球界トピックス

4月25日 BW−H(GS神戸):降雨中止 T−C(西京極):コンディション不良で中止


横浜:横浜0勝3敗
G  000321203 11
YB 003000011  5
勝:木佐貫1勝1敗
負:ホルト1勝3敗
S:ノリダー柏田1S
本:ペタジーニ9、ガッツな貴公子3、斉藤3、ニックン6
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 木佐貫、悲願のプロ初白星も笑顔なし!
前夜、名手・川相はネクストバッターズサークルまで行きながら格下の黒田にすげ替えられる屈辱を受け、河原の捨て身の自爆殺法も空転するなど、チームのムードはどん底状態の巨人。腰痛のマッスル千代の富士はついに登録抹消となり、両太腿痛の破戒僧・清原もスタメンから外れる状態にも拘わらず、怨恨丸出しの嫌がらせを敢行する茂雄の圧力により、この日も2番ショートの聖域にはリーグ失策王に君臨するニックン、サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーが炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ホルトに対して、斉藤がライト前ヒットで出塁。本来ならば、ここで名手・川相がいともあっさり芸術的犠打を決めて、世界記録へ前進する所だが、実際に2番の聖域に居座っているのは12球団一バントのど下手な男・ニックン送らせたいのはやまやまながら、下手にバントさせると、小フライを打ち上げてゲッツーを食らいかねないニックンだけにやむをえず強攻策を指示。しかし、ニックンは2番にあるまじき無茶振りで進塁打すら打てずに空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。この間に斉藤が二盗に成功するも、ニックンの無様な打撃に士気を削がれたか、阿部,ペタジーニと倒れて、斉藤は二塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。一方、巨人の先発マウンドを託されたルーキー・木佐貫だが、ここまで川相不在のバックを背負わされ続けて、未だに白星なし。この日も地獄三遊間を押しつけられるなど、投球の幅を大きく狭められる苦しい展開。走者を出しながらも、何とか1,2回を抑えた木佐貫は3回、川相不在では自分が口火を切るしかないとばかりに、自ら先頭打者としてライト前ヒットを放ち、チャンスメイク。しかし、続く斉藤はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。ニックンもライトへのファールフライと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、結局、3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を大露呈。これでガックリきた木佐貫はその裏、ホルト,多村と連打を浴びると、無死一、二塁のピンチ。続く石井タクローのバントは二塁走者が投手のホルトだった事に救われ、三塁で封殺すると、鈴木なおのりをセカンドゴロに打ち取り、ゲッツーでチェンジ…と思いきや、ガッツな貴公子・仁志は川相を差し置いて聖域に居座るニックンとの呼吸が合わず、これをエラー。満塁となった所でメカゴジラにセンター前へタイムリーを浴び、先制の2点を献上川相不在の重さを痛感し、動揺を隠せない木佐貫は続くT.ウッズに対して、暴投をかまし、二塁走者・鈴木なおのりは三進。一塁走者・メカゴジラが故意気味に一、二塁間で挟まれ、川相不在のヘッポコ内野陣があたふたしている隙に鈴木なおのりが返って、3点目。直後の4回、巨人は先頭の阿部がライト前に弾き返すと、続くペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ9号2ラン。二死後、ガッツな貴公子・仁志も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号ソロを叩き込む完全無策野放し野球で一気に同点。続く5回には一死から斉藤がレフト前ヒットで出塁。ここでバントの下手さっぷりには定評のあるニックンが送りバント失敗は叩かれまくるが、セーフティバント失敗ならさして叩かれないと言う狡猾な読みで三塁線へセーフティ気味のバントを敢行。これが結果的に送りバントとなるツキに恵まれると、阿部が死球,ペタジーニが四球で歩いて、二死満塁。しかし、江藤はサードゴロに倒れて三者残塁…と思いきや、古木がヘッポコエラーをかまし、斉藤が労せずして勝ち越しのホームイン。更に、ヒットマン後藤の幸運なタイムリー内野安打が出て、この回、2点。続く6回には二死走者なしから斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ3号ソロを叩き込み、6点目。7回には先頭の阿部がライト線へ三塁打を放つと、ペタジーニがセンター前へタイムリーを放ち、7点目。更に、江藤もセンター前に弾き返して一、二塁となった所で、ヒットマン後藤に代わり、いよいよ名手・川相がピンチバンターで登場か…と思いきや、出てきたのはマッスル千代の富士と入れ替わりで昇格してきた中浜川相を出さない以上、てっきり強攻策かと思いきや、何と中浜はいきなりヘッポコバントをかまして、追い込まれた挙げ句、空振り三振すると言うどごぞのインケツバッターを彷彿させる体たらく限りなく100%に近い成功率を誇り、かつ球場全体に火をつける世界最高峰の犠打職人・川相を出さずにわざわざ中浜を出してヘッポコバントを企図させると言う狂気の采配の裏には、世界記録達成阻止に執念を燃やす茂雄が手を引いていたのはほぼ間違いないだろう。続くガッツな貴公子・仁志が歩いて満塁となった所で川中に代わり、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、前夜の悪夢を彷彿させるかのごとく黒田が登場ここで凡退しては間違いなく袋叩きに遭うと危惧し、並々ならぬ決意で打席に入った黒田は辛くもレフト前に抜けるタイムリーを放ち、8点目を追加。なおも満塁のチャンスだったが、木佐貫,斉藤と倒れて、三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回から木佐貫に代わって2番手・ベイリーがマウンドに上るも、依然として地獄三遊間が結成され続けているイカれた状況に茫然自失で、いきなり先頭の村田に右中間を破られると、一死後、代打・金城にタイムリーを浴びて、1点を献上。更に、代打・小川にセンター前ヒットを浴びて、一、二塁のピンチ。続く多村のあわやセンター前へ抜けようかと言う打球はベイリーの足に当たり、ファースト・斉藤の好フォローで辛くも一塁はアウトとなったものの、ベイリーはこれで失意のKO。この後、ノリダー柏田が何とか凌いで、8−4で迎えた土壇場9回、巨人は黒田,斉藤と2本の幸運な内野安打で二死一、三塁とすると、ようやくインケツパワーが充電されたニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでライトスタンドへ6号3ランを叩き込み、ダメ押し。その裏、7点のリードがあっても川相不在で不安感一杯のノリダー柏田川相不在で守備のリズムを乱した斉藤のヘッポコエラー等で一死満塁のピンチを作り、古木のセカンドゴロの間に1点を献上。更に、金城を歩かせて、再び満塁のピンチを背負うも、最後は中村の打ち損じに救われて、辛くも逃げ切り、今季初セーブ。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わったばかりか、ピンチバンターとしてすら後回しにされる嫌がらせを受けた事で、茂雄の圧力に耐え切れない首脳陣に対するナインの不信感は募るばかり。ようやくプロ初白星をあげた木佐貫も完全無策一発依存の野放し野球と相手の拙守で辛うじて拾った薄氷の勝利になどまるで喜べず、うなだれた儘、球場を後にした。勝てども士気の上がらないチームでは勢いに乗る事など不可能と言ってよく、やはり、茂雄の嫌がらせを阻止しない限り、連覇への道は遠ざかる一方の様だ。

