球界トピックス
3月10日 オープン戦結果:BW1−1L
アジア予選日程決定! 幸か不幸か!? 初戦は準決勝リーグ1位チーム!
この日、都内のホテルでアジア野球連盟常任理事会が開かれ、アテネ五輪のアジア地区予選を兼ねた(2位以上で出場権獲得)アジア野球選手権(10月31日〜11月7日)の試合日程が決定。フィリピン,インドネシア,中国,パキスタンの4ヶ国で準決勝リーグが行われた後、韓国,台湾と共にシード扱いで決勝リーグから出場の日本は初戦となる11月5日に準決勝リーグ1位チーム,6日に台湾,7日に韓国と対戦する事になった。これに対して、血迷った上層部の人事により、全日本監督に任命された茂雄は「期待していた通りの理想的な組み合わせですね。初戦にやや力の劣る準決勝リーグ1位のチームと当たる事で、スタートを切り易いし、一方で台湾と韓国の分析が出来るメリットもありますよ、エヘヘヘ〜」と大喜び。しかし、監督が茂雄である事こそが最大の難点である全日本にとって、日程などは些細な問題に過ぎない。巨人監督時代から迂闊にロケットスタートを口にしては悉く失敗し続けてきた不吉な経歴を持っているだけに、むしろ、格下相手に不覚を取る最悪のスタートとなる可能性も十二分だ。
悪夢の茂雄効果! 藤井、拭えぬ違和感に開幕ローテ入り赤信号!
茂雄の暇潰しキャンプ行脚により、執拗にまとわりつかれて、接待投球を強いられた影響から左肘痛を起こしてしまった藤井だが、この日の投げ込み中に、予定より25球少ない段階で伊東投手コーチに投球中止を命じられた。痛みは薄れても、一向に拭えない違和感に苦しんでいる藤井に対して、伊東コーチは「痛みはないと言うが、違和感があると言うので(投げ込みを)辞めさせた。腕も振れてないし、開幕ローテに入るのは無理」と顔を曇らせた。若松監督も「(違和感から)変化球が投げられないんじゃな…。下半身も使えてない」と厳しい評価。一方、同じく接待投球の影響で右脇腹を痛めてリハビリモードの石井は、この日のMRI検査で回復の兆しが見えていると診断されたものの、調整遅れから開幕一軍は微妙な状態で「TV(でオープン戦)を見ていると、みんな投げているので焦ってしまう。痛みはないが、芯の部分が抜けない」と不安を覗かせた。