球界トピックス

6月29日


ナゴヤドーム:中日8勝6敗
G  150000000  6
D  000000010  1
勝:木佐貫5勝3敗
負:平松1勝1敗
本:ニックン16
 
名手・川相、悪逆非道の交代劇! 失意の木佐貫、プロ初完封ならず!
名手・川相が悪夢の6戦連続フル欠場に追い込まれ、怒涛の黒星ラッシュで負ければ4位転落となる巨人だが、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードには五体不満足な江藤が入る地獄三遊間が結成されたばかりか、セカンドには五体不満足なソーサ元木,ファーストには五体不満足な破戒僧・清原を入れる事で「インケツ男とケガ人共」と言う暗黒内野陣を敷き、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーを展開。更に、とどめと言わんばかりに、レフトには斉藤ではなく、五体不満足なサボタージュ男・ペタジーニが入る始末。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・平松に対して、一死から13打席ノーヒットとインケツパワーを溜め込んでいたニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでライトスタンドへ16号ソロを叩き込み、1点を先制。一気に畳みかけたい所だったが、マッスル千代の富士,破戒僧・清原と倒れて、結局、1点止まりと早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈かつての同僚・平松は古巣のあまりの体たらくに見かねて同情したのか、続く2回、ペタジーニに四球,江藤にヒットを許して、一、二塁とすると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振したソーサ元木に左中間突破のタイムリー二塁打,阿部にもセンター前タイムリーを浴びて、2点を献上した所でKO。更に、緊急登板で準備不足の2番手・山井に対して、木佐貫が送った後、清水がセンター前へ2点タイムリーを放つと、ニックンのライト前ヒットの後、マッスル千代の富士もライト前へタイムリーを放ち、この回、5点目。続く破戒僧・清原はあわやゲッツーのショートゴロに倒れると、ここで若大将・原監督は早くも破戒僧・清原を下げて、走塁センス溢れる名手・川相を代走に投入。ペタジーニが倒れて、追加点はならなかったものの、その裏から若大将・原監督は江藤をファーストへ回し、長きに渡る茂雄の嫌がらせにあてつけるかの様に名手・川相を「4番サード」へ。これにより、意気上がる巨人先発・木佐貫は川相の所へ打球を集める頭脳的投球で中日打線を3人でピシャリと抑える好投を展開。続く3回も簡単に二死をとると、代打・ピンキー井上を川相の所へ打たせる頭脳的投球で三者凡退…と思いきや、広大無尽な守備範囲を誇る名手・川相に対して、聖域に居座る刺客・ニックンがしゃしゃり出て交錯する妨害工作を敢行し、一塁はセーフ。しかし、茂雄の妨害工作である事が明白なこのプレーに、記録員が川相のエラーなどつける筈もなく、記録は内野安打。ショートへ打たせる事には不安を覚えた木佐貫だったが、川相がバックにいるとあって動揺する事もなく、続く関川をきっちり打ち取り、このピンチを脱出。直後の4回、巨人は二死からマッスル千代の富士がヒットで出ると、ここで実に7試合ぶりの打席となった名手・川相が鬱憤をぶつけるがごとく右中間へ大飛球を放つも、これを福留が懸命に背走して好捕する大ファインプレーで阻み、無念の凡退。川相の投入から一気に引き締まった試合は6−0の儘、7回に突入。この回の先頭打者となる名手・川相に本領発揮のチャンスメークの期待がかかったが、川相が「4番サード」に入った事に激昂した茂雄が早くも圧力をかけてきたのか、何とここで代打・鈴木が投入される狂気の采配が炸裂。しかし、鈴木はショートへのハーフライナーと簡単に打ち取られると、士気を削がれたペタジーニ,江藤も倒れて、三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈もう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況に陥った木佐貫はリナレス議員,谷繁を連続三振に斬ってとるなど、一気に守備力が低下したバックはアテにはならないとばかりに力押しの投球を展開。直後の8回、巨人は一死からヒットで出た阿部を木佐貫が送って、二死二塁。ここで清水に代わって、壊滅的な低打率に喘ぐヘッポコ助っ人・レイサムが代打に投入される不可解極まりない采配が炸裂。「4番サード・川相」が相当、腹に据えかねた茂雄が依然として忌み嫌っている清水にやつ当たりをしたとしか考えられないこの起用にレイサムはここで凡退する様だとチームの崩壊を呼び、4位転落は免れないと悲壮な覚悟で打席に入り、一、二塁間を破るヒット。しかし、二塁走者・阿部は次がチャンスブレイカー・ニックンとあっては、ここで生還するしかないとばかりに一気に本塁へ突入するも、福留の好返球の前に憤死し、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈茂雄の怒涛の嫌がらせ工作に落胆の色を隠せない木佐貫はその裏、一死から代打・ボンジュール大西にヒット,関川に四球,そして、井端にもヒットを許して、満塁のピンチ。ここで福留にレフトへの犠飛を浴びて、プロ初完封が消滅。土壇場9回、巨人は先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りでセンターフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、士気を削がれたマッスル千代の富士,鈴木も倒れて、三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、木佐貫は川相不在の不安感から走者を出しながらも、何とか後続を断ち切り、逃げ切りに成功。途中で下げられる嫌がらせを受けたとは言え、5イニングに渡って守備についた名手・川相の絶大な存在感が木佐貫のスタミナ温存をもたらし、辛くも白星を拾った巨人の連敗は3でストップ。7試合ぶりに幽閉を解かれた川相効果で4位転落の危機は免れたものの、茂雄の嫌がらせ行為は相変わらず大炸裂しており、依然として予断を許さない状況だ。この絶体絶命の危機を脱する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

横浜:横浜1勝16敗
T  000300210  6
YB 010100000  2
勝:下柳4勝2敗 負:グスマン4勝7敗
本:マイケル2、アリアス18、T.ウッズ23、悠久の若虎10

広島:広島7勝7敗
S  2002000051 10
C  0111141000  9
勝:五十嵐亮1勝2敗 負:天野1勝3敗 S:高津1勝2敗17S
本:寿司職人ラミレス22、求道者・前田11、浅井4、金村弟10、
  森笠5、緒方11、
偽エリクソン9、土橋2

福岡ドーム:ダイエー8勝8敗
L  00611002001 11
H  51300010000 10
勝:森3勝2敗 負:佐藤1勝2敗 S:豊田0勝1敗19S
本:井口14、ベンちゃん15、カブレラ24

東京ドーム:日本ハム6勝10敗
Bu 000010001  2
F  000000001  1
勝:岩隈9勝4敗 負:正田2勝7敗
本:的山3、益田5

千葉マリン:ロッテ13勝3敗
BW 200000000  2
M  30000000×  3
勝:清水直7勝4敗 負:小林1勝5敗 S:小林雅0勝1敗16S


 小林雅、日本人最速の通算100セーブ!
3−2と1点リードの場面で迎えた9回、マウンドに上がった守護神・小林雅は一死からシェルドンに痛打されるも、後続を断ち切り、史上14人目となる通算100セーブを達成した。通算222試合目での達成は大塚(現中日)が近鉄時代にマークした224試合目を上回る日本人投手では史上最速ペース。尚、助っ人を含めると、ギャラード(中日)の148試合目,ペドラザ(当時ダイエー)の162試合目に次いで3番目のスピード記録だ。