球界トピックス

6月8日


横浜:横浜4勝10敗
G  300000201  6
YB 000110000  2
勝:カリメロ3勝1敗
負:ハマのチンピラ2勝2敗
本:マッスル千代の富士7、T.ウッズ19
 
ニックン、怒涛のヘッポコバント連発! 結果オーライ野球大炸裂!
前夜、最後の最後で投入された名手・川相が限界寸前の木佐貫を立ち直らせ、完投勝利に導いたにも拘わらず、そんな事など歯牙にもかけない茂雄の嫌がらせはこの日も健在2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはソーサ元木,セカンドには鈴木を入れ、名手・川相をベンチに追いやると言う人外魔境オーダーをまたもや炸裂させた。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ハマのチンピラ・三浦に対して、先頭の清水がレフト線へ二塁打。ここで本来ならば、名手・川相がいとも簡単に芸術的犠打を決めて、世界記録へ前進する所だが、実際に2番に居座っているニックンはヘッポコバントで追い込まれる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。しかし、やむなく強攻策に切り換えると、2番にあるまじき無茶振りでライト前にタイムリーを放つと言う結果オーライの展開で清水が先制のホームイン。更に、続くマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ7号2ランを叩き込み、3点目。一死後、斉藤がライト前に弾き返すも、ソーサ元木はどん詰まりのキャッチャーフライと進塁打すら打てない体たらく。続く鈴木が歩いて、一、二塁となるも、村田はレフトフライに終わり、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回にはニックンが2番にあるまじき無茶振りでライトフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、あえなく三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈。3回には先頭のマッスル千代の富士がライト線へ二塁打を放つも、破戒僧・清原のセカンドライナーで大きく飛び出し、ゲッツーとなる最悪の展開。続く斉藤がセンター前に弾き返すも川相不在では強引に先の塁を狙うしかないとばかりに焦って二盗を仕掛けて憤死する何ともチグハグな展開で結局、3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、(阪神・星野監督の殺人指令があったかは謎に包まれているが)全くプレイと関係のない矢野のオフェンスチャージングを食らって、左手親指靱帯損傷で戦線離脱していた巨人先発・カリメロは病み上がりの登板でいきなり川相不在のバックを強いられて、呆然自失。しかし、毎回の様に走者を出しながらも、ベテランらしい老獪なコーナーワークで要所を締める粘りの投球で3回まで無失点。何とかカリメロを援護したい巨人は4回、先頭のソーサ元木が左中間突破の二塁打を放つと、続く鈴木が三塁線へセーフティバントを決め、すかさず二盗。無死二、三塁と絶好の追加点のチャンスとなったが、村田はサードゴロ,カリメロはスリーバントスクイズをファールにしてしまい、あっと言う間に二死。続く清水もレフトフライに倒れて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈改めて川相不在の打線の頼りなさを痛感し、落胆の色を隠せないカリメロはその裏、先頭のT.ウッズに右中間スタンド場外に消える19号ソロを叩き込まれて、1点を献上。突き放したい巨人は直後の5回、先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りでサードフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮して、まず一死。続くマッスル千代の富士が幸運なセカンド内野安打で出るも、破戒僧・清原,斉藤と倒れて、マッスル千代の富士は一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈怒涛の拙攻三昧に動揺を隠せないカリメロに対して、横浜は金城のヒットで二死一塁とすると、中根がレフト線へ痛打。ここで中継に入ったニックンのヘッポコ判断ミスの隙をついて、金城は一塁から一気に本塁を陥れ、1点差。直後の6回、巨人はあえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回にはカリメロの後を継いで登板していた鴨志田に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは福井。この福井が歩いた後、清水はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、村田からの送球を内川が落球し、オールセーフ。ここでピンチバンターとして、名手・川相が登場か…と思いきや、その儘、打席に送られたニックンはキャッチャー前に十八番のヘッポコバントを炸裂2−5−3と渡る最悪のゲッツーか…と思いきや、今度は古木が一塁へ悪送球し、結果的に二、三塁に。マッスル千代の富士が歩かされて、満塁となった所で破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンスを直撃するタイムリーとなり、二者生還。なおも一、二塁のチャンスだったが、斉藤,ソーサ元木と倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回には一死から村田がレフト前ヒットで出塁。ここで岡島に代わり、ピンチバンターとして、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは江藤。しかし、江藤は淡泊な打撃でレフトへのポップフライに倒れると、清水もセカンドゴロに終わり、村田は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回にはヘッポコバントでインケツパワーが充電されたニックンがセンター前に弾き返すと、マッスル千代の富士も三遊間を破り、一、二塁。ここでピンチバンターとして、名手・川相が登場か…と思いきや、破戒僧・清原がその儘、打席へ。しかし、破戒僧・清原はサードライナーに倒れると、斉藤もあわやゲッツーのセカンドゴロに倒れ、二死一、三塁。ここでソーサ元木に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは五体不満足のヒットマン後藤。しかし、ヒットマン後藤はファーストゴロに倒れて、二者残塁…と思いきや、これをメカゴジラがお手玉するタイムリーエラーを犯し、ニックンが労せずしてホームイン。なおも一、二塁のチャンスだったが、村田はレフトフライに倒れて二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、名手・川相がようやくサードの守備に投入されると、この回からマウンドに上がったチョコは和製オジーたる堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な信頼感に悠々と投げ込み、3人でピシャリと締めて、ゲームセット最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、川相不在時の怒涛の拙攻三昧は相変わらずで、横浜の拙守三昧に救われたに過ぎない結果オーライの白星に巨人ナインは誰一人笑顔を浮かべる者はなく、重苦しい足取りで球場を後にした。勝てども士気の上がらない壊滅的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 左:復帰早々、川相不在のマウンドを強いられたカリメロは無念の5回KO

