球界トピックス

7月13日 T−G(甲子園),C−D(広島),BW−M(GS神戸):雨天中止


西武吹き抜けドーム:西武8勝11敗
H  713110001 14
L  000000030  3
勝:新垣6勝7敗
負:霊感投手・松坂11勝3敗
本:井口16、村松6、バルデス15、ベンちゃん16、平尾7、ズレータ2
 猛爆・ダイエー、西武を3タテ! 霊感投手・松坂、プロ入り最短KO!
ダイエーの2連勝で迎えた前半戦最後の首位攻防第3戦。両軍の先発はダイエー・新垣,西武・霊感投手・松坂の同級生対決とあって、三振を奪い合う投手戦が期待されたが、霊感投手・松坂がまさかの大乱調。初回、いきなり2四球で一死一、二塁のピンチを背負った松坂は松中にライト前タイムリーを浴びて、あっさり先制点を献上。更に、細川の捕逸,J.マッケンジーのタイムリー二塁打で2点を失うと、二死後、大道,柴原,鳥越,村松と4連打を浴びて、1回保たずに7失点KO。これで完全に勢い付いたダイエーは2回には井口が16号ソロ,3回には村松が6号3ラン,4回にはバルデスが15号ソロと一発攻勢で着々と加点。7回まで僅かに1安打と完封ペースを続けていた新垣だったが、8回、ベンちゃん,平尾と2本のアーチを浴びた所で降板。しかし、序盤の大量点が効いて、終わってみれば、14−3の圧勝。この3連戦で2勝なら1.5倍,3勝なら2倍の査定ボーナスと言うニンジン作戦が見事にハマり、ダイエーは3タテと言う最高の形で前半戦を締め括った。対西武21年連続負け越しからの脱却も目前に迫っている。プロ入り最短のKO劇を演じた霊感投手・松坂だが、右肘を痛めていた事が発覚。15日からのオールスターゲームにファン投票で選出されていたが、昨年に続いて出場辞退する事が決まった。これにより、松坂は野球協約第86条に乗っ取り、後半戦開始から10試合出場停止となる。

フレッシュオールスターゲーム:札幌ドーム:全ウ24勝13敗5分
E  000001030  4
W  000003000  3
全イ…東(湘)−福井(西)−鴨志田(巨)−酒井(ロ)−○山口(日)−S館山(ヤ)
全ウ…小川(サ)−小林(中)−阿部健(近)−神内(ダ)−玉山(広)●−三東(神)
本:喜田(神)
 
今江、走者一掃の逆転三塁打でMVP!
全ウ先発・小川(サーパス),全イ先発・東(湘南)がそれぞれ2回を無安打に抑える好投を見せ、締まった展開となったフレッシュオールスター。3回、全ウ2番手・小林に対して、全イは西から栗山(西武)がチーム初の走者となる左中間突破の二塁打を放つと、続く宮崎(巨人)が歩いて、一、二塁のチャンス。しかし、紺田(日本ハム)はショートゴロに倒れて、二者残塁。その裏、全ウは一死から筧(近鉄)が右中間突破の二塁打を放つと、続く天谷(広島)が三遊間を破るヒット。ここで筧は一気に三塁を蹴るも、レフト・紺田の好返球の前にタッチアウト。更に、二盗を仕掛けた天谷も憤死し、結局、無得点。0−0で迎えた5回裏、全イ3番手としてマウンドに上がった鴨志田(巨人)はヘッポコ助っ人を雇うくらいなら自分を使えと言わんばかりに三者三振の快投を演じ、一軍昇格へ猛アピール。これで流れを掴んだ全イは直後の6回、全ウ4番手・神内(ダイエー)に対して、栗山が2打席連続のヒットで出ると、春季キャンプで突如、野手転向を命じられた代打・三浦(巨人)も三遊間を破り、一、二塁のチャンス。牽制に引っかかった栗山が挟殺されるも、この間に二進した三浦は、更に、神内の暴投で三進すると、代打・南(湘南)が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、ようやく均衡を破る先制点をゲット。しかし、その裏、鴨志田は5回とは打って変わって、バタバタとした内容で四球とヒットを許した上に暴投を犯して、二死二、三塁のピンチ。ここで喜田(阪神)にライトスタンドへ3ランを叩き込まれると言うまるで一軍の巨人−阪神戦を彷彿させる逆転劇。2点を追う全イは8回、全ウ6番手・三東(阪神)に対して、先頭の三浦が右中間を破る二塁打で出ると、一死後、中島(西武),田中賢(日本ハム)が連続四球で満塁のチャンス。ここで今江(ロッテ)がセンターオーバーの走者一掃タイムリー三塁打を放ち、一気に逆転に成功。このリードを6番手・館山(ヤクルト)が守りきり、ゲームセット。MVPには決勝3点三塁打の今江が選ばれ、賞金100万円をゲット。優秀選手には先制二塁打に加え、好守を連発した3回無失点の一時は勝ち越しとなる3ランを放った喜田2回をパーフェクトに抑えた小川の4人が選出された。

秋田:ヤクルト13勝5敗
YB 100003100  5
S  04200000×  6
勝:石川7勝5敗 負:ホルト4勝10敗 S:高津2勝2敗18S
本:金城8

東京ドーム:日本ハム7勝12敗
Bu 000203000  5
F  01004100×  6
勝:ミラバル10勝6敗 負:前略・三沢興一2勝1敗 S:建山5S
本:北川9、中村16、鷹野5、阿部真3、島田5