球界トピックス
7月4日 H−M(北九州):雨天中止
あわやタイムリーの打球を見事に好捕 |
2点タイムリーを阻止する華麗な守備 |
川相に打球を集める頭脳的投球のカリメロ |
いともあっさりと決める芸術技が炸裂 |
犠打世界記録へあと2個と前進 |
仕事を果たし、黙々と引き上げる川相 |
東京ドーム:巨人7勝8敗
D 000100121 5
G 01301031× 9
勝:カリメロ4勝2敗
負:岡本1勝1敗
本:江藤10、破戒僧・清原10,11、ニックン18、ペタジーニ13、福留14、リナレス議員4
名手・川相、堅実無比の好守連発! 芸術的犠打も見事に炸裂!
川相不在で低迷を極めると言う至極、当然の報いを受けているだけの展開を反省する事なく、月が明ければ、虚しい気休めフレーズ「×月攻勢」をほたえるのが恒例行事と化している巨人。その「×月攻勢」の実現も川相を起用してナンボだと言うのに、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在。2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードには五体不満足な江藤が入る地獄三遊間が結成されたばかりか、セカンドには五体不満足なソーサ元木,ファーストには五体不満足な破戒僧・清原を入れる事で「インケツ男とケガ人共」と言う暗黒内野陣を敷き、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーを展開。更に、とどめと言わんばかりに、レフトには五体不満足なサボタージュ男・ペタジーニが入る始末。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・岡本に対して、先頭の清水がライト前ヒットで出塁。ここで本来ならば、名手・川相がいとも簡単に芸術的犠打を決めて、世界記録へ前進する所だが、実際に2番に居座っているのはニックン。若大将・原監督もバントさせたいのはやまやまながら、下手に小フライでも上げられて、ゲッツーとなってはかなわないと、渋々ながらも強攻策を指示するも、ニックンは2番にあるまじき無茶振りでセンターへの凡フライと進塁打すら打てない相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続くマッスル千代の富士はレフト前に弾き返して、一、三塁とするも、破戒僧・清原はファーストフライ,ペタジーニは空振り三振に終わり、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに天井にぶち当てながらレフトスタンドに飛び込む特大10号ソロを放ち、1点を先制。一気に攻め立てたい所だったが、後続3人は簡単に倒れて、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。3回には一死からインケツパワーが充電されたニックンが2番にあるまじき無茶振りでセンターオーバーの二塁打を放つと、マッスル千代の富士がライト前ヒットで続いて、一、三塁。ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ10号3ランを叩き込み、3点を追加。一方、3回まで4者連続を含む6三振と川相不在のヘッポコバックはアテにならないとばかりに強引に三振を狙いに行く力押しの投球を続けていた巨人先発・カリメロだったが、飛ばし過ぎの影響で疲労の色が見え始めた4回、一死から福留,立浪と連打を浴び、一、三塁のピンチ。ここでオチョアをサードゴロゲッツーに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、川相不在の暗黒内野陣では二塁を刺すのが精一杯で、この間に福留の生還を許して、1点を献上。その裏、あえなく三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は5回、一死からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでライトスタンドへ18号ソロを叩き込み、5点目を追加。更に、西と、破戒僧・清原の四球,ペタジーニの二塁打で二、三塁とチャンスを広げるも、江藤はライトフライに倒れて二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。6回には一死から代打・斉藤が四球を選ぶと、カリメロがニックンより遙かに上手いバントを決めて、二死二塁。しかし、清水はショートフライに倒れて、斉藤は二塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の7回、代打を出されたソーサ元木に代わり、ついに名手・川相がセカンドの守備に登場。川相の投入により、一気に引き締まった内野陣だが、川相不在時の無理がたたって、カリメロの疲労は既に、限界を突破していた。それでも何とか二死をとった所で、谷繁のセンター前へ抜けるか…と言う打球を名手・川相が見事に追い付き、華麗なジャンピングスロー。しかし、これが僅かに及ばず、内野安打となると、続く荒木にもサードへの内野安打を浴びて、一、二塁。