球界トピックス
3月1日 オープン戦結果:BW−T(GS神戸),M−S(鹿児島):雨天中止
福岡ドーム:ダイエー1勝1敗
G 010004000 5
H 002000000 2
勝:ノリダー柏田1勝0敗
負:山田0勝1敗
S:木村1S
本:小久保1
名手・川相、好守連発で絶大な存在感! 破戒僧・清原、開幕絶望か!?
茂雄の怒涛の嫌がらせ攻勢により、今年も川相不在と言うベストオーダーとは程遠いメンバーを強いられ続けている巨人。この日も2番ショートの聖域にはチャンスブレイカー・ニックンが居座り、名手・川相はベンチへ追いやられる悪夢の展開が炸裂。これにより試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭の清水が内野安打で出塁するも、ニックンはサードゴロで清水は二塁で封殺と相変わらず、2番にあるまじき考えなしのバッティングをかます始末。これでガックリきた斉藤もサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了と早くも川相不在の弊害を大露呈。一方、巨人先発・上原はその裏、3三振2四球と全てバッテリー間でカタを付けると言う川相不在のバックをまるで信用していないかの様な力任せの投球を展開。直後の2回、巨人は無死一、三塁のチャンスに江藤のサードゴロゲッツーの間に1点を返すと言うショボい形で辛くも1点を先制するも、3回、川相不在を補う為の全力投球モードで早くも疲れの色が見え始めた上原が小久保に逆転2ランを浴びて、失意の降板。この日も毎回走者を出しながら、一向に点を奪えない拙攻三昧を展開していた巨人だったが、6回、ダイエー2番手・山田の制球難により、一死満塁のチャンスを掴むと、マッスル千代の富士,阿部と連続押し出し四球と言うショボい形で逆転に成功。ここでようやくソーサ元木のタイムリーが飛び出し、この回、4点。その裏から、ようやく名手・川相がサードの守備に登場すると、この回からマウンドに上がった河本組長が1回を3人でピシャリ。7回からは河原、8回からは木村といずれも川相がバックにいる事による絶大な安心感に伸び伸びと投げ込み、川相の所へ打球を集める頭脳的投球で無失点の好投を展開。8回に打席が回ってきた川相は茂雄の執拗な幽閉策で生きた球を打つ機会を奪われ続けた影響から、粘りながらも無念の三振に終わった事が悔やまれるが、V2へ最大のキーマンたる存在感を見せつけた。この日は左太腿痛が回復しつつあった破戒僧・清原が今度は右太腿に痛みを訴え、開幕一軍が微妙となり、シメ倒して国外へ追いやった今夜の松井さんに代わる大砲として獲得したペタジーニが右肩に強い張りを訴えて、試合を欠場するなど、茂雄のお気に入り戦力が次々とダウン。いずれも川相幽閉策の刺客ではない事が茂雄にとっては唯一の救いだが、徐々に茂雄に向かい風が吹きつつある。しかし、嫌がらせにかけては球界随一の知謀を誇る男だけにまだまだ予断は許せない状況だ。
激震! ショート、アナウンス上の登録名はフルネームに!
第5の助っ人扱いだったショートだが、詐欺師ローズが詐欺がバレそうになって(とっくにバレていたが)、自らアメリカへ逃亡した事により、開幕スタメンのチャンスが訪れている。実況で攪乱して欲しいと言う意味で弊社からも期待されているが、この日、そんな弊社の期待を無惨に打ち砕く出来事が起きた。オープン戦の為に鹿児島入りした千葉マリンスタジアムのウグイス嬢が「サード・ショートでは紛らわしいのでアナウンス上の登録名はフルネーム(リック・ショート)になりました」と語ったのだ。これが千葉マリンのみでの決定なのか、ロッテ球団として全球場に対しての決定なのかは不明だが、少なくとも小坂に代わって、ショートの守備につく機会があったとしても、「ショート・ショート」のアナウンスが千葉マリン内で聞かれる可能性は完全に断たれてしまったのだ。この決定により、ラジオやテレビの実況でもフルネームで呼ぶ様になる可能性も十分にありうると言っていい。先月23日に都城で行われた広島戦では「サード・ショート」と言う訳の分からないアナウンスにファンは大喝采を浴びせていただけに、この決定には落胆の色を隠せない。