球界トピックス

5月17日


甲子園:阪神6勝1敗1分
G  000000000  0
T  00010000×  1
勝:ムーア7勝0敗
負:木佐貫2勝2敗
S:ウィリアムス10S
 あまりにも遅過ぎた川相投入! 木佐貫、好投虚しく失意の2敗目!
前夜、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、茂雄暗黒政権を彷彿とさせる無様な試合を演じた巨人。だが、それはむしろ願ったり叶ったりの茂雄はこの日も健在ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックンが入り、ライトには悪太郎・堀内氏,球界屈指の川相派・掛布氏らの提言も虚しく、またもや新刺客・レイサムがスタメン起用となり、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーがまたもや炸裂した。若大将・原監督はせめてもの抵抗とばかりに2番に春風亭半ケツ,6番には久保と2人のあて馬を並べ、ギリギリまで川相起用の可能性を残すと、阪神の先発は左腕・ムーア。これで川相の出場の可能性が高まり、意気上がる巨人は初回、先頭の斉藤がいきなりレフト前ヒットで出塁。正に、川相を使えと言わんばかりのお膳立てが整ったと言うのに、あて馬の春風亭半ケツに代わって出てきたのは山田。山田は辛くも犠打を決めたものの、川相の様にバント1つで球場全体の雰囲気をヒートアップさせる様な効果など期待出来る筈もなかった。続くニックンが歩いて、一、二塁となるも、破戒僧・清原は空振り三振,阿部もファーストコロに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を大露呈。川相出場のもう1つの可能性として残っていたサードの守備だったが、あて馬・久保に代わってサードに入ったのヘッポコ守備の江藤で、またもや地獄三遊間が結成される有様。結局、実質上のスタメンからはまたも川相が外される展開に重苦しいムードに包まれた巨人は続く2回も先頭の江藤がヒットで出るも、悪太郎・堀内氏,球界屈指の川相派・掛布氏らの提言も虚しく、スタメンとなった新刺客・レイサムはあえなく空振り三振。これで士気を削がれたか、後続も簡単に断たれて、結局、無得点とまたも川相不在の弊害を露呈川相不在が故に立て続けに拙攻を繰り返す味方打線の不甲斐なさに落胆の色を隠せない巨人先発・木佐貫に対して、阪神はその裏、先頭の片岡が左中間突破の二塁打を放つと、一死後、矢野がライト前におっつけて、一、三塁。ここで藤本も痛打するも、ショート真正面のライナーとなるハードラック。恐怖の4割打者・ムーアは中途半端なスイングで空振り三振に倒れて、二者残塁。3回、巨人は1番からの打順だったが、川相が2番にいないとあっては好打順とはなりえず、あっさり三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、阪神はバックをアテに出来ず投球の幅を狭められた木佐貫からシャア少佐,キュラソ星人が連続四球を選び、一死一、二塁とするも濱中,片岡と倒れて、またも二者残塁。4回、巨人は先頭の破戒僧・清原が四球を選ぶも、阿部は空振り三振,江藤はキャッチャーフライに倒れ、あっと言う間に二死。更に、悪太郎・堀内氏,球界屈指の川相派・掛布氏らの提言も虚しく、スタメンとなった新刺客・レイサムはまたもや空振り三振に終わり、破戒僧・清原は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈怒涛の拙攻三昧に愕然とする木佐貫に対して、阪神はその裏、アリアス,片岡と連打を浴びせて、無死一、二塁。藤本はキャッチャーへの小フライとなるヘッポコバントをかましたものの、ここで恐怖の9番打者・ムーアが見事に三遊間を破るタイムリーを放ち、ついに1点を先制。1点を追う展開となった巨人は直後の5回もあえなく三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く6回には先頭の山田がサードへの内野安打で出るも、チャンスブレイカー・ニックンはあわやゲッツーのサードゴロと進塁打すら打てない体たらくで相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。ここで破戒僧・清原はレフト線へ痛打するも、完全に二塁打コースながら、まるで走れず一塁止まりとなった事が致命的な結果を生む事となる。続く阿部の痛烈な打球がよりにもよってファースト正面のライナーとなり、破戒僧・清原は戻る間もなく、ゲッツーとなる最悪の展開でまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回には一死から悪太郎・堀内氏,球界屈指の川相派・掛布氏らの提言も虚しく、スタメンとなった新刺客・レイサムが四球を選び、ガッツな貴公子・仁志が打席に入った所でネクストバッターズサークルに名手・川相が登場。ここで川相に回しては大変な事になると察知したムーアの渾身の投球の前にガッツな貴公子・仁志はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、川相には回らず仕舞い。続く8回、木佐貫に代わって、ようやく打席に入った名手・川相は食らいつくバッテングで痛打するも、センター前に抜けるかと言う強烈な打球が、必死に差し出したムーアのグラブに僅かに接触。ムーアはこぼれ球を懸命に拾って一塁へ転送し、川相の執念の全力疾走も間一髪及ばず、無念の凡退。この後、斉藤,山田も倒れて、この回も無得点。その裏、当然、守備につくと思われた川相だったが、再びベンチへ引っ込められた事でナインは愕然。2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況の中、マウンドに上がったチョコは何とか先頭のシャア少佐を抑えると、続くキュラソ星人もライトへの凡フライに打ち取り二死…と思いきや、これを悪太郎・堀内氏,球界屈指の川相派・掛布氏らの提言も虚しく、スタメンとなった新刺客・レイサムが落球するヘッポコエラーをかまし、一転して一死二塁の大ピンチ。しかし、濱中,代打の神様・八木の打ち損じに救われ、辛くもこのピンチを脱出。迎えた土壇場9回、完封ペースのムーアから守護神・ウィリアムスにスイッチした事で流れが変わる事が期待されたものの、2度と川相に頼れない絶望的な状況を覆すには至らずニックン,破戒僧・清原,阿部のクリーンアップが簡単に退けられて、屈辱のシャットアウト負けあまりにも遅く、短か過ぎた川相の起用が大きく響き、怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた巨人は折角縮めた阪神とのゲーム差が再び5と開いてしまう始末。一刻も早く首位を奪回する為にも川相のスタメン復帰が待たれる所だ

