりのファーストゴロに倒れると、士気を削がれたマッスル千代の富士,ペタジーニもあえなく凡退し、3人で攻撃終了と川相不在の弊害を大露呈。8回からマウンドに上がったチョコはもう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に不安感一杯で、二死から代打・金村弟にレフト線へ二塁打を浴びると、代打・佐藤真にセンター前へ同点タイムリーを許し、またもや林の白星が消滅。その裏、巨人はヤクルト4番手・五十嵐亮に対して、一死から清水がこの日4本目のヒットで出塁。ここでガッツな貴公子・仁志はヘッポコバントをかまして追い込まれた末の強攻策でサードゴロに倒れるも、岩村がセカンドへ野選を犯し、オールセーフ。更に、続く阿部が歩いて、満塁とタナボタのチャンスを貰った所で代打・ヒットマン後藤は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、代走・鈴木が勝ち越しのホームイン。なおも一、二塁のチャンスだったが、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでどん詰まりのショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。土壇場9回、巨人4番手・サンタナは川相不在の不安感から一死一塁のピンチを迎えるも、ここで偽エリクソンの打ち損じに救われる形でファーストゴロゲッツーを完成させ、辛くも逃げ切りに成功。2番の聖域にスタメン出場した川相の獅子奮迅の活躍により勝つべくして勝つ…筈が、茂雄の残虐無比な嫌がらせ政策により、林の白星を粉砕した上での結果オーライなタナボタ勝利に終わる展開に誰一人として笑顔を浮かべる者はなく、巨人ナインは一様に沈痛な面持ちで球場を後にした。聖域に座りさえすれば、本領発揮でチームを勢いづける事を遺憾なく見せつけた川相だが、いかんせんフル出場となるまで茂雄の嫌がらせ攻勢に耐えきれない首脳陣のスタミナ不足は深刻と言っていいだろう。この儘、一気に貯金を積み重ねる為にも一刻も早い名手・川相のスタメンフル出場が待たれる所だ


千葉マリン:ロッテ6勝14敗
L  000000120001  4
M  002100000000  3
勝:帆足4勝5敗 負:井上貴0勝1敗
本:ショート7、カブレラ36、エセネオエセ松井22