球界トピックス

4月6日


広島:広島0勝2敗
G  000010242  9
C  003000100  4
勝:木村1勝0敗
負:永川1勝1敗1S
本:清水2、ニックン2、斉藤1
 
名手・川相、悪夢のフル欠場で怒涛の拙攻拙守! 上原、失意の5回KO!
名手・川相の世界記録到達を断固阻止しせんとする茂雄の嫌がらせで苦しい試合の連続となっている巨人。この日も2番ショートの聖域には緩慢な守備でカリメロのノーヒットノーランを阻止したニックン、ファーストにはヘッポコエラーでカリメロのパーフェクトを阻止した江藤、そして、セカンドには発熱と下痢を訴えていたガッツな貴公子・仁志が復帰し、サードにはソーサ元木と、名手・川相がまたもやベンチに追いやられる人外魔境オーダーが炸裂した。これにより試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、広島先発・高橋の前にあえなく三者凡退。続く2回には一死から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振したペタジーニの二塁打等で二死一、三塁のチャンスを掴むも、ここでガッツな貴公子・仁志がどん詰まりのショートゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈開幕戦で川相不在のマウンドを強いられて、メッタ打ちを食らい失意のどん底に陥った巨人先発・上原は前日のカリメロに倣って、強引に三振を狙いに行く投球を展開していたが、3回、キムタク,西山に連打を浴びると、高橋のセカンドゴロの間に先制点を献上。更に、続く東出のファーストゴロをまたもや江藤が十八番のヘッポコエラー川相不在のザル内野陣の脆さを改めて痛感し、ガックリきた上原シーツ,緒方と連続タイムリーを許して、この回、3失点。3点を追う巨人は直後の4回、攻守に渡って精彩を欠く江藤が止めたバットに当ててしまった凡ゴロをサードのキムタクがエラー。続くマッスル千代の富士がヒットで繋いで、無死一、二塁としたものの、ここでペタジーニがショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続くソーサ元木もセカンドゴロに倒れて、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。続く5回には二死から上原が歩くと、続く清水がヒットを放ち、無死一、二塁。ここで名手・川相を差し置いて2番の聖域に居座るニックンは2番にあるまじき淡泊な打撃でサードゴロに倒れて、二者残塁…と思いきや、これをまたもやキムタクがエラー。更に、続く江藤のサードゴロを三度キムタクがエラーし、この間に上原が労せずしてホームイン。なおも満塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士はセカンドゴロに倒れて、三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。6回には先頭のペタジーニが死球で出るも、ソーサ元木はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。この後、阿部,ガッツな貴公子・仁志の連打で一、三塁とした所で上原に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは原俊介。しかし、原俊介は空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。続く7回、あまりの拙攻三昧に見かねた清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2号ソロを叩き込み、1点差。しかし、続くニックンは相変わらず2番にあるまじき淡泊な打撃でセカンドゴロに倒れると、2打席連続でキムタクのエラーを導いた江藤が3匹目のドジョウを期待してキムタクを狙い打つも、流石にライナーではこぼしてくれず、凡退。この儘、あっさりチェンジかと思いきや、突如、制球を乱した高橋がマッスル千代の富士,ペタジーニと連続四球を与えて、KO。代わった2番手・玉木からソーサ元木がセンター前へタイムリーを放ち、ついに同点。更に、阿部もライト前に弾き返したものの、川相不在では強引に点を奪いに行くしかないとばかりに二塁走者・ペタジーニが本塁へ突っ込む大暴走。結果は悠々タッチアウトとなり、同点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。しかし、その裏、川相不在で不安感一杯の巨人2番手・ノリダー柏田に対して、広島は一死から代打・朝山がレフト前ヒットで出ると、暴投で労せずして二塁へ。ここで東出が一、二塁間突破のタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。1点を追う巨人は8回、この回から登板のルーキー・永川に対して、一死から代打・ヒットマン後藤がライト前に弾き返すと、ボークで二進。清水が歩いて、川相を差し置いて2番の聖域に居座るニックンはどん詰まりのライトフライ…と思いきや、どん詰まり過ぎたのが幸いしたか、ライト前にポトリと落ちて、一死満塁。ここでキムタクのエラーを呼び込む以外に活路を見出せない江藤に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきた斉藤はあえなく空振り三振。これでより一層重苦しいムードとなったベンチを見て、執拗に川相が後回しにされ続けての拙攻三昧にここで凡退してはチームは崩壊する、と悲壮な覚悟で打席に入ったマッスル千代の富士は執念のセンター前タイムリーを放ち、二者が返って、逆転に成功。更に、ペタジーニが歩いた後、ここまでブレーキだったソーサ元木がセンター前へ2点タイムリーを放ち、この回、4点目。更に、代わったニューマンから阿部が四球を選び、またまた満塁となったものの、この回2度目の打席となったガッツな貴公子・仁志がショートゴロに終わり、三者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを大露呈。9回には広島5番手・沢崎からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶ぶりでライトスタンドへ2号ソロを叩き込むと、続く斉藤も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ1号ソロを放ち、9点目。更に、マッスル千代の富士の四球,ペタジーニの内野安打で一、二塁としたものの、ソーサ元木はセンターフライに終わり、二者残塁とまたまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。最後は河原が川相不在の影響でフラフラとした危なげな投球ながらも何とか切り抜け、ゲームセット。この日も名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、怒涛の拙攻拙守が炸裂キムタクの怒涛のエラー三昧等に救われ、辛くも勝ちを拾い、単独首位に浮上したとは言え、あまりにも無様な試合展開にナインは重苦しい足取りで球場を後にした茂雄は川相を一週間も実戦から遠ざけた上、筆頭刺客のニックンに一発が飛び出すなど、すっかりご満悦。茂雄の策謀にハマるばかりで巨人は連覇の可能性から遠のく一方だ。

