球界トピックス

4月11日


東京ドーム:巨人0勝0敗1分
T  000110023001  8
G  000001006001  8
本:キュラソ星人1、アリアス4、片岡2、ヒットマン後藤2、マッスル千代の富士1
 川相不在で怒涛の拙攻拙守炸裂! 猛追虚しく、延長12回ドロー!
前日、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、屈辱的大惨敗を喫した巨人。しかも、この日は開幕から17打数無安打の江藤が志願して二軍落ちとなったのと入れ替わりで、川相の出場,斉藤の成長,マッスル千代の富士の4番としての自覚促進,機動力野球の展開…と言った要素を悉く阻止する最大の「ウイルス因子」破戒僧・清原がついに昇格と、状況は茂雄の思う壺となる一方。前日、中井美穂の旦那・古田の打球をヘッポコエラーした際に右手に打球を当てて引っ込んだニックンのリタイアも期待されたが、例年と違い、今年は妙にケガに強いこの男はまたもや無事だった模様で、2番ショートの聖域に。破戒僧・清原は公言通り、4番ファーストに入った事で開花しつつある斉藤がベンチに追放されて成長の芽を摘まれたばかりか、名手・川相までベンチに追いやられる人外魔境オーダーが炸裂した。これにより試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発はルーキー・木佐貫。前回の登板では川相不在のバックを強いられ、失意の2回KOと言う最悪のデビュー戦となり、選手生命に拘わる精神的ダメージを受けたのでは?と心配された木佐貫だが、この日は川相不在の不安定なバックを極力アテにしない桑田やカリメロと言った茂雄に対する造反組に倣うかの様にゼブラ今岡,シャア少佐と強引に三振を奪取すると、キュラソ星人は自ら抑えるピッチャーゴロに斬ってとり、三者凡退で締める素晴らしい立ち上がり。一方、阪神の先発マウンドにはオープン戦で若大将・原監督が公言した名手・川相を使ってのバント殺法によって掻き回される事を恐れて、登板を回避しまくった伊良部クラゲが、茂雄の圧力が強まっている事から川相のスタメンはないと睨んだか、満を持して登場。これに対して、その裏、先頭の清水がセンター前ヒットで出塁。ここで本来ならば、世界に君臨するハイパーテクニックを誇る名手・川相がいともあっさり世界記録に近付くバントを見せて、球場が一気に盛り上がる所だが、実際に聖域に居座るのはニックン。若大将・原監督もとてつもなくバント失敗の可能性が高いこの男に任せる勇気が持てず、強攻策を指示するも、ニックンは進塁打を打つどころか、どん詰まりのセンターフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮。しかも、スタートを切っていた清水も一塁に戻りきれずに憤死してゲッツーとなる最悪の展開。4番降格となったマッスル千代の富士もセカンドゴロに終わり、結局、3人で攻撃終了と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回、伊良部クラゲのかつての宿敵・破戒僧・清原がいよいよ登場。「ケガからの復帰試合限定最強打者」として誉れ高いだけに期待された破戒僧・清原だったが、あえなくセカンドゴロに倒れると、ペタジーニ,ソーサ元木も打ち取られて、三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈。3回には先頭の阿部がレフト前に弾き返すも、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振。続く木佐貫もヘッポコバントを連発し、結局、スリーバントも失敗。挙げ句の果てに阿部が盗塁を敢行して憤死する有様で、結局、3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を露呈3回まで6三振のパーフェクトと好投を展開していた木佐貫だが、川相不在をフォローする為に飛ばし過ぎた影響による身体的疲労と拙攻三昧の味方打線による精神的疲労の色が見えてきた4回、一死からシャア少佐を歩かせると、二盗を許し、初めてスコアリングポジションに走者を背負うピンチ。ここでキュラソ星人を痛烈な当たりながらもショート左へのゴロに打ち取ったかに見えたが、反応が遅れたニックンはこれを抑える事が出来ず、打球は左中間を転々とするタイムリー二塁打となり、先制点を献上。続く5回には一死から藤本にライト前に弾き返されると、続く伊良部クラゲのピッチャー右へのバントを木佐貫が追いきれず後逸。しかし、これをガッツな貴公子・仁志がすかさずカバーし、事なきを得たかと思われたが、何の変哲もないストライク送球を破戒僧・清原がミットに当てる事すら出来ずに後逸(何故か記録は仁志のエラー)。更に、守備面で心配されていたペタジーニのカバーリングが大きく遅れ、もたついている間に藤本に長躯生還を許して、2点目を献上。