球界トピックス
7月31日
東京ドーム:巨人9勝11敗
D 200000003 5
G 010000010 2
勝:岩瀬4勝1敗2S
負:チョコ3勝2敗2S
S:大塚1勝1敗9S
本:江藤12、ガッツな貴公子7、荒木2
名手・川相、悪夢のフル欠場! 狂気のイカレ采配、ピンチバンター・阿部!
前夜、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、再びBクラス転落となった巨人だが、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在。まず、ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成。更に、この日はペタジーニが再び左膝に痛みを訴え、スタメンから外れたにも拘わらず、「ヒラメどころか、オコゼだ!」と顔を忌み嫌う清水をスタメンから引きずり下ろして、レフトに山田を入れ、センターには鈴木が回ったにも拘わらず、セカンドにはソーサ元木を入れ、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーをまたもや炸裂させた。近年、茂雄の忌み嫌った「名手・川相,清水,今夜の松井さん」の3大野手が完全消滅した暗黒破滅オーダーの完成された上、阿部まで右肘の炎症でスタメンから外れ、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発はカリメロ。投げる試合投げる試合、川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされ、愕然とするカリメロは初回、先頭のボンジュール大西をピッチャーゴロに打ち取りながら、一塁へ大悪送球をかましてしまうと、気落ちした所を井端にライト前へ弾き返され、一、三塁のピンチ。一死後、立浪にライト前へタイムリーを浴びて、あっと言う間に先制点を献上すると、続く渡辺にもセンターオーバーのタイムリー二塁打を浴びて、この回、2失点。2点を追う巨人はその裏、中日先発・山本昌の前にチャンスブレイカーであるにも拘わらず、チャンスメーカーの1番を任されているニックンが淡泊な打撃でサードライナーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、一死から江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ12号ソロを叩き込み、1点差。一気に畳みかけたい所だったが、ソーサ元木,山田の上宮コンビはあえなく凡退し、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く3回にはチャンスブレイカーであるにも拘わらず、チャンスメーカーの1番を任されているニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には二死から破戒僧・清原がセンター前へ弾き返すも、江藤はレフトフライに倒れて、破戒僧・清原は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回も簡単に三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は6回もチャンスブレイカーであるにも拘わらず、チャンスメーカーの1番を任されているニックンが無茶振りでどん詰まりのファーストゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回にはマッスル千代の富士,破戒僧・清原,江藤のクリーンアップが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに大振りを繰り返して三者三振とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回から中日のマウンドは山本昌から霊感投手・落合にスイッチされた事で何とか流れを代えたい所だったが、ソーサ元木に代わって出てきたのは、名手・川相…ではなく清水。しかし、清水はファーストゴロに倒れ、まず一死。続く山田に代わり、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは川中。これに対して、中日が岩瀬にスイッチすると、川中に代わる代打の代打として、ようやく名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはガッツな貴公子・仁志。徹底して川相が後回しにされる事で川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強くしたガッツな貴公子・仁志は右中間へ7号ソロを叩き込み、ついに同点。更に、続く村田がレフト前に弾き返した所でカリメロに代わり、ピンチバンターとして名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは左の岩瀬相手に右肘痛でスタメン落ちを余儀なくされた五体不満足な阿部。それでも、川相でなく阿部を出した以上、当然、強攻策と思いきや、阿部は初球からバントを仕掛けて空振り。これに対して、球界随一の川相派・掛布雅之氏は「ここでバントさせるなら阿部君じゃなくても良かったんじゃないですか。スペシャリスト(の名手・川相)がいますしねぇ」と川相起用を支持。初球のバントは単なるフェイクかとも思われたが、阿部は2球目もバントにいくも、これがピッチャー前への小フライとなるヘッポコバントとなり、村田は二塁で封殺。世界最高のバント職人・川相を差し置いて、阿部をピンチバンターに起用すると言う茂雄の圧力がかかったとしか考えられない狂気の作戦が繰り広げられた事に対して、掛布雅之氏は「ここで1点取って勝ちに行くのなら、川相君でいいんじゃないですか。これは分かりませんねぇ」と理不尽に川相を後回しにしたばかりか、川相以上の適役はいない作戦をあえて未熟な選手にやらせると言う嫌がらせに激昂。阿部はヘッポコバントの汚名を返上するべく二盗を決めると、チャンスブレイカー・ニックンは幸運にも歩かされ、一、二塁。ここで鈴木に代わり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、左の鈴木がその儘、打席へ。ここでむざむざ凡退してはチームは完全に崩壊すると悲壮感たっぷりの表情で打席に入った鈴木は必死の形相でセンター前へ弾き返し、満塁とするも、マッスル千代の富士はボテボテのサードゴロに倒れて、三者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。絶好のチャンスをむざむざ逃した事で完全に流れを掴み損ねた巨人は土壇場9回、川相不在で不安感一杯の2番手・チョコが二死一、三塁のピンチを迎えると、荒木にレフトスタンドへ2号3ランを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。その裏、満を持してマウンドに上がった大塚に対して、巨人は一死から江藤,清水と連打を浴びせて、一、二塁。ここでネクストバッターズサークルに名手・川相…ではなくヒットマン後藤が入ったのを見たガッツな貴公子・仁志は次が川相でないならば、繋いでも無駄とばかりに一発狙いのスイングで空振り三振。そして、川相を差し置いて登場の代打・ヒットマン後藤はあえなくファーストゴロに打ち取られて二者残塁と最後の最後まで川相不在を露呈する形でゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた巨人はまたまた貯金が消滅。いかに茂雄の圧力がかかったとは言え、ピンチバンターに川相でなく阿部を送ると言う、阪神が9回1点リードの場面でウィリアムスを差し置いて石毛を投入するのと同じくらい血迷った采配を阻止出来ない首脳陣の体たらくぶりは深刻を極めている。Aクラス復帰がますます遠のいたこの絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ。
左:狂気の采配でむざむざ白星を逃し、愕然とするカリメロ
甲子園:阪神17勝3敗
YB 032202000 9
T 400020000 6
勝:田崎2勝1敗 負:谷中3勝2敗 S:加藤2勝0敗3S
本:ゼブラ今岡12、小川4、リトル万永くん1、多村10、金城9