球界トピックス

5月19日


 川島コミッショナー、ゴリ押し裁定! パ・リーグ、来年は135試合制!
この日、東京・内幸町のコミッショナー事務局でプロ野球実行委員会が行われ、川島コミッショナーは来年からプレーオフ制導入が決まったパ・リーグ公式戦の試合数を現行の140試合から135試合へと短縮する裁定を通達した。140試合制続行を希望していたパ・リーグ側だったが、来年の日本シリーズ開幕が10月16日と早めに設定されており、最大8試合のプレーオフを行うと言う日程上の都合から5試合短縮に合意。これに対して、セ・リーグ側はFA資格取得日数や個人記録の価値に違いが出る事から、両リーグの試合数が異なる事に異議を唱えていた事でコミッショナー裁定に至った。「ファンの期待と関心を高める為、強い意思を持ってパ・リーグが決めたもの。セとは5試合しか違わないし、許容範囲として理解していける」として、短縮案をゴリ押しした川島コミッショナーはプレーオフ制が廃止となった際には140試合制に戻す事も付け加えたものの、導入に至った狙いを鑑み、プレーオフ制の複数年採用を要望した。

 金満戦力の証明! 巨人、平均年俸9年連続トップ!
この日、日本プロ野球選手会は選手会加入選手の今季の年俸調査結果(3月28日時点=出来高払いは除外)を発表。開幕一軍登録された選手の平均年俸は巨人が1億420万円で9年連続1位となった。球界最高年俸だった今夜の松井さんが名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命し、守備だけで7億は堅いと言われる球界の至宝こと名手・川相には1億も払っていない暴挙をかましていると言うのに、2位の西武(6850万円)を大きく引き離してのぶっちぎりトップは、ペタジーニ,破戒僧・清原らを初め、いかに無駄金をはたいているかの証明だ。しかも、今季は金満軍団の殆どが戦線離脱している有様大補強に走った阪神が意外にもリーグ最下位の5402万円だが、これで首位を独走している事を考えても、巨人は金の使い方に関してもっと学習する必要がありそうだ。一方、12球団最下位はパ・リーグ最下位を独走するオリックスの4481万円で、こちらはもう少し補強に金を回した方が良さそうだ。また、支配下登録された選手(外国人5人だけ含む)の平均年俸でも巨人は9年連続トップの5973万円。リハビリ三羽烏の存在が効いて、開幕一軍メンバーでは最下位を免れた広島だったが、全選手では最下位の2654万円となった。

 首位固めへ更なる補強! 元中日・バンチをリストアップ!
新助っ人投手を模索していた阪神だが、昨年まで中日に所属していたバンチが最有力候補に挙がっている事が明らかになった。バンチは昨年、度々、動悸を訴えるなど、体調不良に悩まされ、途中帰国したが、阪神の調査によると、精密検査を受けて「異常なし」の診断を貰っており、プレーには支障がないと言う。当初はストッパーとして獲得したポートの不振で調査を開始していた阪神だが、ウィリアムスが守護神として君臨した事により、ターゲットを先発投手に切り換えた所、日本での3年間で31勝と実績抜群のバンチに白羽の矢が立った模様。現在、バンチはどこのチームにも所属せず、現役復帰を目指して、トレーニング中との事。日本球界への復帰を希望しており、かつての上司・星野監督もいる事から、すんなり契約がまとまる可能性も高そうだ。

東京ドーム:日本ハム3勝6敗1分
H  002501100  9
F  010002001  4
勝:新垣3勝5敗 負:ミラバル4勝4敗
本:柴原1、松中6

GS神戸:オリックス2勝4敗
M  202300000  7
BW 00007001×  8
勝:牧野1勝0敗 負:小林宏2勝3敗 S:マック鈴木1S
本:橋本将1

大阪ドーム:近鉄4勝3敗
L  001010002  4
Bu 000010100  2
勝:長田3勝1敗 負:パウエル4勝5敗 S:豊田0勝1敗9S
本:星野4、マクレーン10