神宮:ヤクルト1勝3敗
D  40000000001  5
S  30000000100  4
勝:ギャラード2勝0敗8S 負:五十嵐亮0勝1敗 S:霊感投手・落合2勝0敗1S
本:クルーズ4、稲葉3、寿司職人ラミレス9,10、福留6

千葉マリン:ロッテ2勝1敗
L  000100200  3
M  200000000  2
勝:ミッチー4勝0敗 負:神田1勝2敗 S:豊田0勝1敗4S
本:カブレラ6,7、後藤武2

東京ドーム:日本ハム2勝1敗
Bu 000000100  1
F  21001000×  4
勝:ミラバル3勝1敗 負:パウエル2勝3敗
本:ガッツ3、中村5


 DTクローマー、球審に暴言! 退場処分第1号!
DTクローマーがこの日の近鉄戦で今季の退場処分第1号となった。4−1で迎えた8回、無死一、二塁のチャンスに打席に入ったDTクローマーだったが、近鉄2番手・山本を相手に追い込まれた末に見逃し三振。この時の判定に不服を抱いたDTクローマーはこの時は大人しく引き下がったものの、8回終了後、9回の守備に就こうとしながら、川口球審に暴言をかました事で退場となった。オープン戦は絶好調で不動の4番候補と言われていたDTクローマーだったが、いざシーズンに入ってみれば、打率最下位争いを演じる絶不調ぶりでスタメンから外される事もしばしば…と、鬱憤が溜まっている模様だ。

 名手?川井、今季初先発で6回1失点! 継投策失敗で無念の白星消滅!
吉田との交換トレードで、阪神から橋本を獲得した事でセットアッパーからローテ入りへの転向が決まった名手?川井が今季初先発。初回に2点のリードを貰った名手?川井は立ち上がりから快調なピッチングを展開し、3回まで無安打と西武打線を翻弄。4回にカブレラにレフトスタンドへ6号ソロを運ばれたものの、崩れる事なく、6回までに許したヒットはこの1本だけと言う好投。完投ペースで投げていた名手?川井だったが、何を血迷ったか山本監督は7回からルーキー・神田にスイッチすると、これが大誤算。神田は代わりばな、カブレレラにバックスクリーンへこの日2本目となる7号特大アーチを叩き込まれて、名手?川井の白星を粉砕。更に、二死後、同じくルーキーの後藤武にレフトスタンドへ2号ソロを浴びて、逆転を許してしまった。結局、この1点が決勝点となり、ロッテの貯金は消滅した。