その裏、巨人は「ケガからの復帰試合限定最強打者」として誉れ高い破戒僧・清原がセンター前へ復帰初安打を放つも、ペタジーニは空振り三振。続くソーサ元木はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、6回、先頭の阿部がセンター前に弾き返すと、伊良部クラゲの暴投で労せずして二進。ここでガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となり、阿部が生還。続く木佐貫がまたもヘッポコバントをかまし、仁志は三塁で憤死するも、4回の走塁で左足肉離れを起こし退場となった清水に代わってレフトに入っていた斉藤,ニックンの連打で繋いで一死満塁。しかし、ここでマッスル千代の富士がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、1点止まりとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。続く7回には「ケガからの復帰試合限定最強打者」として誉れ高い破戒僧・清原のセンター前ヒットの後、ペタジーニが空振り三振。ソーサ元木はサードゴロゲッツーに倒れると言うまるで5回のVTRを見るかの様な最悪の展開でまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈川相不在の重さを改めて痛感し、ガックリきた木佐貫は直後の7回、シャア少佐に内野安打を許した後、痛恨のボーク。更に、キュラソ星人に右中間スタンドへ1号2ランを叩き込まれる始末。その裏、阪神2番手・ウィリアムスの前に阿部,ガッツな貴公子・仁志と簡単に凡退。代打・黒田が死球を食らった所で斉藤に代わって、ついに名手・川相が登場前々日の殊勲打の勢いを茂雄の嫌がらせで止められた名手・川相だったが、相変わらずのしぶとい打撃でファールを連発。三塁線への鋭い打球が惜しくも左に切れると、最後は右におっつける職人技を見せるも、これをファースト・アリアスの美技に阻まれて、無念の凡退。その儘、川相は守備に入ると思いきや、すかさずベンチに引っ込められると、9回から来日初登板となったベイリーは落胆の色を隠せずアリアスに来日100号となる4号ソロ,片岡には2号2ランを叩き込まれて、3点を献上。しかし、その裏、2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況下で、この儘、ただ惨敗を喫するだけでは茂雄につけこまれる一方と怒りの巨人ナインが猛反撃を開始。二死からここまで大ブレーキだったソーサ元木のタイムリー二塁打で2点を返すと、阿部が歩いて、一、二塁。続くガッツな貴公子・仁志に対して、星野監督はツーナッシングと追い込んでいるにも拘わらず4番手・吉野を引っ込め、藤田を投入する謎の継投を展開するもこれが裏目。ガッツな貴公子・仁志がセンター前にタイムリーを放つと、代打・ヒットマン後藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2号3ランを叩き込み、試合は延長に突入。10回、巨人は2つの四球で二死一、二塁とサヨナラの場面を築くも、ソーサ元木がまたもサードゴロに倒れて二者残塁。続く11回には二死から殊勲の一発を放ったヒットマン後藤がまたもヒットを放つも、代打・川中がレフトフライに倒れて、ヒットマン後藤は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。ラストイニングとなった延長12回、巨人のマウンドには守護神・河原が立つも川相不在の拙いバックに対する不安感から球が走らず、一死満塁の大ピンチを迎えると、アリアスにレフトへの犠飛を許し、ついに勝ち越し点を献上。しかし、その裏、先頭のニックンが相変わらずのインケツぶりを発揮して凡退したものの、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ今季初アーチとなる同点弾。この後、破戒僧・清原,ペタジーニと倒れて、結局、延長12回規定でドロー。星野監督の継投ミスにも救われ、9回裏こそ機能したとは言え、川相不在による怒涛の拙攻拙守が炸裂した事で勝てるゲームをむざむざ逃してしまい、巨人ナインは重苦しい足取りで球場を後にした。茂雄はお気に入りの破戒僧・清原が復活した上、川相もシメ倒し、清水まで戦線離脱の危機とあって、すっかりご満悦執拗な茂雄の圧力を打破出来ない限り、巨人に連覇の光は見えてきそうにない

横浜:横浜0勝1敗
S  00000050101  7
YB 01400100000  6
勝:石井2勝0敗 負:福盛0勝1敗 S:高津0勝2敗2S
本:村田4,5、古木3、T.ウッズ3

ナゴヤドーム:中日1勝0敗
C  300000000  3
D  00001103×  5
勝:霊感投手・落合1勝0敗 負:ニューマン0勝1敗 S:ギャラード1勝0敗4S
本:ピンキー井上2、クルーズ3