球界トピックス

3月4日 オープン戦結果:H4−2S,T3−1C,Bu3−4BW


 執拗な川相幽閉策! 長田、21年ぶりの高卒ルーキー開幕一軍か!?
ニックンや茂雄の臭いがする事から、川相幽閉策の新たな刺客として警戒視されているルーキー・長田。案の定、暇潰しキャンプ行脚でも絶賛するなど茂雄は長田をいたく気に入った模様で、どこでも守れるが守れるだけのソーサ元木のごとく川相の出る機会を少しでも多く奪う為に本職のショート以外にもセカンド,サードと試させている。執拗な圧力をかけられた若大将・原監督はこの日、「開幕一軍に入る可能性は大」と苦渋のコメントを残した。巨人の高卒ルーキーの開幕一軍はチュウ(現バッテリーコーチ)以来21年ぶりで、名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を果たした今夜の松井さんですら果たせなかった快挙。それ故に茂雄の長田開幕一軍指令は忌み嫌う松井さんをもシメ倒す意図も含んでいる模様だ。確かに身体能力は高く、守備もプロのレベルに達しているとの評判だが、高いフライ処理は高校レベルである事を露呈。打撃でも早くもプロの壁にぶち当たっているなど、絶好調ぶりを見せつけている大ベテラン・川相とは格の違いを見せつけられているが、そんな事実は茂雄にとっては全く意味を成さない事だろう。長田がやるか否かと言う些細な次元の話はともかく、川相の出場機会が奪われるか否かは巨人の連覇の可能性を大きく左右する問題だけに若大将・原監督は頭を抱えるしかなかった

 五十嵐亮、ようやくブルペン入り! 開幕に間に合う可能性も!
キャンプ前に包丁で右手中指の腱を切断してしまうと言う大チョンボを犯し、二軍でのスロー調整を余儀なくされていた五十嵐亮がこの日、初めてブルペンで捕手を座らせての投球練習を行った。五十嵐亮にとって幸いだったのは、二軍調整していたおかげで茂雄の暇潰しキャンプ行脚から回避出来た事。余計な呪いを受けずにじっくりと仕上げてきた事で順調に回復を見せている。これに対して、若松監督は「彼の場合、速い球さえ投げられる様になれば何とかなる。ギリギリだが、開幕に間に合うかもしれない」と、一時は絶望視されていた開幕一軍の可能性が見えてきた事で心なしか明るい表情を浮かべていた。