浜松:中日2勝1敗
YB 112000012  7
D  001000000  1
勝:ホルト1勝1敗 負:小笠原0勝1敗
本:鈴木なおのり1、村田3、メカゴジラ3

大阪ドーム:阪神2勝1敗
S  000301101  6
T  300002000  5
勝:石井1勝0敗 負:吉野0勝1敗 S:高津0勝1敗1S
本:悠久の若虎1、中井美穂の旦那1、アリアス3

東京ドーム:日本ハム1勝2敗
H  001000031  5
F  00050020×  7
勝:シールバック1勝1敗 負:杉内1勝1敗 S:伊達3S
本:ヒチョリ2、井口2

GS神戸:オリックス0勝2敗
M  000201010  4
BW 010002000  3
勝:名手?川井1勝0敗 負:嘉勢0勝1敗 S:小林雅3S

西武吹き抜けドーム:西武1勝2敗
Bu 000210300  6
L  00013402× 10
勝:オツ2勝0敗 負:前川1勝1敗
本:ローズ2、中村3、大村1、マクレーン3、益田1


 霊感投手・松坂、右足痛で次回先発登板回避!
茂雄の暇潰しキャンプ行脚でまとわりつかれた影響からか、4日の近鉄戦で右足のふくらはぎと膝裏に張りを訴えて、2回降板足を余儀なくされた霊感投手・松坂だが、この日、直接会談を行った伊原監督は「大事をとって1週間ぐらい登板を飛ばす」と9日(ダイエー戦)に予定されていた先発登板を回避させる事を明らかにした。軽症を主張していた松坂だったが、この日も軽めのランニングとキャッチボールを行う程度。「去年の事の様に(長期離脱には)なりたくない。まだ最初(シーズン序盤)なので、焦らずやろうと思う」と、昨年、右肘を完治させない状態で強行登板して悪化させた二の舞は避けたい模様だ。