球界トピックス

2月22日 オープン戦結果:YB8−3S F8−5D


 古木、怒りの猛打炸裂! 山下監督、打線爆発で白星発進!
いよいよオープン戦が開幕となったこの日、恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」でシメまくられている横浜が怒りの打線爆発で快勝を収めた。同作品では右肘手術の影響で投球練習もままならないハマのチンピラが何故かいきなり先発と言うセ・リーグ情報を全く調査していない事を露呈させる愚かな展開が繰り広げられたばかりか、FA権取得目前の山田太郎を横浜どころかセ・リーグに移籍させる気すら毛頭ないくせに、地元だからと横浜陣営に移籍を期待させまくり、煽りを食らった現4番候補の古木はこの上なくシメられた格好となった。この惨い扱いに激昂した古木はダメ押し2ランを含む3安打3打点の大当たり。他の面々も怒っているのか、山田ごとき腹黒捕手はいらんとばかりにつるべ打ちで12安打8点を奪う猛攻を展開。投げては「山田」は俺一人で十分とばかりに山田博士が1回を無安打に抑えるなど、継投が無難に決まり、山下新監督の初陣を飾った。

 マック鈴木、右ふくらばき肉離れ! 全治3週間で開幕一軍赤信号!
石毛監督から地元開幕投手として指名されているマック鈴木の開幕一軍に赤信号が灯った。前日の紅白戦登板前から右足に違和感を覚えていたと言うマック鈴木はこの日、病院でMRI検査を受けた所、「右ふくらはぎの肉離れで全治3週間」の診断を下された。井筒チーフトレーナーは「肉離れにも程度があるが、今回は軽いものではなく、しばらくは安静が必要。再発しやすい箇所なので様子を見ながら治療する事になる」と語り、投球再開は3週間後と言う見込みでリハビリメニューを組んでいく方針を示した。また、こちらも新戦力であるテスト入団の佐野は紅白戦に初登板。2番手としてマウンドに上がった佐野だが、テカテカ投法が炸裂せず、2回を5安打3四球の4失点と大乱調。石毛監督は「やられたけど、低めをつく意識は感じられた」と庇ったものの、佐野は落胆の色を隠せなかった。現有戦力だった具,小倉と言ったローテ候補が好投したのは救いだが、最下位脱出には新戦力の躍進が期待されるだけに楽観とはしていられない状況だ。

 積極果敢な機動力野球に手応え! ミラバル、5回無失点の好投!
山下監督に負けじと、ヒルマン新監督率いる日本ハムも初戦は白星スタートとなった。投げては、開幕投手候補の先発・ミラバルが5回を3安打無失点の好投を展開。打っては2回、二死一、二塁の場面で飯山のファーストフライをクルーズが落球した隙に、二塁走者のミスタースナイパー・坪井ばかりか、一塁走者の田中幸まで長躯生還する積極的走塁で2点を先制。更に、5回には古城の果敢な走塁による二塁打を皮切りに5安打を集中して、一気に5点を奪い、突き放した。2番手・関根が2回を5失点と課題を残したものの、積極的な機動力野球の浸透にヒルマン監督は「本当に幸先のいいスタートが切れたと思う」と確かな手応えを感じていた。