球界トピックス

6月13日


甲子園:阪神8勝4敗1分
G  100011021  6
T  000000200  2
勝:春風亭半ケツ4勝4敗
負:伊良部クラゲ7勝2敗
本:ニックン14,15、江藤7,8、関本2
 名手・川相、いぶし銀の一打! 春風亭半ケツ、粘りの力投で4勝目!
川相不在が大きくたたり、球団ワーストの3戦35失点と言う無様な試合を続けている巨人だが、そんな事など歯牙にもかけない茂雄はこの日も怒涛の嫌がらせ三昧。まず、豊田泰光氏から「ベンチにいるだけで他チームを威圧出来る。先発でダメでも(中継ぎ,抑えと)どこでも使えるだけでなく、代打でも使えるし、代走でもOK」と評された元造反五人衆の桑田を簡単に二軍に落とし、代わりに昇格させたのが、よりにもよって、ヘッポコ助っ人・レイサムと言う嫌がらせ人事を発動。更に、この日の阪神先発はオープン戦で対戦をひたすらに回避しまくった程、川相の職人技にペースを崩される事を恐れおののいている伊良部クラゲだと言うのに、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーをまたもや炸裂させたばかりか、2番ショートの聖域にヘッポコエラー連発のニックン,サードには五体不満足な江藤が入る地獄三遊間を結成させる嫌がらせ起用を敢行。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りで左中間スタンドへ14号ソロを叩き込み、1点を先制。更に、絶好調のマッスル千代の富士がセンター前へ弾き返すも、破戒僧・清原,斉藤と倒れて結局、1点止まりと早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。2回には二死からヒットで出た鈴木が二盗を決めるも、春風亭半ケツは空振り三振に倒れて、鈴木は二塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回には一死からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでレフトオーバーの二塁打を放つと、マッスル千代の富士が歩いて、一、二塁のチャンス。しかし、破戒僧・清原,斉藤と倒れて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には一死から阿部が右中間突破の二塁打で出るも、鈴木,春風亭半ケツと倒れて、阿部は二塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、巨人先発・春風亭半ケツも川相不在の不安感から初回に一死一、二塁,3回に一死二塁,4回にも二死一、二塁とピンチの連続ながら、巨人に優るとも劣らない阪神の拙攻ぶりに助けられ、無失点投球を展開。1−0の儘、迎えた5回、巨人は一死からニックンが2番にあるまじき無茶振りでライトファールフライに倒れるインケツぶりが復活…と思いきや、何とこれを濱中がまさかの落球。命拾いしたニックンは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りで左中間スタンドへこの日2本目となる15号ソロを叩き込み、2点目を追加。この後、マッスル千代の富士がまたもやヒットを放つも、破戒僧・清原,斉藤と倒れて、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く6回には先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ7号ソロを叩き込み、3点目。更に、続く阿部がライト線に二塁打を放った所で、ピンチバンターとして名手・川相が登場か…と思いきや、鈴木がその儘、打席へ。しかし、鈴木はよりにもよってストライクをバントしにいって空振りし、当てると思って大きく飛び出した阿部が牽制で刺される最悪の展開。この後、鈴木,春風亭半ケツと倒れて、結局、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。流石にヤバいと察知した若大将・原監督はその裏から鈴木を引っ込め、ついに名手・川相をセカンドの守備の投入ヘッポコ内野陣を背負いながら、投げ続けた事で既に限界寸前だった春風亭半ケツだが、絶大な安心感を誇る名手・川相が入った事で一気に引き締まった内野陣をバックに息を吹き返し、3人でピシャリと抑える好投を展開。一気に流れを掴みたい巨人だったが、7回、2発放ってインケツパワーを放出しきったと言うのに2番にあるまじき無茶振りで一発狙いのニックンはセンターフライと巨人に傾きかけた流れを断ち切る相変わらずのインケツぶりを発揮するなど、三者凡退。川相効果で一時は息を吹き返したとは言え、川相不在時に蓄積されたとてつもない身体的,精神的ダメージが全回復する筈もない春風亭半ケツはその裏、一死から藤本にレフト前へ弾き返されると、関本にレフトスタンドへ2号2ランを叩き込まれて、1点差。しかし、困った時の川相頼みとばかりに春風亭半ケツはこの後、川相に打球を集める頭脳的投球を見せ、この回を凌ぎきる事に成功。突き放したい巨人は8回、先頭の破戒僧・清原が必殺「まるで避けない死球」で出塁。一死後、江藤が左中間スタンドへ2打席連続となる8号2ランを叩き込み、5点目。更に、二死後、この日、初打席となった名手・川相が体勢を崩されながらも見事なバットコントロールでレフト前にしぶとく弾き返す、いぶし銀のヒットで出塁。ここで春風亭半ケツに代えてヒットマン後藤を投入した若大将・原監督だったが、阪神が左の佐久本にスイッチしたのを見るや、代打の代打で福井を投入。福井は死球を食らって、一、二塁となるも、繋いでチャンスを作ってもニックンに叩き潰されるのがオチとあって、自分で決めるしかないと気負い過ぎた清水はセンターフライに倒れて、二者残塁。その裏からマウンドに上がった真田は入団前から信奉する名手・川相がバックに控える素晴らしい環境を実に久しぶりに与えられた事で舞い上がってしまい、二死二、三塁のピンチを作るも、ここで川相にひと声かけられた事で落ち着きを取り戻し、前の打席で2ランを放っている関本を空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。土壇場9回、巨人はニックンのヒットとマッスル千代の富士の死球で一、二塁とすると、皮肉にも既に川相は起用されているが為にピンチバンターとして使えず、代わりに登場したソーサ元木が送って、二、三塁。ここで斉藤のセカンドゴロの間にニックンが返って、貴重な1点を追加。その裏からマウンドに上がったチョコも川相がバックにいる絶大な安心感に悠々と投げ込み、無難に抑えて、ゲームセット。名手・川相が攻守に渡って絶大な存在感を示した事により、勝つべくして勝った巨人だが、この日も完全無策一発依存の野放し野球は相変わらずで、31イニング連続タイムリーなしと言う深刻なタイムリー欠乏症は解消されず仕舞い結果オーライに甘んじていては波に乗る事など出来よう筈もない訳で、3タテを狙う為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

