球界トピックス

5月13日


東京ドーム:巨人5勝1敗
YB 010000001  2
G  10001410×  7
勝:真田1勝3敗
負:グスマン2勝4敗
本:阿部5、村田10
 
真田、川相効果で悲願のプロ初完投勝利! レイサム、見逃し三振デビュー!
この日、腰痛で離脱していたマッスル千代の富士もようやく復帰したものの、左膝の故障が想像以上に重症だったペタジーニが登録抹消と相変わらずの野戦病院状態が続く巨人。川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を決意した今夜の松井さんの加入により、ヤンキースで干されていた所、松井さんと川相をシメ倒す事に命を燃やす茂雄の陰謀によって松井さんにあてつけるかのごとく川相幽閉策の新刺客として獲得された新助っ人・レイサムが松井さんから(川相幽閉策の刺客として、茂雄に都合良く利用されない様に)焦らずじっくりと調整して欲しい」とのアドバイスを受けた事を伝え聞いた茂雄は松井さん,川相に対する絶好の嫌がらせチャンスとばかりに当初、イースタンで何試合か出てから昇格させる筈だったレイサムをいきなり一軍に引き上げると言う悪逆非道の嫌がらせを敢行。しかし、松井さんの意志を少しでも汲み取りたい若大将・原監督はレイサムを即スタメン起用する事はなく、マッスル千代の富士も万全ではなく、スタメン落ちが決定。そんな中、この日も2番の聖域には鈴木,ショートの聖域にはヘッポコ守備を繰り返すニックン,サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーが炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・グスマンに対して、先頭の斉藤が四球で出塁。ここで本来ならば、名手・川相がいともあっさり犠打を決め、世界記録へ前進する所だが、実際に2番に居座っているのは鈴木。限りなく100%に近い成功率を誇る訳でもない鈴木に安易にバントをさせられないと若大将・原監督は強攻策を指示するも、これがサードライナーゲッツーとなる最悪の展開…と思いきや、これを古木がエラーし、オールセーフ。ニックンが空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮した後、破戒僧・清原が必殺「まるでよけない死球」を食らい、満塁となった所で阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、斉藤が先制のホームイン。なおも一、二塁のチャンスだったが、江藤はどん詰まりのショートフライに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。一方、巨人の先発は入団前から川相を信奉していたナイスガイ・真田ここまで川相不在のマウンドを強いられ続けて3連敗中の真田はまたもや川相不在のバックに不安感一杯。その不安が的中したのが、2回。T.ウッズ,メカゴジラと立て続けのセカンドゴロを川相不在で守備のリズムが狂ったガッツな貴公子・仁志が連続エラーで無死一、三塁の大ピンチ。最早、バックはアテにならないとばかりに村田を三振に斬ってとった真田だが、ここで二盗を敢行したメカゴジラを刺そうと今度は阿部が二塁へ悪送球を犯し、T.ウッズは悠々と同点のホームイン。続く古木を何とか打ち取ると、中村を敬遠し、一、三塁となったものの、ここで連続打席三振世界記録驀進中のグスマンを空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人はあえなく三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈すると、3,4回とヒットの走者を出しながら、後続が続かず、残塁地獄を形成する一方。拙攻三昧の味方打線に辟易としながらも、ペース配分無視の全力投球モードで凌いでいた真田だったが、5回、先頭のグスマンにファーストファールフライを打ち込まれ、ついに世界記録をストップさせてしまう大チョンボをやらかしてしまう始末。その裏、巨人は簡単に二死を取られると、鈴木もショートゴロに倒れて、三者凡退…と思いきや、これを石井タクローが一塁へ悪送球し、鈴木は一気に二塁へ。すると、怒涛のチャンスブレイクでインケツパワーが溜まったニックンがライト前へタイムリーを放ち、タナボタの勝ち越し点をゲット。続く6回には阿部,江藤の連打,川中の四球で無死満塁とすると、得点に繋がるエラーを挽回したいガッツな貴公子・仁志がレフト前へタイムリー。続く真田はファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、これをT.ウッズが痛恨のタイムリーエラー。なおも満塁の場面で斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、川中が生還。更に、代打・福井が歩いて、またまた満塁となった所でニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、この回、4点目。なおも一、三塁の場面で両太腿がパンク寸前の破戒僧・清原に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、ここで茂雄の圧力がかかったか、出てきたのは新助っ人・レイサム。しかし、レイサムはあえなく見逃し三振に倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。これに対して、悪太郎・堀内氏は「(レイサムの起用は)まだ早過ぎると思いますね」、球界屈指の川相派・掛布雅之氏は「もっと(川相君の起用を優先して)じっくり使って欲しい所ですね」と、茂雄の嫌がらせ政策を悉く痛烈批判。続く7回、先頭の阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ5号ソロを叩き込んで、7点目をゲットしたものの、一向に士気が上がらない事を重く見た若大将・原監督は一死後、茂雄の目を気にしつつも、ようやく名手・川相を代打で起用。しかし、茂雄の嫌がらせで飼い殺し状態が続き、試合勘が薄れてしまっていた川相はファーストフライと無念の凡退。8回、川相はその儘、サードの守備につくも、茂雄の嫌がらせで飼い殺し状態が続き、試合勘が薄れてしまっていた影響から、先頭の相川のサードゴロをまさかのエラー。しかし、信奉してやまない川相がバックについた事で疲労の色も消え失せて意気揚々と投げ込む真田は後続をピシャリと断ち切り、このピンチを脱出。9回には二死から村田に10号ソロを浴びたものの、プロ初完投で今季初勝利をマークした。最後の最後で名手・川相が登場した事により、既に限界を越えていた真田が息を吹き返し、逆転負けの危機を免れた巨人は2位浮上。しかし、川相不在時の拙攻三昧は相変わらずで、横浜の怒涛の拙守三昧に救われた格好に過ぎない。頼みの川相も執拗な幽閉策で試合勘が鈍りつつあり、事態は深刻を極めるばかり。殆ど消滅しつつある巨人の連覇の可能性を繋ぎ止めるにも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

富山:中日3勝4敗
S  000306000  9
D  000101203  7
勝:石川2勝3敗 負:人斬り抜刀斎4勝3敗 S:高津0勝2敗8S
本:寿司職人ラミレス13

米子:広島2勝4敗
T  010160220 12
C  100000100  2
勝:井川5勝3敗 負:佐々岡3勝3敗

福岡ドーム:ダイエー3勝5敗
Bu 100001010  3
H  000000000  0
勝:パウエル4勝4敗 負:和田4勝2敗
本:中村9

千葉マリン:ロッテ3勝4敗
F  200000000  2
M  00000021×  3
勝:小林宏2勝2敗 負:高橋憲1勝2敗 S:小林雅9S
本:ガッツ7

GS神戸:オリックス3勝7敗1分
L  102001020  6
BW 020020000  4
勝:長田2勝1敗 負:金田0勝2敗 S:豊田0勝1敗8S
本:エセネオエセ松井8、ブラウン4、ベンちゃん9