球界トピックス

4月24日 C−YB(広島):雨天中止


東京ドーム:巨人3勝2敗
S  000200002  4
G  10030010×  5
勝:ランデル1勝0敗
負:戎1勝3敗
S:河原0勝1敗4S
本:斉藤2
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 河原、連夜の自爆殺法も空転!
川相を打席に立たせるべく、河原の自らを犠牲にした緻密な作戦が、嫌がらせだけは球界随一の知謀を誇る茂雄に看破され、残ったのは無惨な逆転負けの結果だけと言う最悪の試合を演じてしまい、チームのムードはどん底状態の巨人。腰痛のマッスル千代の富士は復帰のメドが立たずに25日からの登録抹消が決まり、両太腿痛の破戒僧・清原もスタメンから外れる状態にも拘わらず、怨恨丸出しの嫌がらせを敢行する茂雄の圧力により、2番ショートの聖域にはリーグ失策王に君臨するニックン、サードにはこれまたヘッポコ守備の江藤が入る地獄三遊間が結成され、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーが炸裂した。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・戎から、斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2号先頭打者アーチを叩き込み、1点を先制。しかし、この後、無死一塁のチャンスをむざむざ逃すと、2回には二死一、三塁,3回には二死一塁と毎回の様に走者を出しながら、悉く無駄にすると言う川相不在の弊害を随所に露呈。一方、リハビリモードのカリメロの穴を埋めるべく起用された巨人先発・ランデルは川相不在を補うべく立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードで3回まで耐えていたが、飛ばし過ぎの影響で疲労の色が見え始めた4回、先頭の稲葉を歩かせると、宮本には簡単に犠打を許し、ベッツにはセンターオーバーのタイムリー二塁打を浴びて、同点。更に、二死後、金村弟にはセンター前へのタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。1点を追う巨人はその裏、一死からヒットマン後藤がライト前に弾き返すと、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、ヒットマン後藤が同点のホームイン。更に、続く川中がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。ランデルのファーストゴロで川中が三進した所でヤクルトベンチは戎を諦め、ルーキー・高井幽閉を投入するも制球が定まらず、斉藤を歩かせると、ニックンの打席で暴投を犯して、労せずして川中が生還し、この回、3点。続く5回になっても高井は2つ目の暴投を犯すなど荒れ球で、一死一、二塁のチャンスを貰った巨人だが、江藤,ヒットマン後藤と倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には先頭の斉藤が歩くと、すかさず二盗を敢行。微妙なタイミングだったが、ここで高井がまたも悪投した事で、斉藤は二塁を陥れると、ニックンは打球を殺しきれない十八番のヘッポコバントをかますも、フォースプレイでなかった為、辛くも斉藤は三塁に進み、犠打成功。ここで阿部がレフト前にタイムリーを放ち、5点目を追加。更に、高井がこの日3つ目の暴投をかまして、阿部が二進した後、ペタジーニが歩いた所で、いよいよピンチバンターとして名手・川相が登場か…と思いきや、その儘、打席に送られた江藤はあわやゲッツーのサードゴロ。間一髪、一塁はセーフとなり、二死一、三塁の場面でヒットマン後藤に代わり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは、破戒僧・清原。ここで代わった成本に対して、破戒僧・清原はナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮して、十八番の「全く避けない死球」を食らい、通算167死球の日本新記録を樹立。これで満塁となったものの、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れて、三者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。続く8回にはリードされている状態ながらもヤクルトのマウンドには五十嵐亮が登場。これに対して、先頭の川中が打席に入っている所で名手・川相がネクストバッターズサークルに登場ここで川中を出しては、間違いなくチームに火を付けるバントを決められてしまうと察知した五十嵐亮は鬼神の如き投球で川中をねじ伏せると、何と川相はベンチに戻されて、同じ右打者で格下の黒田が投入されると言う裏で茂雄が手を引いているとしか考えられない狂気の采配が炸裂対川相に合わせてテンションを高めていた五十嵐亮にとって、川相以外の選手など、最早、敵ではなく、黒田,斉藤と、いとも簡単に退けて、三者凡退。土壇場9回、前夜、自爆殺法でつるべ打ちを食らったばかりの河原が登場。自らを犠牲にしての捨て身の作戦を茂雄によって破られた河原だったが、この期に及んで、名手・川相が投入されない儘、地獄三遊間が結成され続けていると言う信じがたい状況に怒り心頭川相を投入せざるをえない状況を作るべく、再び自爆殺法の敢行を決意した河原はいきなり先頭のベッツに死球を食らわせると、寿司職人ラミレス,金村弟と連打を浴びて、無死満塁の大ピンチ。一死後、真中にセンター前への2点タイムリーを許して、1点差。これ程、追い詰められた状況となっても、茂雄の圧力により、一向に川相が守備固めに出る気配もなく、最早、自爆殺法は自分の立場を危うくするだけと観念した河原は代打・福川を空振り三振に斬ってとると、城石も退けて、何とか逃げ切りに成功。辛くも勝ちを拾ったとは言え、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わったばかりか、ネクストバッターズサークルまで行きながらすげ替えられる嫌がらせを受けた事で、茂雄の圧力に耐え切れない首脳陣に対するナインの不信感は募るばかり。勝てども士気の上がらないチームでは勢いに乗る事など不可能と言ってよく、やはり、茂雄の嫌がらせを阻止しない限り、連覇への道は遠ざかる一方の様だ。

ナゴヤドーム:中日4勝2敗
T  000000000  0
D  40001010×  6
勝:人斬り抜刀斎4勝0敗 負:井川2勝3敗
本:オチョア6
 レオン新監督、パワフル野球を公言! 石毛前監督、フロントの処遇に怒り爆発!
アミダ野球を咎められ、石毛監督が僅か20試合で電撃解任となってから、一夜明けたこの日、レオン新監督が札幌の宿舎で就任の挨拶を兼ねた全体ミーティングを行った。突然の監督交代に未だ戸惑いを隠せないナイン達だったが、「選手,コーチの力があって初めて、私の仕事は出来る。家族的な環境を作って、自信を持っていけば、いい結果は得られる」と言うレオン監督の言葉に拍手で応えた。その後、神戸に帰った首脳陣はGS神戸ででスタッフ会議。現行のコーチスタッフの儘でいく方針を確認したレオン監督は「バントも重要だが、もう少しパワフルな野球を目指したい。打てる選手を並べていく」と語り、潜在的パワーはともかく、確実性の低さから石毛監督には干されつつあったオーティズ,山崎,塩谷らを積極的にスタメンに並べる意向を示した。一方、涙の解任劇となった石毛前監督はチームを離れ、私物整理の為、GS神戸を訪れたが、この際、取材を受けると「ようやくチームがいい感じになってきたのに悔しい。昨年については『十分な戦力を整えられずに申し訳ない』と頭を下げておきながら、解任の理由にされるのはおかしい」と解任理由に今年のオープン戦,公式戦だけでなく、昨年の大不振まで挙げられていた事を暴露し、憤慨した表情を見せた。また岡添社長が「チームをきっちり運営していくのも責任の取り方」などとほたえて、監督の首だけ斬り捨てる事で自身の保身を図った事についても「フロントの責任はどうなってるんだ!?」と怒り心頭だった。