球界トピックス

2月21日


 茂雄、暇潰しキャンプ行脚第11弾! アジア予選を視野に陳へ嫌がらせ!
セ・リーグ全球団をシメ倒し、残す所、あと2球団となった茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、この日はダイエーがターゲットと化した。茂雄が真っ先にブルペンに向かったのを見た王さんは、既に、期待のルーキー・和田が左肩痛でぶっ壊れてしまったと言うのに、この上、新垣まで潰されてはかなわないと緊急避難を指示。避難しそびれた面々の中に寺原がいた事で、茂雄はこれに目をつけるかと思いきや「あの球威は目を見張るものがありました。この時期、あれだけいい球を投げる投手を初めて見ましたよ、エヘヘヘ〜」と、意外にも寺原ではなく、寺原と同期の神内の方に注目したものの「えー、神月、神浦? いや神内ですか」などと、相変わらず、名前もロクに覚えられない有様。一方、寺原は「(茂雄の事は)気にはなったが、投球フォームが悪かったので自分の事で精一杯」と、イマイチ調子が上がっていなかった事が逆に幸いし、難を逃れた格好となった。また例によって、アジア系外国人を弾圧したくて溜まらない様子の茂雄はティー打撃を行っていた新助っ人・陳文賓にも近付き、またもや訳の分からないアドバイスを炸裂。流石に、陰謀にかけては球界随一の知謀を誇る茂雄。陳は台湾代表に選ばれる事が濃厚とあって、アジア予選へ向けての不安要素を早めに叩き潰しておくと言う意味も含めて、正に、一石二鳥の嫌がらせとなった

 黒騎士、紅白戦初登板! 3回をパーフェクトの好投!
弊社期待の新助っ人・黒騎士ことバーンがいよいよ紅白戦に初先発。この日は最速150kmとストレートが冴え渡り、カーブやチェンジアップのキレも良く、3回を3三振のパーフェクトに抑える好投を展開した。実戦での制球が課題とされていたが、まるで不安はなく、外野に1本も飛ばされない完璧な内容に「今日の結果には満足している。とにかく勝ちに繋がる投球がしたい」と、黒騎士はニッコリ。ボールを受けた的山は「パウエルとはタイプも違うけど、凄い球を投げる」、久保投手コーチも「期待以上。岩隈,パウエルに続く先発の柱になって欲しい」と絶賛。また、偵察に来ていたダイエー・豊倉チーフスコアラーも「聞いていた話と違う。パウエルと同等の力がある怖い存在」と警戒を強めていた。