ナゴヤドーム:中日1勝6敗
C  003000000  3
D  000000010  1
勝:黒田2勝3敗 負:バルガス0勝1敗 S:永川1勝1敗8S

神宮:ヤクルト6勝2敗
YB 101000100  3
S  02010200×  5
勝:佐藤秀2勝0敗 負:吉見2勝5敗 S:高津0勝2敗10S
本:鈴木なおのり9、寿司職人ラミレス14

札幌ドーム:西武4勝3敗
H  0000000102  3
L  0000010000  1
勝:斉藤5勝2敗 負:森0勝2敗 S:スクルメタ1勝0敗7S

東京ドーム:日本ハム1勝3敗1分
BW 400000110  6
F  000000010  1
勝:加藤2勝0敗2S 負:シールバック1勝5敗
本:ブラウン5、シェルドン3、進藤2、ガッツ8

大阪ドーム:近鉄3勝5敗
M  220002100  7
Bu 000001030  4
勝:シコースキー2勝1敗 負:高村4勝1敗 S:小林雅0勝1敗10S
本:フクーラ6、ローズ14


 リーグ初の外国人監督対決! 一発攻勢でレオン監督に軍配!
アミダ野球が破綻した石毛元監督の解雇により誕生したオリックス・レオン新政権。発足以来、日本ハムとの初対戦となったこの日、広島・ルーツ,中日・与那嶺以来28年ぶり、パ・リーグでは初となる外国人監督対決が実現した。5,6位と言うショボい形での外国人監督対決を盛り上げるかの様に序盤から助っ人同士が激突。日本ハム先発・シールバックに対して、オリックスは初回、ブラウンが5号2ランを浴びせると、更に、シェルドンにも3号2ランが飛び出して、いきなり4点を先制。一方、プロ初先発となったルーキー・加藤は自慢のナックルと最速149kmの速球が冴え、5回を3安打7三振無失点の好投。常に主導権を握りながら、試合を運ぶオリックスは終盤にも進藤の2号ソロ等で2点を追加。6回から継投モードに入ったオリックスの前に日本ハムはガッツの8号ソロで完封を逃れるのが精一杯。歴史的対決はレオン監督に軍配が上がり、オリックスはようやく連敗を5でストップさせた。