更に、代打・渡辺に一、二塁間を破るタイムリーを浴び、1点を献上…と思いきや、これを名手・川相がダイビングキャッチで見事に抑え、内野安打にこそなったものの、谷繁の生還を阻止。続くボンジュール大西には痛恨の押し出し四球を与え、なおも満塁のピンチに井端の打球はセンター前へ抜ける2点タイムリーで1点差…と思いきや、これを名手・川相が俊敏な動きで逆シングルキャッチし、その儘、軽快なトスで二塁へ転送する職人技を見せ、このピンチを最小失点で脱出。川相の再三の好プレーで流れを引き寄せた巨人はその裏、インケツパワーを放出しきったニックンが2番にあるまじき無茶振りでセカンドへのハーフライナーに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮するも、マッスル千代の富士がセンター前に弾き返して、一死一塁。ここで破戒僧・清原が右中間スタンドへこの日2本目となる11号2ランを叩き込むと、続くペタジーニもライトスタンドへ13号ソロを叩き込み、8点目。直後の8回、巨人2番手・岡島に対して、川相のいる内野に転がしては簡単にヒットは望めないと察知し、長打狙いに切り換えた中日は先頭の福留が左中間スタンドへ14号ソロを叩き込むと、続く立浪が右中間への痛烈なヒット。しかし、ここでオチョアはショートゴロ。ヘッポコ守備のニックンも川相効果に引っ張られる様にこれを抑えて、名手・川相−破戒僧・清原と渡るゲッツーを完成。やはり、川相のいる内野陣は手強いと改めて実感したのか、続くリナレス議員は右中間スタンドへ4号ソロを叩き込み、4点目。更に、谷繁のレフト後方へのフライを異次元レフトラインの一角を担うレイサムがバンザイで頭を抜かれる体たらくで、谷繁は一気に二塁を陥れ、岡島は無念のKO。しかし、ここでマウンドに上がった3番手・真田が入団前から信奉していた名手・川相がバックにいる事で伸び伸びと投げ込み、代打・クルーズを空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人は一死からレイサムが歩くと、名手・川相が一塁線へいとも簡単に転がす芸術的犠打を決めて、世界記録へあと2個と前進。驚異の職人技を目の当たりにして、動揺を隠せない正津に対して、ニックンが川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、9点目。土壇場9回、4番手・チョコは立浪の犠飛で1点を失うも、後続を断ち切って、逃げ切りに成功。名手・川相の攻守に渡る活躍により、勝つべくして勝った巨人はこれで2連勝。球界随一の川相派として誉れ高い掛布雅之氏が「川相クンの様に最後までプレーを諦めないと言う気持ちが今の巨人のチームの中に非常に大切な事だと…。こういう気持ちを忘れずに残りの65試合を戦って欲しいですね」と絶賛した様に「7月攻勢」には川相の力が必要不可欠である事が改めて証明された格好だが、川相不在時の完全無策一発依存ぶりは相変わらずで茂雄の圧力に屈すれば、すぐさま黒星街道に突き進む事が予想される内容に不安材料は山積みだ。この勝利を本当の勢いに結び付ける為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ。
オールスター出場選手(青字はファン選出 数字は出場回数)
セントラル・リーグ |
守備位置 |
パシフィック・リーグ |
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選手名 |
選手名 |
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岩瀬仁紀(D)3 高津臣悟(S)5 上原浩治(G)5 木佐貫洋(G)初 五十嵐亮太(S)3 霊感投手・落合(D)2 伊良部クラゲ(T)4 永川勝浩(C)初 高橋建(C)3 |
投手 |
森慎二(L)4 小林雅英(M)3 豊田清(L)3 岩隈久志(Bu)初 吉田豊彦(Bu)4 和田毅(H)初 斉藤和巳(H)初 清水直行(M)初 ミンチー姉さん(M)2 吉崎勝(F)初 |
阿部慎之助(G)初 中井美穂の旦那(S)14 |
捕手 |
三輪隆(BW)初 |
ゼブラ今岡(T)3 G.アリアス(T)2 藤本敦士(T)初 ニックン(G)3 宮本慎也(S)2 金村弟(S)3 立浪和義(D)10 T.ウッズ(YB)初 |
内野手 |
井口資仁(H)3 ガッツ(F)5 エセネオエセ松井(L)7 高木浩之(L)2 阿部真宏(Bu)初 松中信彦(H)4 小坂誠(M)5 塩谷和彦(BW)初 |
シャア少佐(T)初 マッスル千代の富士(G)6 寿司職人ラミレス(S)2 福留孝介(D)3 金城龍彦(YB)初 |
外野手 |
松田さん(BW)3 ミスタースナイパー(F)2 ベンちゃん(L)初 村松有人(H)2 |
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DH |
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横浜:横浜5勝6敗 |
西武吹き抜けドーム:西武6勝9敗 |
ナゴヤドーム:オリックス5勝7敗1分 |