球界トピックス

8月5日 S−T(神宮)、M−BW(千葉マリン):雨天中止


東京ドーム:巨人14勝7敗
YB 000010011  3
G  01401000×  6
勝:木佐貫8勝3敗
負:ホルト5勝12敗
S:前田3勝2敗3S
本:阿部13、石井タクロー4、ペタジーニ18、古木19、リトル万永くん2
 
ついに解かれた封印! 川相効果覿面で借金完済に成功!
名手・川相が悪夢の6戦連続フル欠場に追い込まれ、依然として借金生活が続く巨人だが、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられる人外魔境オーダーがまたもや炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ホルトに対して、先頭のニックンが無茶振りでセンター前に弾き返すと鈴木のファーストゴロで二進。続くマッスル千代の富士のサードゴロを古木がエラーして、一、二塁となるタナボタのチャンスにペタジーニはライト前へ弾き返すも、ニックンはスタートが遅れて三塁止まり。それでも一死満塁の場面だったが、破戒僧・清原はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、二死から阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ13号ソロを叩き込み、1点を先制。一方、巨人先発・木佐貫は川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされた事で投球の幅を大きく狭められ、初回に一死一、二塁,3回には二死満塁のピンチを迎えるなど苦しい展開。この木佐貫を何とか援護したい巨人は3回、ニックンがどん詰まり過ぎた事が幸いしたラッキーなショート内野安打で出るも、鈴木はあわやゲッツーのサードゴロに倒れて、一死一塁。ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、鈴木が2点目のホームイン。更に、制球を乱したホルトからペタジーニ,破戒僧・清原と連続四球を選んで満塁となるタナボタのチャンスに清水,江藤が連続タイムリー。なおも満塁のチャンスに阿部が浅めのレフトフライを打ち上げると、三塁走者の破戒僧・清原は川相不在では強引に点を取りに行くしかないとばかりに太腿の激痛に耐えながら、本塁を陥れる激走を見せ、この回、4点。この激走により、またも足を痛めたベンチに退く事を余儀なくされた破戒僧・清原だが、流石にこの執念の走塁を無駄にする訳にはいかないと察知した若大将・原監督は茂雄の圧力を払いのけ、江藤をファーストに回し、サードには名手・川相を実に7試合ぶりに投入。川相不在時はアップアップだった木佐貫は川相投入により、一気に内野陣が引き締まった事で徐々に球のキレが増し始めたものの、川相不在時に蓄積した疲労が抜けきらず、5回、石井タクローに4号ソロを浴びて、1点を献上。その裏、ネクストバッターズサークルに立つ名手・川相の姿に気付き、ここで走者を出してしまっては球場全体をヒートアップさせる堅実無比の芸術技を炸裂されてしまうと動揺を隠せない横浜2番手・田崎の甘く入った球をペタジーニが逃さず叩いて左中間スタンドへの18号ソロ。続いて久々の打席となった名手・川相だが、幽閉策打破を快く思わない茂雄がここで日テレに圧力をかけたのか、実況アナは川相の打席中、延々とペタジーニネタを振りまくる事により、球界随一の川相派・掛布雅之氏に川相について喋る隙を全く与えない徹底した嫌がらせ工作を敢行。そんな嫌がらせに辟易としながらも、名手・川相は食らい付くバッティングで執拗に粘った末に基本に忠実なセンター返しで痛打するも、田崎の偶然出したグローブにスッポリ入ってしまうハードラックで無念の凡退。6−1の儘、迎えた7回、巨人は先頭のマッスル千代の富士がセンター前に弾き返すも、ガッツな貴公子・仁志はショートゴロゲッツーに倒れ、二死走者なしと言う真価を発揮出来ない場面で川相が2度目の打席に登場。川相起用を快く思わない茂雄がまたもや日テレに圧力をかけたのか、実況アナは川相の打席中、延々と木佐貫ネタを振りまくる事により、球界随一の川相派・掛布雅之氏に川相について喋る隙を全く与えない徹底した嫌がらせ工作を敢行。そんな嫌がらせに辟易としながらも、名手・川相は食らい付くバッティングで執拗に粘った末に得意の右打ちで痛打するも、ライト・多村が素晴らしい反応で見事にキャッチする超ファインプレーを見せ、無念の凡退。疲労困憊ながらも、川相率いる内野陣を信頼して投げ続けていた木佐貫だったが、茂雄の嫌がらせ工作にモチベーションが急落し、8回、古木に19号ソロを浴びて、2点目を献上。その裏、巨人は二死一、二塁のチャンスを掴むも、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンはセカンドへのどん詰まりのフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。土壇場9回、代打を出された木佐貫に代わり、マウンドに上がった2番手・サンタナはリトル万永くんに2号ソロを浴びて、KOされるも、代わったチョコがピシャリと締めて、逃げ切りに成功。名手・川相が7試合ぶりに封印を解かれた事で勝つべくして勝った巨人は借金を完済。Aクラス浮上へ微かに希望が見えてきたが、茂雄も嫌がらせ工作に余念がなく、依然として予断は許さない状況が続いている。一気に白星を重ねて、勢いに乗る為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 7月の月間MVP発表!
この日、7月の月間MVPが発表された。セ・リーグは首位を独走する阪神勢が投手・打者の両部門を独占。投手部門は3完投を含む4連勝、防御率2.57の井川が球団史上初となる2ヶ月連続(3度目)の受賞を果たすと、打者部門は切り込み隊長として.458の高打率をマークした他、22打点,7本,38安打と4部門でリーグトップの数字を叩き出したゼブラ今岡が昨年4月以来2度目の受賞。 一方、パ・リーグは4戦連続2桁奪三振、防御率1.82の安定した投球で4連勝をあげた新垣(ダイエー)がルーキーでは球団史上初となる受賞。夏場に入って破竹の快進撃を見せていただけに、右足踝脱臼による長期離脱で新人王が絶望的となった事が悔やまれる所だ。打者部門は.427,7本,26打点の好成績を残したブラウン(オリックス)が初受賞となった。

ナゴヤドーム:中日6勝12敗
C  102000000  3
D  100001000  2
勝:ブロック5勝6敗 負:紀藤5勝6敗 S:永川3勝2敗18S
本:キムタク8、緒方17

大阪ドーム:近鉄13勝8敗
F  001201200  6
Bu 002210000  5
勝:ミラバル14勝6敗 負:小池0勝1敗 S:建山0勝1敗12S
本:大村14、ガッツ23、北川11、エチェバリア24

福岡ドーム:ダイエー12勝9敗
L  110001000  3
H  000010000  1
勝:霊感投手・松坂12勝4敗 負:寺原6勝2敗 S:豊田0勝1敗27S
本:中島1