球界トピックス
2月10日
茂雄、暇潰しキャンプ行脚第4弾! 期待の若手・栗原が犠牲に!
この日、ただでさえ、小林が椎間板ヘルニアの手術を受けて前半戦絶望となった事で重苦しいムードの漂う広島の沖縄キャンプに茂雄が「暇潰しキャンプ行脚」にやってきた。今回の犠牲者は、昨年のウエスタン・リーグ打点王に輝いた期待の若手・栗原。「右膝に体重を残してバーンといけば、打球はガーンと行く。右膝で爆発! そこでパンチだ」などと、十八番の擬音を連発した訳の分からないアドバイスを炸裂させ、栗原を混乱の渦に巻き込んだ。しかし、世論を味方につけている茂雄を批判する程の度胸も実績もない栗原は「体で表現してくれるのでイメージが伝わり分かり易かった」と、引きつった笑顔で茂雄を持ち上げるしかなかった。
リナレス議員、ようやく来日! 山田監督、事実上の引退勧告!?
レッドソックス入りしたいが為に夫人の家庭の事情だの、北朝鮮の攻撃が怖いだのと、取ってつけた様な理由を並べ立て、来日を拒否している新助っ人・ミラーの獲得を断念する方向で決まった中日だが、まだまだ助っ人で悩まされる日々が続きそうだ。昨年途中から入団したキューバの至宝・リナレス議員がこの日、ようやく来日。キャンプ初日から参加の予定が大幅な遅れとなった。これに対して、山田監督は「二軍スタートになる。はっきり言って、戦力としては考えてない。10日以上も遅れて来て、オープン戦だけ出せと言われても通らない」と、キューバの至宝と言えども特別扱いする気は全くない模様。年齢的にも衰えの隠せないリナレス議員だが、キューバと良好な関係を築く為にも1シーズンだけでお払い箱には出来なかった中日はオープン戦等の状態から戦力とするかコーチ見習いとして扱うかを判断する方針だった。しかし、山田監督のこの発言は事実上の引退勧告と言っても過言ではなく、リナレス議員は来日早々、崖っ淵に立たされた。
佐野、入団テスト合格! 3年ぶりの日本球界復帰へ!
この日、オリックスはキャンプ初日からテスト生として参加していた佐野を正式に獲得する事を発表。2000年に中日から自由契約にされた佐野はトライアウトに参加するも、国内からはお呼びがかからず、米独立リーグなどでプレー。マック鈴木,吉井と、石毛監督がアメリカ帰りの投手にご執心である事に目をつけ、オリックスのテストに参加。親友の野茂(ドジャース)をキャンプに呼び、石毛監督にアピールさせるなど、巧みな根回しを駆使して合格を勝ち取った。年俸は僅かに500万円(推定)ながらも、3年ぶりの日本球界復帰に喜びを隠せない佐野は「自分の力を出せば大丈夫だという気持ちでやっていた。これからはスキのある選手は蹴落として這い上がる」と意欲を見せた。尚、背番号は「68」に決定。
内藤,スクルメタ,ネルソンで「シブがき隊」結成か!?
グラッデン(元巨人),ラミレス(ヤクルト)と数々の寿司職人を輩出してきた日本球界だが、新たに寿司職人トリオが結成された。春季キャンプ2度目の休日となったこの日、内藤,スクルメタ,ネルソンの新助っ人3人が高知市内の寿司屋を訪れ、和食ランチを堪能。マスコミにそそのかされた3人は食後、割烹着に身を包む寿司職人モードへ変身し、寿司作りに励んだ。自ら握った寿司を食したスクルメタは「アメリカでも寿司を食べた事はあるが、自分で握ったのは初めて」と、ご満悦だった。寿司職人トリオと言えば、思い出されるのは「スシ食いねェ!」でヒットを飛ばした「シブがき隊」。ジャニーズ顔とは程遠い、おっさん顔の3人だが、弊社ではダイエーの「シブがき隊」に認定する事を検討している。