球界トピックス

4月1日 第75回選抜高校野球:花咲徳栄5−6東洋大姫路


東京ドーム:巨人1勝0敗
YB 000000000  0
G  10010210×  5
勝:桑田1勝0敗
負:ホルト0勝1敗
本:阿部3,ペタジーニ3
 
逆境パワー炸裂! 桑田、初のバースデー登板で獅子奮迅の活躍!
川相の出場を阻止し続ける茂雄の嫌がらせで開幕カード早々、負け越しを喫した巨人。2カード目になっても、茂雄の圧力は留まる事を知らず、2番ショートの聖域にはニックンが入り、名手・川相はベンチに追いやられる人外魔境オーダーが炸裂した。この絶体絶命の危機を救うにはあの男しかいないとばかりに、若大将・原監督は先発マウンドに元造反五人衆の一角・桑田を投入。逆境に燃える男とは言え、今年も初登板からとてつもない逆境を背負わされた桑田はピッチが上がらず、先頭の石井タクローを歩かせると、一死後、鈴木なおのりに左中間を破られる有様。しかし、ここで一気に本塁を狙って憤死する石井タクローの暴走に救われると、T.ウッズを空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人は清水,ニックンの連打の後、マッスル千代の富士が歩いて、一死満塁のチャンス。ここでペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライで清水が先制のホームイン。なおも一、二塁のチャンスだったが、ソーサ元木はファーストゴロに終わり、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には阿部,ガッツな貴公子・仁志の連打の後、川相に次ぐバントテクニックを誇る桑田がきっちり送って、一死二、三塁。しかし、清水,ニックンと倒れて、二者残塁とまたもや川相不在の弊害を露呈。3回には一死からマッスル千代の富士のヒット,ペタジーニの四球で一、二塁とするも、ソーサ元木がサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈そんな味方の拙攻ぶりも逆境パワーで糧とし、横浜打線を翻弄し続ける桑田は4回裏、一死一塁で迎えた2度目の打席でまたもきっちり犠打に成功。ここで清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線を破るタイムリー二塁打となり、2点目を追加。なおも追加点のチャンスに川相を差し置いて2番の聖域に居座るニックンは相変わらず、2番にあるまじき無茶振りで空振り三振に倒れて、清水は二塁に釘付け。5回には斉藤,ペタジーニのヒットで一死一、二塁とすると、ソーサ元木がまたもやショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く6回、あまりの繋がりのなさを見かねた阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ3試合連続の3号ソロを叩き込み、3点目。更に、一死後、またも桑田が川相不在ならば自分がチャンスメイクするしかないとばかりに会心のヒットで出塁。この桑田の活躍に意気に感じたか、清水,ニックンと連打を浴びせて満塁とすると、斉藤の叩き付けたセカンドゴロの間に桑田が返って4点目。続く7回にはペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込む3試合連続の3号ソロを放ち、5点目を追加。8回には先頭の清水がヒットで出るも川相を差し置いて2番の聖域に居座るニックンは2番にあるまじき淡泊な打撃でセカンドゴロゲッツーと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。この後、斉藤が一、二塁間を破ると言うチグハグな攻撃で結局、無得点とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。桑田は7回で降板となったものの、ここまでの好投を無駄には出来ないと2番手・岡島,3番手・河原は何とか後続を断ち切り、完封リレーを達成。名手・川相がフル欠場に追い込まれはしたものの、同じく元造反五人衆の一角・桑田の獅子奮迅の活躍により、辛くも勝ちを拾った巨人桑田の好投を快く思っている筈がない茂雄だが、それ以上に川相をフル欠場に追い込んだ事で溜飲を下げた模様。若大将・原監督のささやかな対策が功を奏したものの、桑田の次の登板までの1週間、また頭を悩まされる日々となりそうだ。

 今夜の松井さん、初球叩いて先制打デビュー! 野茂は4安打完封の快投!
名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を果たした今夜の松井さんが亡命先のヤンキースで開幕戦(対ブルージェイズ)に5番レフトでスタメン出場。初回、いきなり二死一、三塁のチャンスに回ってきた初打席で松井さんは敵地トロントとあって、ブーイングを浴びながらも、初球を叩いてレフト前へタイムリー。あとの3打席はファーストゴロ,セカンドゴロ(エラー),センターフライと凡退したものの、元広島・ソリアーノの満塁弾なども飛び出して、チームも8−4で快勝と、幸先のいいデビュー。また、3年ぶり2度目の開幕投手に指名された野茂(ドジャース)は4安打完封の快投でランディ・ジョンソン(ダイヤモンド・バックス)に投げ勝った。因みに、オープン戦ではそこそこの好成績を残していたハイツ田口(カージナルス)は開幕戦開始5時間前にマイナー落ちを通告される憂き目に遭った。

ナゴヤドーム:中日0勝1敗
S  003132000  9
D  100012000  4
勝:坂元1勝0敗 負:バルデス0勝1敗
本:偽エリクソン2、寿司職人ラミレス1,2、ピンキー井上1

広島:広島0勝1敗
T  010000504 10
C  002000030  5
勝:織田裕二1勝0敗 負:佐々岡0勝1敗 S:ポート1S
本:矢野1

大阪ドーム:近鉄2勝0敗
H  000101010  3
Bu 40000010×  5
勝:高村1勝0敗 負:和田0勝1敗 S:吉田1S
本:吉岡2、松中2

GS神戸:オリックス1勝1敗
L  000001001  2
BW 00001002×  3
勝:徳元1勝0敗 負:ハンニバル0勝1敗 S:萩原1S
本:松田さん1、ブラウン1

千葉マリン:ロッテ0勝2敗
F  002002010  5
M  000000002  2
勝:正田1勝0敗 負:加藤0勝1敗
本:エチェバリア1、垣内1


 早くも崩れた一角! 野村、左脇腹痛で戦線離脱!
いつまで五体満足でいられるかがチームの浮沈の鍵を握ると言われているリハビリ三羽烏だが、早くもその一角が崩れてしまった。開幕第2戦で打球を処理した際に左脇腹を痛めていた野村がこの日、広島市内の病院でMRIによる精密検査を受けた所、「左内腹斜筋挫傷で全治3週間」の診断を下された。これを受けた山本監督は野村を登録抹消し、キャンプ中に茂雄に攪乱された悲運の男・栗原を昇格させた。