球界トピックス

4月26日


横浜:横浜1勝3敗
G  000000000  0
YB 00000400×  4
勝:グスマン1勝2敗
負:真田0勝2敗
本:鈴木なおのり6、古木6、中村3
 
名手・川相、悪夢のフル欠場で屈辱の零敗! 真田、3発被弾で失意のKO!
前夜、名手・川相が世界最高峰のバントテクニックを誇るにも拘わらず、ピンチバンターとして中浜より後回しにされると言う狂気の嫌がらせを受け、放心状態のノリダー柏田が木佐貫のプロ初白星となるウイニングボールをスタンドへ投げ入れてしまう大失態を演じるなど、チームのムードはどん底状態の巨人。加えて、あくまで川相の出番を阻止せんとばかりに、川相の必要性を訴えるべく命を懸けて国外亡命を果たした今夜の松井さんの加入により、ヤンキースで干される結果となったクリス・レーラム外野手(29)との契約が早ければ来週中にも結ばれるなど、松井さんの命がけの行為まで逆手にとる茂雄の怨恨丸出しの嫌がらせは酷くなる一方。この日もそれは変わらず、2番ショートの聖域にはリーグ失策王に君臨するニックン、サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーが炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・グスマンの前に先頭の斉藤が空振り三振に倒れると、続くニックンも2番にあるまじき無茶振りであえなく空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。更に、阿部もレフトへの凡フライに倒れて、三者凡退と早くも川相不在の弊害を大露呈。一方、巨人の先発は入団前から川相を信奉していたナイスガイ・真田だったが、またしても川相をバックに置いて貰えず、呆然自失。しかも、いきなり先頭の金城をショートゴロに打ち取りながら、川相を差し置いて聖域に居座るニックンの緩慢な動きで内野安打とされてしまう有様。更に、続く石井タクローをファーストゴロに打ち取りゲッツー…と思いきや、川相を差し置いて聖域に居座るニックンからの一塁送球が大きく左に逸れて、ゲッツーならず。やはり、川相不在のバックなどアテにならないと察知した真田は怒りの形相でペース配分無視の全力投球モードを展開し、鈴木なおのり,メカゴジラと打ち取り、このピンチを脱出。しかし、続く2回、先頭のT.ウッズに右中間フェンス直撃の二塁打を浴び、無死二塁のピンチ。続く村田はサードゴロに打ち取った…と思いきや、江藤が照明が目に入って逃げ腰になっているうちにレフト前へ抜けるヒットとなってしまい、無死一、三塁。しかし、9連敗中と川相不在の巨人をも下回るチーム状態の横浜はここからが続かず、古木は空振り三振。中村はセカンドゴロゲッツーに倒れて、結局、無得点と川相不在の巨人並の拙攻を展開。続く3回にも金城,鈴木なおのりのヒットで二死一、三塁のチャンスを掴むも、メカゴジラはライトフライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在の巨人並の拙攻を展開。一方、文字通り川相不在の巨人はドミンゴの前に沈黙し、チャンスらしいチャンスも作れず、0−0の儘、試合は中盤に突入。迎えた6回、川相不在を補うべく飛ばし過ぎた影響から疲れの色が見え始めた真田は先頭の鈴木なおのりに右中間スタンドへ6号ソロを叩き込まれて、ついに先制点を献上。更に、二死後、村田を歩かせると、古木,中村と連続アーチを浴びて、4失点。4点を追う巨人は直後の7回、ペタジーニの四球,ガッツな貴公子・仁志のヒットで二死一、二塁とようやくチャンスを掴むも、川中はセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回には先頭の鈴木がヒットで出ると、すかさず二盗を決めるも、斉藤,ニックン,阿部と簡単に倒れて、鈴木は二塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。9回も二死からヒットマン後藤がヒットを放つも、ガッツな貴公子・仁志はどん詰まりのサードゴロに倒れ、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈した儘、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた巨人は今季初の完封負けで横浜の連敗を9でストップさせてしまう始末。真田は前回の登板同様、川相不在の影響で失意のKOとなり、計り知れない精神的ダメージを受けており、茂雄の嫌がらせ攻勢がまた一人の有望な選手を潰しかねない状況だ。一刻も早く茂雄の嫌がらせを打破しないと、連覇どころか、最下位転落の可能性も十分考えられると言って過言ではないだろう。

神宮:ヤクルト1勝3敗
D  120000000  3
S  220110150× 21

勝:花田1勝0敗 負:朝倉1勝3敗
本:宮本3、中野1、稲葉4

甲子園:阪神3勝1敗
C  000402040 10
T  00301009× 13
勝:伊代野1勝0敗 負:玉木2勝1敗 S:ウィリアムス6S
本:求道者・前田5

GW神戸:オリックス1勝2敗
H  000240100  7
BW 000000201  3
勝:斉藤3勝2敗 負:小林1勝3敗 S:吉田1S
本:井口3、葛城イクロー5

千葉マリン:ロッテ3勝1敗
L  000010000  1
M  00000200×  2
勝:清水直5勝0敗 負:オツ2勝2敗 S:小林雅7S
本:マクレーン5

東京ドーム:日本ハム2勝2敗
Bu 201120001  7
F  000100000  1
勝:岩隈5勝0敗 負:伊集院光の弟子・金村1勝3敗
本:星野1、吉岡4


 レオン監督、初陣飾れず! 王さん、監督通算900勝!
石毛監督の電撃解任により、レオン新政権が誕生したオリックス。前日は雨で流れた為、この日が初陣となったレオン監督だが、先発・小林が中盤で捕まり、6失点で5回KO。終盤追い上げたものの、届かず、黒星スタートとなった。一方、右脇腹痛で開幕から戦線離脱していた柴原が復帰早々2安打を放つなど、先発全員15安打で快勝を収めたダイエー・王さんはこれで巨人時代を含めて監督通算900勝をマーク。王さんは「長くやっていれば出来るし、実感はないけど、選手,コーチに球団のおかげだね。野球をずっとやってこられたと言う感慨がある。一番印象に残るのは今日の勝ち。次は901勝を目指します」と、レオン監督とは対照的な笑顔を見せた。