球界トピックス
3月9日 オープン戦結果:H1−3C,T5−3L,D15−5F,Bu2−2S,BW4−1M
札幌ドーム:巨人1勝1敗1分
YB 011001000 3
G 000000001 1
勝:グスマン2勝0敗
負:春風亭半ケツ0勝2敗
S:田崎2S
名手・川相、悪夢のフル欠場! 春風亭半ケツ、拙守三昧に失意のKO!
連覇へ最大のキーマンと目される名手・川相が絶好調ぶりを見せれば見せる程、茂雄の圧力が強まると言う悪循環に暗雲漂う巨人だが、この日も2番ショートの聖域にはニックンが居座り、名手・川相はベンチに追いやられる悪夢のオーダーが炸裂。これに愕然とし、動揺を隠せない巨人先発・春風亭半ケツは2回、水島新司にシメられて怒り心頭の古木に二塁打を浴びると、一死後、小川の平凡なショートゴロをニックンが腰高な姿勢で追う怠慢プレーをかまして、センターへ抜かれる体たらくで、やらずもがなの先制点を献上。続く3回にはT.ウッズにタイムリー二塁打を浴び、リードを2点と広げられる有様。6回には2番手・木村が一死一塁の場面で小川をサードゴロゲッツーに打ち取りチェンジ…と思いきや、これを茂雄のお気に入りであるルーキー・長田がエラー。直後に、マイケルにタイムリーを浴びる最悪の展開で3点目を献上。川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は5回まで僅かに1安打と沈黙していたが、その裏、七野のエラー等で一死一、二塁とタナボタのチャンスをゲット。しかし、ここでチャンスブレイカー・ニックンが2番にあるまじき無茶振りをかまして、空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、辟易とした阿部もファーストへのファールフライに倒れて、二者残塁と川相不在の弊害を大露呈。結局、9回にソーサ元木のタイムリーで完封を逃れるのが精一杯。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、怒涛の拙攻拙守で敗れるべくして敗れた巨人はこれで引き分け1つを挟んで4連敗と泥沼モード。身体的な故障者が次々と発生し、残ったメンバーも茂雄の嫌がらせにより、精神的ダメージを受け続けると言う地獄絵図に最早、巨人の連覇は絶望的と言う声もチラホラと聞こえ始めてきている。