球界トピックス

5月30日


東京ドーム:巨人2勝7敗1分
T  000000002  2
G  03050000×  8
勝:春風亭半ケツ3勝3敗
負:ムーア7勝2敗
本:斉藤8、清水4
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 結果オーライの野放し野球大炸裂!
よりにもよって、3連勝が絶対条件とされる首位阪神との3連戦を迎えると言うタイミングでソーサ元木,ヒットマン後藤と言った川相幽閉策の刺客達を五体不満足な状態で次々と一軍に復帰させる嫌がらせを炸裂させた茂雄。この日は自打球を右足甲に当てた破戒僧・清原,左脇腹痛の江藤,絶不調のガッツな貴公子・仁志がスタメンから落ちと、川相が出るべき要素は十二分にあったにも拘わらず、2番の聖域には.129と言うレイサムに匹敵する壊滅的な低打率に喘ぐ偽井川キラー・福井,ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはこれまた守備力は心許ない病み上がりのソーサ元木が入り、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーがまたもや炸裂した。この傍若無人な茂雄の軍門に若大将・原監督が下ったのは、自分と入れ替わりで入団してきた東海大相模の後輩・原俊介のファーストでのプロ初スタメン起用を許されたからか否かは分からないが、何はともあれ、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツは初回、いきなりゼブラ今岡にレフト線二塁打を浴びる大ピンチ。続くシャア少佐のヘッポコバントで原俊介がゼブラ今岡を三塁で刺す好プレーを見せるも、依然として情緒不安定の春風亭半ケツはキュラソ星人の打席でボークを犯すと、キュラソ星人には四球を与えてしまい、一、二塁とピンチ拡大。川相不在のバックなどアテにはしていられないとばかりに開き直った春風亭半ケツは悠久の若虎・桧山を空振り三振に斬ってとると、片岡も打ち取って、このピンチを脱出。その裏、阪神先発・ムーアの前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈した巨人は続く2回、一死からソーサ元木がレフト線へ二塁打を浴びせると、続く斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ8号2ランを叩き込み、2点を先制。更に、阿部が歩いた後、川相を差し置いてスタメンとなりながら、体たらくに終わっては若大将・原監督の立場が危うくなると言う危機感に苛まれた原俊介が左中間へタイムリー二塁打を放ち、3点目。なおも一死二塁のチャンスだったが、春風亭半ケツ,清水と倒れて、3点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。3回にはレイサムに匹敵する壊滅的低打率ながら聖域に居座る福井が倒れた後、3番に降格されたニックンがライト前に弾き返すも、マッスル千代の富士,ソーサ元木と倒れて、ニックンは一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、4回、突如制球を乱したムーアから、斉藤,阿部の連打の後、原俊介が歩いて、満塁とすると、春風亭半ケツも四球を選び、押し出しで労せずして1点を追加。更に、ここで代わった2番手・佐久本から清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドギリギリに飛び込む4号グランドスラムを放ち、8点目。一気に畳みかけたい所だったが、レイサムに匹敵する壊滅的低打率ながら聖域に居座る福井がライトフライに倒れると、ニックンは空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。ここで腰痛のマッスル千代の富士が引っ込んだ事で、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは鈴木。しかし、鈴木はどん詰まりのショートフライに終わり、追加点ならずと、またも川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は5回から8回まで一人の走者も出せない体たらくで川相不在の弊害を大露呈。土壇場9回、ソーサ元木が下がり、セカンドにはガッツな貴公子・仁志が入った事で、サードには当然、名手・川相が登場か…と思いきや、福井がセカンドに回る有様ここまで川相不在のバックを極力アテにせず、ペース配分無視の全力投球モードで10三振を奪ってきた春風亭半ケツだが、川相不在と言う絶望的な状況下で飛ばし続けた影響から、心身共に疲労困憊。追い打ちをかけるかの様な川相ないがしろのシフト編成に落胆の色を隠せず、一死から浅井に痛打されると、無警戒で二盗を許した挙げ句、ジュビロ野口にはセンターオーバーの三塁打を浴びて、完封が消滅。更に、沖原には簡単にセンターへの犠飛を許して、2点目を献上。最後は何とか秀太を打ち取って、辛くも逃げ切ったものの、何とも釈然としない形でのゲームセットとなった。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、怒涛の拙攻三昧を展開しながら、茂雄暗黒政権を彷彿させる完全無策一発依存の野放し野球で結果オーライの白星を拾ってしまったに過ぎないとあって、巨人ナインは誰一人笑顔のない儘、グラウンドを後にした。どう見ても3タテしようと言う意欲が感じられない采配の首脳陣にナインの不信感は高まる一方。この陰鬱とした雰囲気を打開する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

千葉マリン:ヤクルト4勝6敗
D  131000000  5
S  100030000  4
勝:霊感投手・落合5勝0敗1S 負:石川3勝4敗 S:ギャラード2勝1敗14S
本:ボンジュール大西7、オチョア9、クルーズ7、寿司職人ラミレス15

GS神戸:オリックス4勝2敗1分
F  021010000 4
BW 00013001× 5
勝:山本1勝1敗 負:立石0勝1敗 S:萩原1勝1敗3S
本:ブラウン8、シェルドン6


 またまた審判の大チョンボ! 早合点のアイコンタクトで勝手に代打コール!
今季も誤審が目立ち、トラブルメーカーとなっている審判だが、この日のオリックス−日本ハム戦で新たな大ポカをやらかした。1−4で迎えた5回裏、オリックスは2本のタイムリーと押し出し四球で同点に追い付き、なおも二死満塁のチャンス。オーティズの打席を迎えると言う所でネクストバッターズサークルには進藤が入っていたが、投手交代の動きを察知したレオン監督は日本ハムの出方を窺っていた。しかし、投手交代となる前に佐藤球審がレオン監督から「代打・進藤」のアイコンタクトを受けたと勝手に勘違いし、交代を告げてしまう大チョンボ。zレオン監督は代打など告げていないと猛抗議するも、代打・進藤の投入を見た日本ハムが既に吉崎から芝草うちゅーにスイッチしてしまった為に差し戻す訳にもいかず、その儘、試合は続行された。結局、進藤はセカンドゴロに終わり、三者残塁。この後、8回にシェルドンの6号ソロで試合には勝ったオリックスだが、レオン監督は「代打を告げていないし、アイコンタクトは(選手交代の)効力がない」と怒り心頭。試合後、佐藤球審は「私のミス。連盟にも報告する。処分は甘んじて受ける」と、自らのミスを全面的に認めたが、オリックス・金田管理部長も「審判に選手交代権はない。提訴とは言わないが、何らかのアクションを起こしたい」とコメントを残した。それにしても、巨人監督時代の茂雄がアイコンタクトやボディランゲージで代打起用しまくっていたにも拘わらず、「ちゃんと自分の口で交代を告げに来やがれ!」と審判側から全く咎められなかったのは、やはり、無駄に強いカリスマのせいなのだろうか?