球界トピックス

6月10日



いとも簡単に芸術的犠打を決める川相

世界記録へあと3個と迫る職人技が炸裂

見事なバントに古田もすぐさま一塁を指示

東京ドーム:巨人6勝4敗
S  010200030  6
G  25020000×  9
勝:上原5勝2敗
負:ホッジス3勝6敗
S:チョコ2勝0敗1S
本:寿司職人ラミレス18,19、ニックン13、マッスル千代の富士8
 
名手・川相、驚異の職人技炸裂! 世界記録へあと3個と前進!
8日、怒涛の拙攻三昧を演じながら、相手の拙守三昧に助けられ、最後の最後で投入された名手・川相の絶大な存在感により、辛くも逆転負けの危機を免れると言う無様な試合を演じたにも拘わらず、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在2番ショートの聖域にはヘッポコバントを繰り返すニックン,サードにはソーサ元木,セカンドには鈴木を入れ、名手・川相をベンチに追いやる人外魔境オーダーをまたもや炸裂させた。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・ホッジスに対して、先頭の清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線を襲う二塁打。ここで本来ならば、名手・川相がいとも簡単に芸術的犠打を決めて、世界記録へ前進する所だが、実際に2番に居座っているのは12球団一バントが下手と定評のあるニックン。案の定、ニックンはピッチャー前にまともに転がしてしまうも、清水はニックンが打球を殺せない事を予測していたかの様に素晴らしいスタートをきっていた事で、辛くも犠打成功。ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線へのタイムリー二塁打となり、清水が先制のホームイン。更に、破戒僧・清原が歩いた後、斉藤があわやゲッツーのセカンドゴロを放ち、二死一、三塁。ここで何と中井美穂の旦那・古田がまさかの捕逸を犯し、マッスル千代の富士が労せずして生還。なおも、二死二塁のチャンスだったが、ソーサ元木は平凡なレフトフライに倒れて、2点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。直後の2回、ヤクルトは相変わらずの結果オーライの展開に辟易としている巨人先発・上原に対して、寿司職人ラミレスがバックスクリーンへ飛び込む18号ソロを放ち、1点差。その裏、巨人は先頭の鈴木がレフト前に弾き返すと、これを寿司職人ラミレスが後逸する間に俊足を飛ばして、一気に三塁へ。村田が歩いた所で上原は一塁走者だけ進める犠打を決めて、一死二、三塁とすると、清水が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、3点目。なおも、一、三塁の場面でニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りで右中間スタンドへ13号3ランを叩き込むと、続くマッスル千代の富士も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ8号ソロを放ち、ホッジスをKO。しかし、拙守に助けられた結果オーライの一発依存野球では勢いに乗り切れず、代わった坂元の前に破戒僧・清原,斉藤と退けられると、3回もあえなく三者凡退と完全に沈黙。6点のビハインドを背負いながらも、川相不在の巨人ならば、幾らでも勝機はあるとばかりに士気の衰えないヤクルトは4回、先頭の偽エリクソンがレフト前に弾き返すと、寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ2打席連続となる19号2ランをぶち込んで、4点差。その裏、巨人は上原,ニックンのヒットで一死一、二塁とするも、ここでマッスル千代の富士がファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、この打球がファーストベースに当たった事で偽エリクソンが弾いて、オールセーフ。ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、8点目。更に、斉藤が一、二塁間を破るタイムリーを放ち、なおも、一、二塁のチャンスだったが、ソーサ元木はどん詰まりのショートゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く5回には先頭の鈴木が幸運な内野安打で出るも、村田,上原,清水と倒れて、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回には先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りで初球に簡単に手を出し、セカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮した後、マッスル千代の富士が球団タイの9打数連続安打となるレフト前ヒット。二死後、斉藤が二塁打を浴びせて、二、三塁とチャンスを広げるも、ソーサ元木はファーストゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回に入り、破戒僧・清原が引っ込み、ソーサ元木がファーストへ回った事で、サードには名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは福井。この回から上原に代わってマウンドに上がった真田はまたもや入団前から信奉する名手・川相が虐げられる様を目の当たりにした怒りから、逆ギレモードでヤクルト打線を3人でピシャリ。その裏、先頭の鈴木がライト前ヒットで出るも、村田はあわやゲッツーのサードゴロ。福井,清水も倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の8回、清水が引っ込み、鈴木がレフトへ回った事で、セカンドには名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは宮崎てっきり川相が出てくるものとばかり思っていた真田は激しく落胆しながらも、先頭の代打・浜名をサードゴロに打ち取って、まず一死…と思いきや、これを福井が緩慢な動きで内野安打としてしまう有様。更に、飯田をセカンドゴロに打ち取り、ゲッツー…と思いきや、今度は宮崎が弾いて(記録は何故かヒット)、一、二塁。改めて川相不在のザル内野陣の不安定さを思い知り、動揺を隠せない真田は宮本にライト前に弾き返され、満塁とすると、偽エリクソンには2点タイムリー,寿司職人ラミレスにはライトへの犠飛を許して、ついに失意のKO。その裏、ヤクルト4番手の霊感投手・高井に対して、先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りでファーストゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮した後、マッスル千代の富士が歩いて、一死一塁。ここで岡島に代わり、ついにピンチバンターとして登場した名手・川相は最もバントしづらいインハイの厳しいボールをいとも簡単に一塁線に転がす芸術的犠打を決め、世界記録まであと3個と前進驚異の職人技に動揺を隠せない高井は斉藤に対して、暴投を犯すと、結局、歩かせて、一、三塁。しかし、ここで五体不満足のソーサ元木はサードゴロに倒れて、二者残塁。無得点に終わったとは言え、名手・川相のスーパーテクニック炸裂で球場全体は一気にヒートアップ。流れは完全に巨人へ移る形で迎えた土壇場9回、名手・川相がその儘、セカンドの守備に入った事で意気上がる巨人6番手・チョコは土橋,代打・小野と簡単に退けると、飯田もサードゴロに打ち取り、ゲームセット…と思いきや、これを福井がヘッポコエラー。しかし、バックに川相がいると言う絶大な安心感から、チョコは動揺する事なく宮本を空振り三振に斬ってとり、逃げ切りに成功。最後の最後で登場した名手・川相の職人技により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、相手の拙守と一発頼みの無様な結果オーライ野球の炸裂に巨人ナインは誰一人笑顔を浮かべる者はなく、重苦しい足取りで球場を後にした。勝てども士気の上がらない壊滅的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ


福井:中日6勝7敗
T  002020300  7
D  100300000  4
勝:井川8勝3敗 負:遠藤1勝1敗 S:ウィリアムス0勝1敗18S

広島:広島5勝4敗
YB 100100200  4
C  400000001× 5
勝:小山田1勝0敗 負:デニー0勝3敗5S
本:金城5、求道者・前田7、メカゴジラ9

西武吹き抜けドーム:西武7勝6敗
H  000300410  8
L  001000001  2
勝:和田7勝2敗 負:帆足0勝3敗
本:バルデス11、カブレラ17

大阪ドーム:近鉄8勝5敗
BW 000004000  4
Bu 000000000  0
勝:マック鈴木1勝2敗1S 負:加藤4勝2敗
本:進藤3

千葉マリン:ロッテ5勝8敗
F  000001000  1
M  000000002× 2
勝:名手?川井3勝0敗 負:伊達3勝1敗9S