球界トピックス

5月29日


 茂雄の陰謀、またも炸裂!? 桑田、イースタンで好投も昇格先送り!
左足首痛で二軍でリハビリモードとなっていた桑田がこの日、一軍昇格を懸けて、イースタン・リーグでのヤクルト戦に先発登板。3回を投げて、2安打1失点と好投したものの、視察に訪れた鹿取ヘッドコーチは「今日から変化球を投げ始めたばかりで、もう少しキレが戻らないといけない」と一軍昇格を先送りにする意向を示した。この裏には茂雄の圧力がかかっている可能性が高い川相幽閉を強いられた若大将・原監督が唯一、川相不在を補いうる存在として頼りにしていたのが桑田だが、川相派,藤田派の殲滅に勤しむ茂雄にとって、元造反五人衆の一角である桑田が二軍に落ちている状況は理想的である事に他ならず、少しでも長い間、二軍に幽閉しておきたいのは言うまでもないだろう。その一方で左鎖骨脱臼のソーサ元木,左太腿肉離れのヒットマン後藤と言った川相幽閉策の刺客達の30日からの昇格が決まるなど、正に、茂雄にとっては追い風の展開だが、勿論、若大将・原監督にとっては向かい風でしかない。28日に自打球を右足甲に当てた破戒僧・清原も思いの外、重症で欠場が濃厚,上原も右膝痛と腰痛で登板回避の見込みとあって、首位阪神との3連戦は名手・川相がフル欠場に終わり、屈辱の3タテを食らうと言う悪夢のシナリオとなる可能性が現実味を帯びてきた

甲子園:阪神11勝1敗
YB 001000000  1
T  10010000×  2
勝:伊良部クラゲ6勝1敗 負:グスマン3勝5敗
本:ゼブラ今岡3、中村9

神宮:ヤクルト6勝4敗
C  100020200  5
S  04100010×  6
勝:山本1勝1敗 負:玉木3勝3敗 S:高津0勝2敗13S
本:緒方7,8


 朝倉、右肘剥離骨折が判明! ダイエー・田之上、緊急獲得か!?
人斬り抜刀斎と並ぶローテの柱として期待されながら、開幕から不振が続き、二軍に降格させられていた朝倉だが、右肘剥離骨折に見舞われている事が判明した。右肘に違和感を訴えていた朝倉は前日、精密検査を受けた所、骨折の診断を下され、医師からは骨片除去手術を勧められたと言う。剥離骨折とあって、今も投球は可能ではあるものの、手術に踏み切った場合は投球再開まで2カ月以上はかかる見込みで、調整期間を含めれば、今季中の復帰は難しくなってくる。 伊藤トレーナーは「本人や親と話し合って、この1週間以内に(手術を受けるかどうか)決める」と話したが、朝倉は「早く治す事しか考えていない」と語っており、手術に臨む可能性が高そうだ。人斬り抜刀斎も右肩痛により戦線離脱中で先発不足に喘ぐ中日は、若手の台頭により二軍でくすぶっている田之上(ダイエー)の獲得を急ピッチで進めているとの事。田之上獲得にはヤクルトも動いており、水面下で激しい争いが繰り広げられている模様。