球界トピックス

4月10日


神宮:ヤクルト1勝1敗
G  000010001  2
S  20012205× 12
勝:石川1勝2敗
負:春風亭半ケツ0勝1敗
 
名手・川相、悪夢のフル欠場で屈辱的大惨敗! ニックン、連夜のヘッポコエラー!
前日、連覇へ最大のキーマンと目される名手・川相の執念の一打で劇的な逆転勝ちを飾り、勢いに乗る巨人。しかし、この一打に案の定、激昂していた茂雄は巨人首脳陣へ圧力をかけるべく、直接、神宮球場に乗り込んできた。その結果、この日も2番ショートの聖域にニックンが入ったばかりか、開幕以来ノーヒットと絶不調で二軍落ちの危機に瀕している江藤までがスタメンに入ったにも拘わらず、名手・川相はベンチに追いやられると言う人外魔境オーダーがまたしても炸裂した事で巨人ナインの士気は一気に急降下。先発マウンドに上った春風亭半ケツは前回の登板で茂雄暗黒政権時代を彷彿させる最悪の展開で白星を粉砕された事でトラウマが甦りつつある状態だと言うのに、追い打ちをかけるかの様に川相不在のバックを強いられ茫然自失川相不在のザル内野陣に対する不安感から制球の定まらない春風亭半ケツは初回から2つの四球で一死一、二塁のピンチを迎えると、寿司職人ラミレス,金村弟に連続タイムリーを浴びて、あっと言う間に2点を献上。一方、川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線はヤクルト先発・石川の前に3回までパーフェクトに抑え込まれる体たらく。4回、一死からニックンがヒットで出るも、続く江藤は相変わらずの絶不調ぶりでキャッチャーへのファールフライ。しかも、ここでニックンが何を血迷ったかタッチアップで二塁を狙って、あえなく憤死する大暴走をかまし、結局、3人で攻撃終了とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、ヤクルトは二死から城石が歩くと、井川のセカンド前への凡ゴロが川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志のまずいプレーにより内野安打となった所で、飯田がライト前にタイムリーを放ち、1点を追加。3点を追う巨人は直後の5回、一死からペタジーニのヒット,ソーサ元木の四球で一、二塁とすると、阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線に伸びるタイムリー二塁打となり、ペタジーニが返って、ようやく1点をゲット。なおも二、三塁のチャンスにガッツな貴公子・仁志はライトへの浅いポップフライ。ここで春風亭半ケツが早くも引っ込められ、前夜の殊勲者・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは原俊介。しかし、原俊介はあえなく空振り三振に倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏からマウンドに上がった2番手・ノリダー柏田は川相不在の不安感から顔面蒼白で、いきなり偽エリクソン,寿司職人ラミレス,金村弟と3連打を浴びて、2点を献上。続く6回にはこれまた川相不在のバックを信用出来ずに投球の幅を大きく狭められた3番手・木村が2つの四球でピンチを作ると金村弟にレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を浴びて、7点目を献上。川相不在で全く反撃の糸口を掴めない巨人は8回、一死走者なしで木村の打席と言う所で空気を変える為にも、いよいよ川相が登場か…と思いきや、出てきたのは黒田。しかし、黒田はあえなくショートゴロと凡退。続く清水が金村弟のエラーで出たものの、ニックンはショートへのどん詰まりのゴロと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、清水は一塁に釘付け。その裏から登板の4番手・ペドラザも川相不在に愕然としており、宮本,偽エリクソン,寿司職人ラミレス,金村弟と4連打を浴びて、1点を献上。続く中井美穂の旦那・古田はショートゴロに打ち取り、ゲッツーと思いきや、これを和製オジーたる堅実無比の守備力を誇る名手・川相を差し置いて、聖域に居座るニックンがまたもやヘッポコタイムリーエラー! この時、右手に打球を当てたニックンは負傷退場となり、今度こそ川相が登場か…と思いきや、出てきたのは川中徹底して川相を起用させない茂雄の弾圧政策に辟易としたペドラザは一死後、城石に押し出し四球を与えた所で失意のKO。更に、5番手・チョコも川相不在と言う絶望的な布陣に動揺を隠せず代わりばな、代打・真中に2点タイムリーを許して、この回、大量5失点。9回、ペタジーニのタイムリー二塁打で1点を返したものの、焼け石に水。最後は一、三塁のチャンスにガッツな貴公子・仁志がセカンドゴロで二者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を大露呈する形でゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった事で怒涛の拙攻拙守が炸裂し、敗れるべくして敗れた巨人の連勝は5でストップし、首位からも陥落。前夜は若大将・原監督のトリック采配でまんまとしてやられた茂雄だが、その鬱憤を一気に晴らす嫌がらせ政策がハマって大喜び。予想された嫌がらせに警戒を強めていたにも拘わらず、何も出来ない儘、終わった首脳陣は勿論、ナインも最下位転落したかの様な重苦しい足取りで球場を後にした連覇へ光明が差したかに見えた前夜の明るい雰囲気は完全に消え去り、この儘ではAクラスすら危ないと言う声が所々で聞こえ始めている

横浜:横浜1勝1敗
C  000301001  5
YB 000003000  3
勝:佐々岡1勝1敗 負:若田部0勝2敗 S:永川1勝1敗2S
本:シーツ2、古木2、ハースト1

甲子園:阪神1勝2敗
D  000102000  3
T  000000000  0
勝:人斬り抜刀斎3勝0敗 負:井川1勝2敗 S:ギャラード1勝0敗3S
本:オチョア3