横浜:横浜4勝7敗
D  301000230  9
YB 000101010  3
勝:平井2勝2敗 負:グスマン4勝6敗
本:立浪9、T.ウッズ20、小川3

東京ドーム日本ハム4勝5敗1分
BW 404120100 12
F  300000000  3
勝:具2勝4敗 負:ミラバル7勝5敗
本:三輪6、ブラウン9、シェルドン8

千葉マリン:ロッテ5勝6敗
L  001000120  4
M  010100000  2
勝:後藤光3勝5敗 負:小林宏2勝4敗 S:豊田0勝1敗14S
本:後藤武5


 期待の大砲新助っ人・ズレータ獲得! 笹川も台湾から復帰へ!
ダイエーはこの日、新助っ人として、レッドソックス傘下の3Aポータケットに所属するパナマ出身のフリオ・ズレータ内野手(28=197cm,113kg 右投右打)を獲得したと発表した。年俸4000万円(推定)+出来高の1年契約で背番号は未定。メジャー2年間で通算70試合に出場し、打率.247 9本 36打点の実績を持つズレータは今季は3Aで55試合 打率.275 12本 49打点と活躍。王さんは「長距離砲としての評価は高い」と今季絶望でリハビリモードの小久保の穴を埋める存在として大きな期待を寄せている。週明けにも来日し、早ければ23日の日本ハム戦から合流する予定だ。また、昨季、自由契約になり、今季は台湾・中信でプレーしていた笹川隆捕手(23)が、急遽、復帰する事となり、この日、支配下選手登録された。

 長身本格派右腕・デイビーと正式契約! ローテの一角として期待!
この日、広島は新助っ人のトム・デイビー投手(29=200cm,103kg 右投右打)と正式に契約を結んだ事を明らかにした。年俸25万ドル(推定)+出来高の1年契約で、背番号は昨年まで山内(現三軍投手コーチ)がつけていた「16」に決定。ダイエーの新助っ人・ズレータと共に3Aポータケットでプレーしていたデイビーはメジャー通算4年間で114試合に登板し、7勝6敗1S 防御率4.41をマーク。広報を通じて「新しい環境の中でのチャレンジをとても楽しみにしている」と抱負を語ったデイビーは2mの長身から投げ下ろす150km超の速球を武器に、先発ローテーション入りを期待されている。早ければ20日にも来日する予定だ。