球界トピックス

2月20日


 またもやも川相幽閉策炸裂! 絶好調の名手・川相、打席に立てず!
他球団のキャンプに行脚していようとも、茂雄は川相幽閉策の手綱を緩める気は毛頭ない様だ。最初の紅白戦で絶好調ぶりを見せつけた川相の活躍と自分が指導してしまった為に江藤の右肘痛が再発してしまった事にヤバいと察知した茂雄は例によって圧力をかけた模様。この日、レギュラー(白組)と控え(紅組)に分かれて行われた紅白戦で当然の様に白組に入った川相だったが、2番ショートの聖域にはニックンが入り、投げる事すら出来ない江藤はDH、そして、サードには何とソーサ元木が4番で入り、川相はベンチへ追いやられる悪夢の展開となった川相不在で重苦しいムードが漂う白組は初回、紅組先発の上原を相手に二死一、二塁のチャンスを掴むと、ここでペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ3ランを叩き込み、先制。名手・川相は5回を終わった所でようやくソーサ元木に代わってサードの守備に登場川相の絶大な安心感により、河原は2回を無難に抑える好投を展開したが、試合は6回で終了となり、川相に打席が回ってくる事はなく、茂雄の嫌がらせはまんまと成功する事に…。今年もこの愚かな策謀が炸裂しまくるとなると、巨人のV2への道は果てしなく険しいものとなりそうだ。

 茂雄、暇潰しキャンプ行脚第10弾! 呪い効果で次々と故障者発生!
全球団が戦慄を覚え、警戒体勢を深めている茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、この日はここまでセ・リーグで唯一、難を逃れていた阪神がついに被害を受けた。ヤクルトの期待の左腕が次々と葬られ、霊感投手・松坂(西武)が控え相手にメッタ打ちを食らうなどの各所で繰り広げられてる地獄絵図を何とか回避したい星野監督はこの日が茂雄の誕生日である事を嗅ぎ付けると、「祝ってやるから、サッサと大人しく帰ってくれ」と言わんばかりに、花束と巨大バースディケーキをくれてやった。しかし、このプレゼントに歓迎されていると勘違いした茂雄はせめてものお礼とグラウンド中を駆けずり回り、多くの選手が訳の分からないアドバイスを受ける羽目に…。この茂雄のいらぬ行動により案の定、不吉な展開が待ち受けていた。まずムーアの投球を受けていた矢野が右膝を打撲し、紅白戦欠場を余儀なくされると、その紅白戦で先発した井川の左太腿にアリアスの打球が直撃し、KO。更に、TERUも足にボールを受けて、途中交代と、何かに取り憑かれたかの様に次々と打撲傷でのリタイアが続出。こんな事なら遠回しではなく、ストレートに「来るな」と言うべきだったと星野監督は頭を抱えるばかりだった