球界トピックス

5月1日



土壇場9回、積極果敢に初球を痛打

痛烈な打球はレフト前への会心のヒット

仕事を果たし、塁上で渋くたたずむ川相

甲子園:阪神5勝0敗1分
G  100000000  1
T  00012000×  3
勝:織田裕二2勝1敗
負:ランデル1勝1敗
S:ウィリアムス8S
 あまりにも遅過ぎた川相投入! 屈辱の逆3タテで4位転落!
前夜、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、むざむざ屈辱の逆転負けを喫し、チームのムードはどん底状態の巨人今夜の松井さんをシメ倒す為に海を渡っている最中でも川相に対する弾圧を弱める気など毛頭ない茂雄の嫌がらせにより、この日も破戒僧・清原,江藤が外れているにも拘わらず、2番ショートの聖域にはヘッポコ守備を連発するニックン、サードには川中が入るなど、名手・川相がベンチに追いやられる人外魔境オーダーが炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、仇敵である破戒僧・清原の通算死球日本タイ記録も新記録も自らの手では達成出来ず失意のマウンドとなった阪神先発・織田裕二に対して、一死からニックン,阿部の連打の後、ペタジーニが歩いて、満塁。ここでヒットマン後藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、1点を先制。更に、続く川中が死球を食らって、再び満塁となったものの、ガッツな貴公子・仁志はライトフライに倒れて、三者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。一方、巨人先発・ランデルは川相不在とあっては当然、不安感一杯で、初回に一死三塁、2回には一死二塁,3回には二死二、三塁とピンチの連続。何とかここまでは耐えてきたランデルだったが、川相不在を補うべく立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けてきた事で疲れの見え始めた4回、悠久の若虎・桧山,片岡と連続四球で無死一、二塁とまたまたピンチ。ここで矢野にタイムリーを浴びて、ついに同点。続く5回には先頭のシャア少佐に一、二塁間を破られると、続くキュラソ星人にライト線へ勝ち越しタイムリー二塁打を浴びて、失意のKO。2番手・ノリダー柏田は何とか二死をとって、片岡をレフトフライに打ち取り、チェンジ…と思いきや、川相不在で守備のリズムを崩したヒットマン後藤が目測を誤って後逸する大チョンボ打球が転々とする間に二塁走者の悠久の若虎・桧山が一気に返って、3点目。2点を追う巨人は6回、先頭の阿部がレフト線へ二塁打を放つも、ペタジーニ,ヒットマン後藤,川中と倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回には二死から代打・江藤がセンター前へ弾き返すも、斉藤は空振り三振に終わり、無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回の巨人の攻撃は2番から…と言っても、2番が川相でないとあっては好打順とはなりえず、先頭のニックンが2番にあるまじき無茶振りでどん詰まりのセカンドゴロとあえなく凡退する相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。ここで代わった左腕・吉野の前に阿部も倒れ、二死。ペタジーニが死球を食らった所でヒットマン後藤に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは格下の黒田。しかし、黒田は代わった安藤の前に平凡なライトフライに倒れ、ペタジーニは一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。2点ビハインドの儘、迎えた9回、満を持して登場した阪神守護神・ウィリアムスに対して、ついに名手・川相が代打で登場。僅差の戦いにおいて、これ以上、頼りになる男はいないと言っても過言ではない名手・川相は積極果敢に初球を叩き、レフト前へ会心のヒット。続くガッツな貴公子・仁志は身を挺して死球を食らい、無死一、二塁。続く鈴木はキャッチャー前へのヘッポコバントをかまし、川相は三塁で封殺か…と思いきや、これを矢野がジャッグルし、結果的に送りバント成功。ここで破戒僧・清原が登場するも空振り三振に倒れて、二死。更に、前日、川相幽閉策の刺客として茂雄にいい様に利用された結果、偽井川キラーぶりを露呈する事となり失意のどん底に陥っている代打・福井もショートへのハーフライナーに打ち取られ、ゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相の起用が大きく響き、敗れるべくして敗れた巨人は19年ぶりの屈辱となる対阪神開幕5連敗でついに4位転落! 川相をスタメンフル出場させなければ、連覇どころかAクラスも危うい事を改めて実感させられる悪夢の3連戦となったが、世界のどこにいても嫌がらせに終始する茂雄の陰謀を阻止しない限り、川相のスタメンの可能性は閉ざされるばかりだ


神宮:ヤクルト4勝2敗
YB 014002002  9
S  000020010  3
勝:グスマン2勝2敗 負:霊感投手・高井0勝1敗
本:村田8,9、稲葉5,6、鈴木なおのり7

広島:広島5勝1敗
D  1000001000  2
C  0000011001× 3
勝:玉木3勝1敗 負:岩瀬1勝1敗
本:ボンジュール大西1


 霊感投手・高井、プロ初先発も無念の3回KO!
高校生No.1左腕と評されていたルーキーの霊感投手・高井が3試合目の登板でついにプロ初先発。初回のピンチは切り抜けたものの、2回、二死からヒットの石井タクローに二盗を許した所で中村にタイムリーを浴び、先制点を献上。続く3回には土橋のタイムリーエラー,T.ウッズのタイムリーの後、同じくルーキーの村田にライトスタンドへの8号2ランを叩き込まれ、この回限りで降板。3回5失点でプロ初黒星を喫した。空回り状態の「大ピンチ打線」相手なら…と言う若松監督の配慮も虚しく、ほろ苦い先発デビューとなった。