球界トピックス

2月12日


 黒騎士、フリー打撃に初登板! 制球に課題も梨田監督は大満足!
この日、弊社期待の新助っ人・黒騎士ことバーンがフリー打撃に初登場。藤井、武藤に対して、53球を投げ込んだ。ヒット性の当たりは殆ど浴びなかったものの、半分以上の32球がボール球。ブルペンでは丁寧な投球で低めにボールを集めていただけに、実戦での制球に課題を残したが、当の黒騎士は「初めてのマウンドだったし、特に制球が乱れたとは思わない。感じは良かったし、心配ない。開幕はまだまだ先だし、そう焦る事はないよ」と平然としていた。これに対して、パウエルと合わせて30勝を期待していると言う梨田監督は「カットボール等を使い十分に評価出来る内容。全然心配いらない」と、余裕たっぷりのコメントを残し、21日に行われる予定の紅白戦の先発に任命した。一方、ポスティングシステムでのメジャー移籍に失敗した大塚が残留契約をゴネている隙に、ストッパーの座を虎視眈々と狙っていたアゴくらは投球練習後のサーキットトレーニング中にぎっくり腰に陥り、練習を早退。岡本,赤堀ら、ポスト大塚候補から一歩出遅れる事となった。

 江藤猥褻事件の恐喝犯、1年4ヶ月の実刑確定!
2000年の10月、日本シリーズを控えて宮崎でミニキャンプを行っていた際、絶好調ぶりを見せつけていた名手・川相をシリーズでスタメン起用しようとしない茂雄の嫌がらせ采配にぶち切れて、女性に暴行・猥褻行為を働いた挙げ句に解雇された杉山の裏で、ひっそりと猥褻行為を働いていたとされる江藤の件で「マスコミを抑えたいなら1000万円ぐらい用意しろ」と恐喝を働いていた平野栄一被告(33)の裁判が、この日、行われた。最高裁第三小法廷は「恐喝未遂で有罪」とした二審東京高裁判決を不服とする平野被告の上告を棄却。懲役1年4ヶ月の実刑が確定する事となった。