球界トピックス

3月17日


岐阜:巨人2勝0敗
T  001010002  4
G  03501010× 10
勝:久保1勝0敗1S
負:織田裕二1勝1敗
本:川中1
 名手、川相、渋く勝利に貢献! 茂雄、刺客の相次ぐ途中退場にぶち切れ寸前!
この日も、星野監督は若大将・原監督の名手・川相を起用してのバント殺法を警戒し、メジャーでも体験しなかった驚異の職人技を目の当たりにする事で、開幕前から多大な精神的ダメージを負って、使いモノにならなくなる可能性を恐れて、前日に続いて「伊良部クラゲ隠し」を敢行。しかし、対する巨人も、これまた茂雄の妨害工作を受けて、またしても名手・川相がベンチへ追いやられる悪夢のオーダーが炸裂する有様。業を煮やした若大将・原監督は2番の聖域から3番へ格下げしていたニックンを今度はスタメンから外す思い切った策で茂雄に反旗を翻した川相不在ながらも、茂雄に抵抗の意志を見せ続ける若大将・原監督の心意気に勇気付けられた巨人は2回、ヒットマン後藤の併殺崩れの間に1点を先制すると、続く川中が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ1号2ランを叩き込み、この回、3点。続く3回には5安打を集中して、一気に5点を追加。一方、巨人先発のルーキー・久保は川相不在のバックを頼れず、投球の幅を狭められ、毎回走者を出す苦しい展開を強いられながらも、4回を投げて、自らの暴投による1失点で切り抜ける粘りの投球。更に、川相幽閉策の刺客として、茂雄のお気に入りであるルーキー・長田が不摂生で風邪を悪化させるプロにあるまじき失態で途中退場を余儀なくされ、代わりにショートの聖域には名手・川相が投入されると言う茂雄の腸が煮え繰り返ったであろう素晴らしい展開に発展。この日の川相は打棒こそ奮わなかったものの、5回には鋭い眼光で阪神2番手・藤田にプレッシャーをかける事で暴投を誘い、巧みに1点をもぎ取ると、7回には執拗に粘って、藤田を心身共に疲弊させると、続く堀田がタイムリー二塁打を放つなど、地味ながらもダメ押し点の獲得に悉く貢献。巨人2番手・西山もバックに川相がいる事で悠々と投げ込み、3回を1失点と無難に切り抜けると、3番手・ノリダー柏田は9回に好調・中村豊に2点二塁打を許したものの、大量援護に守られて、無事に凌ぎきった。川相の攻守に渡る渋い活躍で勝つべくして勝った巨人だが、長田に続いて、途中出場のニックンも左脇腹に死球を食らって退場するなど、川相幽閉策の刺客にリタイア続出で茂雄の怒りのボルテージは高まる一方で今後、どんな非道な嫌がらせをかましてくるか分からないとあって、首脳陣は警戒体勢を強めている。

 最後の望みも砕け散る! 「YAHOO! BBスタジアム」への改称、正式承認!
オリックスのフランチャイズ「グリーンスタジアム神戸」のネーミングライツを2年間2億円で買い取ったソフトバンクが命名した最悪の新名称「Yahoo!BBスタジアム」の最終決定を討議する審査会が、この日、神戸市内で行われた神戸市民,オリックスファンをないがしろにした宣伝効果狙い丸出しのネーミングなだけに、棄却される最後の望みとして、大きな期待を寄せられていたが、目の前に2億円をぶら下げられて、反対する声はなく、改称が正式に承認される事が決定してしまった。プロ野球のフランチャイズで命名権を売り渡したのは史上初のケースで今季の開幕と同時に正式に改称される事になる。オリックス・岡添球団社長は「ボールパーク構想に賛同して戴いて有難い。『日本一の野球場』となる様、改革を進めていきたい」などと語ったが、早くも「日本一いやらしい名前のフランチャイズ」の座に就いた事だけは確かだろう。しかも、岡添球団社長は「(2年後に)勿論、契約を更新したいが、場合によっては、次の企業と言う事もある」とほたえており、この名前が続く可能性ばかりか、更なる酷い改称が行われる危険性すら暴露してしてしまった。