球界トピックス

7月28日


 ウェーバー期限最終日! 横浜、ギャラードの獲得を発表!
この日、横浜は中日からウェーバー公示されていたギャラードの獲得手続きを行ったと発表した。背番号は「32」が用意されているとの事だ。右手中指に違和感を訴え、先月27日から登録抹消となっているギャラードだが、山田監督の二軍での調整登板指令を頑なに拒み続け、両者の和解は無理と判断した中日球団が22日にウェーバー公示。1週間のウェーバー期間内に、同リーグの最下位球団から優先的に獲得出来ると言う事で横浜は最優先の権利を持っていた。今季はストッパーとして期待されていた新助っ人・ホワイトサイドがあまりの体たらくで早くも退団。急遽、ストッパー役を命じられたデニーもいい時と悪い時の差が激しく、失格の烙印を押される始末。現在は、ルーキー・加藤に託さざるをえない苦しい状況だけに、セ・リーグでストッパーの実績十分のギャラードは喉から手が出る程、欲しい人材だったのは言うまでもない。高額年俸と言うネックに加え、既に全盛期を過ぎている事から来季の戦力としてアテに出来るか疑問視されており、獲得までは慎重な姿勢を取り続けていたが、来季の新助っ人獲りが難航している状況も重なり、最終期限となったこの日、横浜・峰岸球団社長が「計算出来る投手。今年ではなく来年の補強対象として欲しかった」と語るなど、来季も戦力になる存在と判断した上で、ようやく獲得を決めた模様だ。因みに、シーズン中のウェーバーによる移籍はセ・リーグ史上初。横浜への移籍が決定した事に対して、当のギャラードは「新たなスタートでフレッシュな気持ちでいる。横浜は苦しんでいるが、自分が入る事でチームに勝つという気持ちと勢いが出ればいいと思う」と抱負を語っている。山下監督は特別扱いはしない意向を示しており、二軍での調整登板を命じる予定だが、中日を退団する理由にまで繋がった二軍登板を果たして、ギャラードは快く了承するのか、注目される所だ

福岡ドーム:ダイエー9勝8敗
Bu 010110402  9
H  102003200  8
勝:高村6勝2敗5S 負:篠原0勝1敗2S
本:吉岡7、川崎1、ローズ33。下山2

GS神戸:オリックス8勝7敗1分
F  00210000000  3
BW 00300000001× 4
勝:加藤4勝0敗9S 負:建山0勝1敗9S
本:ガッツ19、ブラウン15、井出1

西武吹き抜けドーム:西武11勝6敗
M  000011000  2
L  10010001×  3
勝:森5勝2敗 負:清水直8勝6敗 S:豊田0勝1敗26S
本:カブレラ33