球界トピックス

6月17日


札幌ドーム:巨人7勝4敗
C  000000120  3
G  32101010×  8
勝:上原6勝2敗
負:佐々岡3勝6敗
本:マッスル千代の富士10、清水6、レイサム1
 
またも炸裂、怒涛の結果オーライ野球! レイサム、来日初アーチ!
15日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、ヘッポコバント,ヘッポコエラーの大炸裂で屈辱のサヨナラ負けを喫した巨人だが、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられる人外魔境オーダーがまたもや炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、広島先発・佐々岡に対して、先頭の清水がセンターフライに倒れて、まず一死…と思いきや、何とこれを緒方が落球。ここで本来ならば、名手・川相がいとも簡単に芸術的犠打を決めて、世界記録へ前進する所だが、実際に2番に居座っているのはニックン。バントさせたいのはやまやまの若大将・原監督だったが、12球団一バントが下手な2番と定評のあるこの男に任せては小フライでゲッツーを食らいかねないとあって、渋々強攻策を指示。しかし、佐々岡の制球難に救われ、ニックンはストレートの四球を選ぶと、ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ10号3ランを叩き込み、3点を先制。更に、一死後、斉藤がレフト前に弾き返すも、江藤はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で追加点ならずと、早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回にはヒットの阿部を二塁に置いて、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ6号2ランをぶち込んで、2点を追加。しかし、続くニックンは2番にあるまじき無茶振りでライトへの凡フライと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、結局、2点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。3回には先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトオーバーの三塁打となると、一死後、斉藤が歩いて、一、三塁。しかし、斉藤は川相不在とあっては強引に先の塁を狙うしかないと焦ったか二盗を仕掛けて憤死。チャンスは潰えたかに思われたが、江藤がライト前へ実に44イニングぶりとなるタイムリーを放ち、マッスル千代の富士が返って6点目。なおも、二死一塁の場面だったが、阿部はショートライナーに倒れて、江藤は一塁に釘付けとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。4回には2本のヒットで一、三塁とするも、マッスル千代の富士はセカンドゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には先頭の破戒僧・清原がセンター前ヒットで出塁。ここで破戒僧・清原が引っ込み、走塁センス溢れる名手・川相が代走で登場か…と思いきや、出てきたのはレイサム。続く斉藤がファースト浅井を強襲して、エラーを誘い、一、三塁とまたも拾い物のチャンスに江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、レイサムが7点目のホームイン。なおも、一死一塁のチャンスだったが、阿部,鈴木と連続三振を喫して、斉藤は一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回にはニックンは2番にあるまじき無茶振りでライトへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、巨人先発・上原は川相不在の不安感から4回を除いて毎回走者を背負う苦しい投球の連続。それでも6回までは何とか無失点でしのいでいたものの、川相不在を補う為に飛ばし過ぎた為に疲労がピークに達した7回、先頭のシーツに死球を食らわせると、一死二塁となった所で木村一にタイムリーを浴びて、1点を献上。その裏、巨人は一死からレイサムが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポールを直撃する来日初アーチを放ち、8点目。更に、斉藤のヒットと江藤の四球で一、二塁とすると、二死後、鈴木に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。しかし、ソーサ元木はボテボテのセカンドゴロに終わり、二者残塁とまたまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。直後の8回、ようやく名手・川相がセカンドの守備に入るも、川相効果を持ってしても回復出来ない程のダメージを負っていた上原求道者・前田にタイムリー二塁打、シーツにもタイムリーを浴びて、無念のKO。なおも、二死一塁のピンチに登場した2番手・岡島は川相の所へ打たせる頭脳的投球で森笠を打ち取り、このピンチを脱出。その裏、巨人は一死から清水が一、二塁間を破るも、続くニックンは2番にあるまじき無茶振りでセカンドライナーゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、これを東出が弾いて、オールセーフ。ここで打席が回ってきた名手・川相は初球から果敢に打って出ると、打球はライト前に抜けるタイムリー…と思いきや、先の汚名返上とばかりに東出がこれを見事に好捕し、ゲッツーに仕留めるスーパープレイに阻まれ、無念の凡退。土壇場9回、3番手・ベイリーはバックに川相がいると言う絶大な安心感に支えられ、無難に抑えて逃げ切りに成功。最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、この日も相手の拙守と一発頼みの結果オーライ野球は相変わらずタナボタの勝利では波に乗る事など出来よう筈もなく、ナインの士気も一向に上がって来ない状態だ。この絶体絶命の状況を打開する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 川崎、ついに井川を抜いてファン投票1位! 本人は出場辞退の意向!
オールスターのファン投票で井川を猛追していた川崎が、この日の投票中間発表でついに逆転トップに立った。FAで中日に移籍後、2年以上も登板していないにも拘わらず、マナーに反した連中の大量投票が見られた事で運営委員会は良識ある投票を呼びかけ、インターネット投票の手順を複雑化する事で対策を図ったが、まるで報われなかった模様だ。これに対して、当の川崎は「最初は(応援してくれているのだと)嬉しかったが…。(最終的に1位となって)選ばれても辞退するでしょう。オールスターは実績を積んだ人のもの」と出場辞退する意向を明言。指揮官の山田監督も「勘弁してくれ。はっきり言って問題だし、控えて欲しい」と苦笑を浮かべた。


ナゴヤドーム:中日7勝5敗
S  000000010  1
D  00010200×  3
勝:野口5勝2敗 負:佐藤秀4勝1敗 S:大塚1勝1敗4S
本:谷繁7

甲子園:阪神12勝1敗
YB 100020010  4
T  010100003× 5
勝:川尻1勝0敗 負:デニー0勝4敗5S
本:アリアス13、キュラソ星人8

大阪ドーム:近鉄6勝5敗
M  300000000  3
Bu 10023010×  7
勝:加藤5勝2敗 負:高木1勝5敗
本:フェルナンデス11

東京ドーム:日本ハム5勝8敗
L  140000001  6
F  000130000  4
勝:森1勝2敗 負:吉崎6勝2敗 S:豊田0勝1敗16S
本:エセネオエセ松井12

盛岡:オリックス4勝6敗 H  1130061000 21 BW 041230010 11 勝:佐藤1勝1敗 負:萩原1勝3敗4S 本:バルデス13,14,J.マッケンジー14、大道2,村松4