球界トピックス

3月7日 オープン戦結果:H0−8TBu5−3S D−M(豊橋):雨天中止


 主力陣に故障者続出! マッスル千代の富士、右足裂傷! 斉藤は右手小指骨折!
巨人の主力に次々と故障者が発生している。左太腿に続いて右太腿まで痛め、開幕一軍が微妙な破戒僧・清原,この日から打ち込みを再開したとは言え、右肩痛の不安を抱えるペタジーニ,そして、この2人に代わり、4番を任されていたマッスル千代の富士までもが前日の日本ハム戦で右くるぶし付近を痛めていた事が発覚。二盗を決めた際に、左足のスパイクで右足を蹴って裂傷したもので軽傷ではあるものの、この日の練習は欠席し、8日の横浜戦の出場も微妙との事。更に、前日の練習中にノックの打球で右手小指を突き指し、この日、札幌市内の病院で検査を受けた斉藤も骨折していた事が判明。ギプスでの固定を余儀なくされた事からバットも振れず、開幕一軍は微妙になってきた江藤も右肘痛が完全には癒えていないなど、レギュラー候補は満身創痍の状態だ。そんな中、連覇へ最大のキーマンと目される名手・川相は相変わらず、ケガに強い所を見せて五体満足な上、打棒も冴え渡るなど、絶好調を維持しているが、皮肉な事に川相幽閉策の筆頭刺客・ニックンもインケツ続きながら五体満足な状態。巨人にとって、最大の不運はこれだけ故障者が出ようとも、ニックンが健在である限り、2番ショートの聖域から川相を隔離すると言う茂雄の陰謀に支障はないと言う事だろう。投手陣でも茂雄の嫌がらせ効果により、ヒゲ入来が肉離れを起こして、開幕絶望カリメロも右ふくらはぎ痛でスロー調整が続くなど、川相幽閉策の刺客以外がバッタバッタと倒れていく悲惨な状況に若大将・原監督は頭を抱えるしかなかった。

 小久保、手術すれば今季絶望!? 王さん、予想以上の重傷に大ショック!
チームの主砲だと言うのに、レギュラーポジションを8年にも渡って、架空キャラに奪われ続けると言うだけで、十二分に水島新司の呪いを受けてきた小久保。その呪い効果か、前日の試合で靱帯及び半月板損傷で開幕絶望の重傷を負ってしまった小久保がこの日、福岡市内の病院を退院。丸尾チーフトレーナーによると、「手術しなくても全治3カ月、すれば半年。開幕戦はしんどく、前半戦も厳しい」と語るなど、開幕どころか、今季絶望となる可能性まで出てきている。依然として右膝は腫れている状態で、13日にMRI検査を行う予定だが、アメリカでの手術も視野に入れていると言う。この日は小久保ショックの影響か、阪神相手に5安打完封負けと打線が完全に沈黙。これに対して王さんは「起きてしまった事は仕方ないが、愕然としている。主砲がいないのは大きな痛手だが、今いるメンバーで乗り切るしかない。指名打者でもいいから、一刻も早く復帰して欲しい」と沈痛な面持ちで語った。