ナゴヤドーム:中日6勝8敗
C  000000000  0
D  15001300× 10
勝:岡本1勝0敗 負:広池0勝3敗 S:久本1S
本:福留13、リナレス議員2

神宮:ヤクルト7勝7敗
T  00002001000  3
S  10010000001× 4
勝:河端2勝3敗 負:安藤4勝1敗1S
本:キュラソ星人7

東京ドーム:日本ハム5勝9敗1分
H  100101000  3
F  000000000  0
勝:新垣4勝5敗 負:シールバック2勝7敗

大阪ドーム:近鉄9勝5敗
L  000000131  5
Bu 20010033×  9
勝:パウエル5勝6敗 負:ミッチー7勝4敗
本:北川5

GS神戸:オリックス3勝11敗
M  025000003 10
BW 010010100  3
勝:薮田2勝0敗 負:小倉2勝5敗
本:堀5,6、山崎4


 新垣、14Kでプロ初完封! 井口、日本タイの5戦連続猛打賞!
不振から二軍での再調整を命じられたルーキー・新垣がこの日、一軍に再昇格し、日本ハム戦に先発登板。立ち上がりから快速球が冴え渡り、二塁すら踏ませぬ快投を演じた新垣は散発3安打14三振と言う完璧な内容でプロ初完封を飾った。新人王争いでは同僚の和田に一歩リードされている状態だが、和田は現在、水島新司にシメ倒されている最中。多大な精神的ダメージと水島の呪い効果により、不振を極める危険性も十二分にあり、新人王争いは混沌としてきた。また、好調をキープしている井口はこの日も二塁打3本を放ち、1954年以来49年ぶりの日本タイ記録(パ・リーグ新)となる5試合連続猛打賞を達成した。

 福留、史上59度目のサイクルヒット達成!
この日の広島戦で福留がサイクルヒットを達成。初回の第1打席では広島先発・広池からセンターオーバーの二塁打を放ち、先制点のきっかけを作ると、2回には一死満塁からライトスタンドへ中押しとなる13号グランドスラム。4回の第3打席でも二塁打を浴びせた福留は6回の第4打席では3番手・沢崎から左中間突破の三塁打を放ち、サイクルへリーチ。そして、7回の第5打席でセンター前へ弾き返して、快挙を達成。サイクルヒットは史上55人目(59度目)で、今季は5月3日に達成したオーティズ(オリックス)に続いて、2人目となった。