球界トピックス

7月8日


神宮:ヤクルト7勝7敗
G  1000000000  1
S  0000100001× 2
勝:五十嵐亮2勝2敗
負:真田3勝8敗2S
本:偽エリクソン12,13
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 延長10回、真田、失意のサヨナラ被弾!
堅実無比の好守でリリーチ陣の好投を呼び、サヨナラ勝ちに導いた川相だが、まさかの2打席連続バント失敗を犯した事で、天変地異の前触れか!?と世界中を大パニックに陥れた衝撃の夜から2日。しかし、全地球人類の不安を取り除く事より、川相をシメる事の方が遙かに大事な茂雄は、むしろ幽閉する大義名分が出来たと大喜びで、この日も意気揚々と嫌がらせ攻勢を開始2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードには五体不満足な江藤が入る地獄三遊間が結成されたばかりか、セカンドには病み上がりのガッツな貴公子・仁志,ファーストには五体不満足な破戒僧・清原を入れる事で「インケツ男とケガ人共」と言う暗黒内野陣を敷き、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーを展開。更に、とどめと言わんばかりに、レフトには五体不満足なサボタージュ男・ペタジーニが入る始末。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・石川に対して、清水,ニックンと連打を浴びせると、マッスル千代の富士があわやゲッツーのセカンドゴロに倒れ、一死一、三塁。ここで破戒僧・清原はどん詰まりのピッチャーゴロに倒れるも、あまりにもどん詰まりだったのが幸いし、ゲッツーは取れず、この間に、清水が先制のホームイン。なおも二死二塁のチャンスだったが、ペタジーニはセンターフライに倒れて、1点止まりと早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には先頭の江藤がレフト前に弾き返すも、後続3人があえなく凡退し、江藤は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回にはニックンが2番にあるまじき無茶振りでファーストへのファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には先頭の破戒僧・清原が四球を選ぶと、続くペタジーニが一、二塁間へ痛打。しかし、破戒僧・清原がこの打球にぶち当たる大チョンボでアウト(守備妨害)となると、江藤,ガッツな貴公子・仁志と倒れて、ペタジーニは一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回も簡単に3人で攻撃終了とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、巨人先発・久保は川相不在で繋がりに欠ける打線に辟易としながらも立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードで耐えていたものの、飛ばし過ぎの影響で早くも疲労の色が見え始めた5回裏、一死から偽エリクソンにライトスタンドへ12号ソロを放り込まれて、試合は振り出しに。追い付かれた巨人は直後の6回、先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りでレフトへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には先頭のペタジーニが死球を食らうと、続く江藤が三塁線へセーフティバントを敢行。一塁は間一髪アウトとなるも、結果的に送りバントとなり、一死二塁と一打勝ち越しのチャンス。しかし、ガッツな貴公子・仁志はサードゴロに倒れると、阿部が敬遠された後、久保はショートゴロに終わり、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回、ニックンが2番にあるまじき無茶振りでショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回も淡泊な攻撃で三者凡退とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈し、1−1の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、ヤクルトのマウンドには2番手・五十嵐亮が上ると、若大将・原監督はガッツな貴公子・仁志に代打・斉藤を投入。斉藤は三遊間を破るヒットで出ると、ここで五十嵐亮がボークを犯し、代走・鈴木は労せずして二進。ここで阿部はレフトフライに倒れると、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦った鈴木がタッチアップで三塁へ突入する大暴走をかまし、憤死する最悪の展開。ここで久保に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤ですらなく、壊滅的低打率に喘ぐヘッポコ助っ人・レイサム。しかし、レイサムは恒例行事となっている空振り三振に倒れて、結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、よりにもよってレイサムに代打を出されてしまった久保に代わり、マウンドに上がった真田だったが、入団前から信奉する名手・川相が不在のヘッポコバックに不安感一杯で一死から偽エリクソンにライトスタンドへこの日2本目となる13号ソロを叩き込まれて、失意のサヨナラ負け名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれて、怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた巨人と、ついにマジックを点灯させた阪神との差は今季最大の15と開いた。これまで史上最大の逆転劇は1963年西鉄の14.5差とあっては、最早、連覇などと言っている場合ではなく、Aクラスを死守する事すら四苦八苦の状態だ。この絶望的な状況を打開する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 茂雄、日本代表メンバー選考で名手・川相の除外を示唆!
この日、都内のホテルで日本代表編成委員会が開かれ、アテネ五輪の予選を兼ねた11月のアジア選手権のコーチングスタッフを決定。ヘッド兼打撃コーチに中畑清氏,投手コーチに大野豊氏,守備走塁コーチに高木豊氏が就任する事になった。会議後、会見に臨んだ監督の茂雄は「夢のあるチーム編成をしたいですね。(ネーム)バリューより腕ですよ。今年の成績を重視しますよ、エヘヘヘ〜」などとコメント。名前より腕などとほたえながらも、今年の成績を重視と付け加える事により、自分が圧力をかけて数字を残させない様にしている川相の出場を阻止しようと言う姿勢がミエミエ世界に君臨するハイパーテクニックを備えた川相を抜きにして「夢のあるチーム」もクソもあったものじゃないと、報道陣は呆れて物も言えなかった。

 6月の月間MVP発表!
この日、6月の月間MVPが発表された。セ・リーグの投手部門は1完封を含む3勝、防御率3.07の成績をあげた井川(阪神)が昨年4月以来2度目の受賞。打者部門は日本タイ記録となる11打数連続安打,14打席連続出塁を達成するなど、打率.435,7本,15打点と打ちまくったマッスル千代の富士(巨人)が2年ぶり4度目の受賞を果たした。一方・パ・リーグの投手部門は4戦4勝、防御率2.67の斉藤(ダイエー)が8年目にして初の受賞。打者部門は405の高打率に加え、12本,26打点,出塁率.494,長打率.946と4部門でリーグトップの高い数字を残したカブレラ(西武)が昨年8月以来3度目の受賞となった。

倉敷:広島3勝9敗
T  122020100  8
C  100100002  4
勝:井川11勝3敗 負:ブロック4勝6敗
本:ゼブラ今岡7、キムタク6、アリアス19,20

ナゴヤドーム:中日9勝5敗
YB 301000000  4
D  000000000  0
勝:ホルト4勝9敗 負:野口6勝4敗
本:多村6

福岡ドーム:ダイエー7勝6敗
BW 100000000  1
H  000000000  0
勝:具3勝6敗 負:永井2勝1敗 S:加藤3勝0敗5S

千葉マリン:ロッテ5勝8敗
Bu 002015000  8
M  000010000  1
勝:加藤6勝3敗 負:薮田2勝2敗
本:ローズ27

西武吹き抜けドーム:西武9勝6敗
F  010031000  5
L  30003000×  6
勝:森4勝2敗 負:吉崎8勝3敗 S:豊田0勝1敗23S
本:カブレラ27,28、エチェバリア17


 阪神、一発攻勢で7連勝! セ・リーグ最速のM49点灯!
マジック点灯へリーチをかけている阪神に対して、自力優勝の可能性を残すセ・リーグ最後の砦・広島が迎え打った。しかし、阪神はゼブラ今岡の2試合連続初球先頭打者アーチで試合開始早々に主導権を握ると、アリアスが2打席連続の2ランを浴びせるなど、序盤で試合を決定付けた。広島は9回に2点を奪うなど、粘りを見せたものの及ばず、ついに自力優勝が消滅。今季初の7連勝をマークした阪神にセ・リーグ最速となるマジック49が点灯した。